![もはや恒例になってきた、『石本の気まぐれ弦交換』記事。皆さま、ご自宅にあるギターの弦交換は定期的に行っていますでしょうか? といった方も少なくないと思います。 クラシックギターの弦は切れにくいとはいえ、切れます!しっかり劣化していきます。。。ですので、簡単に弦交換についてご紹介してまいります~。 C […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/expocity/wp-content/uploads/sites/171/2024/02/20240222-clagen.jpg)
もはや恒例になってきた、『石本の気まぐれ弦交換』記事。皆さま、ご自宅にあるギターの弦交換は定期的に行っていますでしょうか?
- 家に眠っている
- 時間に余裕ができたから再開したい
- いつ弦交換をしたか覚えていない
といった方も少なくないと思います。
クラシックギターの弦は切れにくいとはいえ、切れます!しっかり劣化していきます。。。ですので、簡単に弦交換についてご紹介してまいります~。

ギター担当石本ゆかり
謎にピンボケしてる約5年前の写真を使い続けるわたし・・・。
そんなところもありますが、ギターの弦交換は大好きです!どれがいいかな~と一緒に選ぶところからご案内いたします。
クラシックギターの弦交換ペース
エレキギターやアコースティックギターと比べ、弦が切れにくいと言っても、定期的な弦交換は必須です。ではいつ頃なのか??
できれば3ヵ月スパンで...
あくまでもわたしの希望です。練習頻度や保管状況によって変動いたしますので、あくまでも目安としてお考えください。
弦交換の流れ
ご自宅で冬眠していた祖父のギター―を引っ張り出してきたと、現交換のお申込みをいただきました。
「起きるんやで~。これからいっぱい弾いてもらえるんやで~!!」と念を入れながら弦交換しました。その流れをご紹介します!
まずは楽器の状態確認から
長く眠っていた事がわかりますね。弦が切れていたり、ホコリがたまっていたり、、、。そして、このギター実はクラシックギターなのですが、4,5,6弦にアコースティックギター用の弦が張られていました。しかも弦の色もかなり変色してしまっています...。
ご案内プラン
- 弦交換
- フレット(銀色の部分)の磨き
- 指板のメンテナンス・オイル塗布
- 全体の磨き上げ
まずは弦を外して、メンテナンス
気合いを入れて弦交換スタートです!今回もやりがいがあるやろな~と思いながら、弦を外します。
下の画像を見ていただきたいのですが、左側のお手入れ前もなぜかそこそこ綺麗に見えちゃう(笑)ですが、銀色のフレットの部分に輝きがなかったり、指板も乾燥とホコリっぽく少し白くなっています。
ということで、汚れ・ホコリを落とし、もう一度クリーニングをして、フレット汚れと格闘し、真心こめてオイルを塗りこんでいきます。

どこにどうピントがあっているのか不明ですが...お手入れをすることで新品の輝きがよみがえります!特にこの時期は乾燥も進むので、オイル・ワックスや近年流行している蜜蝋なども使って保湿も行います。

今回はLa Bella(ラベラ)の弦を使用
多くの人がご存知のAUGUSTINE(オーガスチン)でも良かったのですが、少しずつ使用アーティストも増えてきているLa Bella(ラベラ)のスタンダード弦をご提案しました。

2001 Classical MHT2001 Classical MHT ミディアムハード・セット
イタリア発祥、ニューヨークに本社・工場を構え、最新設備とハンドメイド工程を高次元でバランスさせるLA BELLA(ラベラ)。
アンドリューヨークをはじめ世界中のトップアーティストに愛され続けています。
■Clear Nylon
①.029 ②.0335 ③.041
■Silver-Plated Wound
④.0285 ⑤.0355 ⑥.0435
弦を張っていきます
・・・カメラロールを見たところ、時空が一気に飛んで、弦が張り終わってました!

最後の仕上げで磨き上げ
外観に汚れなどがないか再度磨き上げをします。表・側・裏、そしてネック裏などもすべて最終確認を行います。さらっとした仕上げのため、薄くポリッシュを付けて念には念を入れて磨きます。

弦交換終了!
今回初めて完成後の写真を撮影できました!(そうしたら弦を張るところを撮り忘れたんですが...いつ完璧な感じで完成するのかは首を長くしてお楽しみに~)
そんなに変わっていないように見えるかもしれませんが、実物を見るとホコリもなくなり、指板もキレイになり、フレットもピカピカになりました。

どの弦にするのか、どの辺りまでお手入れした方がいいのか等、何なりとご相談くださいませ!精一杯ご提案させていただきます。
ご予約方法
店頭へいつでもお持ち込みいただきますと、弦交換いたします。もちろんお電話でご予約を取っていただいても問題ございません。
おおよその所要時間
店頭の混雑具合などで変化しますが、1時間~2時間ほど余裕をもってご来店頂きますと幸いです。原則当日中のお渡しができるように意識しております。
弦交換承ります
クラシックギターの関連情報
だいたい約15本ぐらい展示しております!
不定期にフェアを開催しています。また、ショートスケール(弦長630mm)を多めに展示しております。
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
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