1. アコギ担当者がお伝えしたい「失敗しないアコギの選び方!」part.2 ~2本目のギター&一生モノのギターを選ぶ人向け編~

アコギ担当者がお伝えしたい「失敗しないアコギの選び方!」part.2 ~2本目のギター&一生モノのギターを選ぶ人向け編~

「今使っているのも良いけど、2本目のギターを検討したい」「一生使えるものを持っておきたい」とお考えの方!必見ですー!

こんにちは!梅田ロフト店のアコギ担当、シモモリです。

下森

前回【Part.1】では初めてギターを買う方へ向けてご案内しましたが、「良いギターが欲しいなぁ」と思っているあなた!今回はこの記事をもってあなたのギター探しをお手伝いいたしますよー♪

目次


「安くて良いギター」は…

まず最初に申し上げておかなくてはならないことがあります。

長く使えるギターを探そうとした時に、直面する事実…

「良いギターは高い…!!」

しかし、なんとかして良いギターをお得に手に入れたい。私もギター大好き人間の一人として色々なギターを(それこそ、楽器業界で仕事をするようになってからだけでも、年間200本以上、10年は毎日色々なギターと向き合って)見てきましたが

本当の意味で、”安くて良いギター”というものはありませんでした。

安くて良さそうなギターは山ほどありましたが、本当に良いギターと比べるとやはり音に明確な差があったり、仕上がりが雑であったり、致命的な弱点があったり、、、

そもそも良いギターというのは割れたら直す、フレットが減ったらリフレットする、弦高が上がったらネックを外して角度調整して再セットアップする...etc、直しながら一生使っていけるものなのです。むしろ、自分の次の世代にも引き継いで弾いていけるのです。安いギターを何年かに1回買い替える、ということを考えるとそんなに高いものではありません。

次の項からはシモモリ流”良いギターの選び方”をご紹介いたします!

単板と合板、どちらがいい?

アコースティックギターはブックマッチ(※)のトップ&バック、そこに曲げたサイドをくっつけて箱を作ってネックを差し込み作られています。単板というのはその工程を一枚の木の板で作られているものです。逆に合板というのはいわゆるベニヤ板、一枚の木の板を何枚か重ね合わせて厚みを出しているものになります。単板は合板に比べて割れやすく音の響きが豊かです。合板は強度が非常にしっかりしている分思いっきり弾いても単板のように音が前に飛んでいきません。それぞれに長所と短所があり、特に目の前で弾いてもらった時にはっきりと違いが出ます。その違いを少しでも感じてもらえるよう、動画を撮影しましたのでご覧下さい!必ず、イヤホンを使用してご視聴ください。スマホやPC内蔵のスピーカーでは立体感が無いため分からないです(汗。

[※ブックマッチ―本を開くように縦に割って貼り合わせることで左右対称の綺麗な一枚の板にすること]

Taylor 114ce CF(トップ単板&サイドバック合板)

Taylor 614CE(オール単板)

合板を使用したモデルよりもオール単板のモデルの方が、たくさんの音が前に出てくる感じがしませんか?いずれもボディサイズは同じです。材質は若干違うのですが、そもそもそのポテンシャルの違いがお分かりいただけましたでしょうか?単板は加工が難しく、高いグレードの木を使用しているので合板を使ったものよりも高価になりますが、はっきりと違いが出ています。

各サイズごとの違い

それでは次に、各サイズごとの違いをご説明します。大きなサイズのモデルほど倍音が多く、迫力がある反面、大音量で鳴らし切るにはピッキングのパワーも必要です。逆に小さなサイズのモデルは倍音がすっきりしていて各弦音の分離がしやすく、優しくつま弾いた時にも音量が大きい反面、思いっきり弾いてもビッグサイズのモデルほどの迫力は出ません。ここで出てきた倍音というのは、6本の弦が振動して出る音のまわりにくっついてくる微細な音のことです。と、いっても文章ではなかなか伝わりづらいかと思いましたので同じ材質でサイズ違いの2モデルを比べられるように動画を撮ってみました。最後の「ジャラ~ン・・・・・」のあとに減衰していく音を集中してよく聴いてみてください。こちらも必ず、イヤホンを使用してご視聴ください。

HISTORY NT-S4(OOOサイズ=小さめ)

Martin D-28(Dサイズ=大きめ)

大きなモデルの方が大きく、減衰も遅いはずです。これは、非常に多い倍音が新たな倍音を呼び出し、ゆっくりと消えていっているからです。倍音が多い大きいサイズは迫力のあるソロや少数編成のユニットでオーケストラサウンドを狙うのに最適。対して倍音がすっきりとしている小さいサイズはレコーディング、バンドアンサンブルに最適ですが、もちろんソロにも多くの方が使っておられます

最終的に”好み”になります(笑)。

各材質ごとの音の違いとブランドごとの特色

アコギにはどんな音のバリエーションがあるんでしょうか?自分はどんな音が好きなんでしょうか?

