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バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.36」
江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第36回目は、金曜日にレッスンしている川島夏奈江先生です。
バイオリン科講師 川島夏奈江
ヴァイオリン科講師の川島です。
今回は、アイリッシュについてお話しようと思います。
アイリッシュ音楽とはイギリスの『アイルランド』で伝統的に演奏されている音楽のことです。日本でいうとロンドンデリーの歌が有名かと思われます。
クラシックとは違いリズム感のある踊りのイメージが高くあり、弾き方なども少し変わってきます。
使われる楽器が、バグパイプ、ティンホイッスル、アイルランドを象徴するといわれているハープ、そしてヴァイオリンを英語読みしたフィドル…などあります。
席に座りステージ上の演奏を観客が静かに聴くような雰囲気はアイリッシュにはなく、アイリッシュパブなどお酒を飲みながら気軽に聴いたり演奏したりすることが多いです。アイルランドの曲はダンスメインのものが多いため、ダンスと一緒に演奏されることもあります。
基本クラシックのように楽譜に書いてある音符をしっかりそのまま弾くこともなく、セクションによってとどんどんフレーズが変化していくのが特徴です。
色々な装飾音や、独自のフレーズを織り交ぜ楽曲をアレンジするというどう変わっていくのか聴いていて楽しくなるアイリッシュ。なかなか聴く機会はないかと思いますが、動画サイトなどで一度検索してみてはいかがでしょうか。クラシックとは違い全然雰囲気の違うヴァイオリンが味わえると思います。
スタッフより
民族音楽でのヴァイオリンの活躍、とても興味深いです。
特定の音楽ジャンルばかりではなく、異国の音楽に触れてみると視野も広がり、新しい音楽の楽しみ方が発見できそうですね。
ここでアイリッシュ音楽には欠かせない楽器の一部をご紹介します。
「ティンホイッスル」といいます。
6つ指穴があり、息を吹き込めば簡単に音が出るので、リコーダーを吹いた経験のある方ならすぐに上達できる楽器です。そして安価で手に入りやすく、簡単に音を出せるのでアイルランド音楽の入門楽器として最適です。
その他にもアイルランド音楽に欠かせない楽器としてバグパイプなどが挙げられます。気になった方は是非調べてみてください。
次回は、黒田由貴子先生です。お楽しみに。
体験レッスンのお申込みはこちらです。
前回までのと・り・こ
バイオリンのと・り・こ Vol.27黒田由貴子先生 「普段とは違う練習場所」
バイオリンのと・り・こ Vol.28上杉典子先生 「美術館展とロシア芸術」
バイオリンのと・り・こ Vol.29川島夏奈江先生 「メンテナンス」
バイオリンのと・り・こ Vol.30黒田由貴子先生 「チューナーの紹介 その1」
バイオリンのと・り・こ Vol.31上杉典子先生 「ヨーロッパのクリスマスとクリスマス協奏曲」
バイオリンのと・り・こ Vol.32黒田由貴子先生「チューナーの紹介 その2」
バイオリンのと・り・こ Vol.33川島夏奈江先生「音のデジタル化と生音について」
バイオリンのと・り・こ Vol.34黒田由貴子先生「チューナーの紹介 その3」
バイオリンのと・り・こ Vol.35上杉典子先生「イギリス音楽の歴史」
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