明るい音、暗い音、抜けの良さ、、、etcを各ブランド&材質ごとに撮ってみました!特記がない限りトップ板はスプルースに限定し、サイドバックの違いを比べられるようにしています。簡単にコメントも入れてみましたので、参考にしながら自分の好みの音色を探してみて下さい♪こちらも必ず、イヤホンを使用してご視聴ください。

HISTORY

NT-S4(OOOサイズ/ローズウッド単板)

低域
中域 ☆☆☆
高域

NT-S3(OOOサイズ/マホガニー単板)

低域 ☆☆☆
中域
高域 ☆☆
シモモリ・コメント

ローズウッドは低音と高音が非常に良く出て、音のレンジが広いイメージ。マホガニーは中域が特出している分、音がまとまって綺麗に抜けるイメージが分かります。

Gibson

J-45(ジャンボサイズ/マホガニー単板)

低域 ☆☆
中域
高域 ☆☆☆
シモモリ・コメント

とにかく男らしいドコドコという鳴り方!まさにギブソンサウンドですね!繊細さはあまりないのですが、ブルースやロックに最高にマッチします♪数々のミュージシャン、シンガーソングライターが愛用する名器ですね。

K.Yairi

LO-120C LTD(中くらいサイズ/ローズウッド単板)

低域 ☆☆
中域
高域 ☆☆
シモモリ・コメント

ヤイリのギターは全般的に「あたたかみのある音」が感じられます。どのシリーズでも木の素直な鳴りが聴き取れますので、この音が心地よくて大好き!という方はヤイリに絞って探してみるのも良いと思いますよ!

YAMAHA

LL36ARE(大きめサイズ/ローズウッド単板)

低域
中域
高域
シモモリ・コメント

国産アコースティックギターはYAMAHAの「FG-180」と「FG-150」から始まりました。ギターのみならず様々な楽器を作っている老舗だからこその木材ストックと高い技術で定評のあるヤマハは非常に倍音豊かで潤いのある音色が特徴ですね。

Taylor

614CE(中くらいサイズ/メイプル単板)

低域
中域
高域

224CE(中くらいサイズ/オールハワイアンコア[トップのみ単板])

低域 ☆☆
中域 ☆☆
高域
シモモリ・コメント

アメリカではトップシェアを誇るアコースティックギターブランド「Taylor」はエレアコも有名です。メイプルを使用した614CEはすべての音域でバランスが良く、オールハワイアンコアの224CEはやや硬質なイメージです。音量と音圧はやはりオール単板が圧倒的に響きます。

MATON

Maton SRS60C(Dサイズ/クイーンズランドメイプル単板)

低域 ☆☆☆
中域 ☆☆
高域 ☆☆
シモモリ・コメント

オーストラリアで長い歴史を持つブランド、Matonは抜けの良さがピカイチ!軽快でカッティングフレーズも心地よく弾けます。指で弾いてもピックで弾いてもGood!違うモデルでブラックウッドを使用しているシリーズは中低域もぐっと出てきます。2018年3月18日にMatonのイベント&フェアを行いますので、是非来てくださいね♪

Martin

D-28(Dサイズ/ローズウッド単板)

低域
中域
高域

CTM OOO-28(小さめサイズ/ローズウッド単板/オーダー品)

低域
中域
高域
シモモリ・コメント

アコースティックギターの王道、Martin。D-28はド定番機種の名に恥じぬ迫力の鳴り。CTM OOO-28はこのときに私がオーダーした、トップを選定イタリアンアルパインスプルース単板+アディロンダックスプルースブレイシング&選定インディアンローズウッド単板の特別モデル。通常のOOO-28とは根本から鳴り方が違います!タイトでパワーがありレスポンスも抜群です!・・・うちにしかないので是非弾きに来てください♪

最後に

ギター選びは非常に楽しい時間です。自分の好みの楽器を相棒にできた時の喜びは言葉にできない程です。試奏をしたことがない方も、弾き比べ動画でやっていることを真似していただければそこまで難しくはないと思います。E→Aadd9→A→E→Esus4→E・・・の単調な循環コードでその楽器の音色は十分にわかります。是非お時間のあるときにでも、店頭にお試しに来てください♪あなたの楽器選びを私シモモリとスタッフ全員でサポートいたします♪♪

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