【吹田・北摂】ギター/ベースの弾きやすい状態って?担当者との1問1答で分りやすく解説します!その①【点検会予約できます】

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2023年11月12日

皆さまこんにちは。 島村楽器エキスポシティ店 横山、隅田です。 もうすぐ当店ではギター・ベース・ウクレレの点検会が開催されますが、初心者さんはそもそも「楽器の弾きやすい状態ってどんなもの…?」という疑問を持っているかもしれなかったり、もっと言うと、私がビギナーだった当時の様に「とても弾きづらい状態の […]

皆さまこんにちは。

島村楽器エキスポシティ店 横山、隅田です。

もうすぐ当店ではギター・ベース・ウクレレの点検会が開催されますが、初心者さんはそもそも「楽器の弾きやすい状態ってどんなもの…?」という疑問を持っているかもしれなかったり、もっと言うと、私がビギナーだった当時の様に「とても弾きづらい状態のギター」「まぁこういうもんか、弾きづらいけど練習不足なのかな…😥」と楽しめずに弾き続けている方もいるかもしれない…と思いました。

せっかくなので、今回点検会を担当する(普段はエレキギターの担当の)隅田さんを「ギターの状態やコンディションのことを教えて」って質問攻めにしようと思います。内容はエレキギター中心になりますが、他パートの皆さんもきっと参考になる内容のはず!それではどうぞ!

2023/11/30(水)更新 点検会は一旦受付終了しましたが、お持ちの楽器の気になる点はぜひお気軽にお問合せ下さいませ!

質問①点検会ではどんな部分をチェックするの?

点検会ではまず、お持ちいただいた楽器の状態チェックを行い、調整すべき場所を割り出していきます。

ネック、ボディ、各パーツ等の状態を確認し、それぞれ調整を行っていきます。

主な調整としては…↓↓

ネック調整(エレキギター/エレキベース/アコースティックギター)

ネック調整(エレキギター/エレキベース/アコースティックギター)

弦高が高い、音がビビる等の症状ではまず疑うべき箇所がネックです。
トラスロッドを調整し、ネックを適切な状態まで調整致します。

※エレキギター・アコースティックギター等のトラスロッドが内蔵された楽器が対応可能です。
また、ネックを外す作業が必要な場合は別途当社工房にて調整となります。

¥1,980税込

弦高調整(エレキギター/エレキベース)

弦高調整(エレキギター/エレキベース)

ネック(トラスロッド)調整での調整後、楽器のバランスや演奏性の向上のためサドルにて調整を行います。
楽器の状態、お客様のお好み具合を照らし合わせながら調整を行います。

※エレキギター等のサドルが調整できる場合に限ります。
アコースティックギター/ウクレレ等の削る必要がある場合は、当社リペア工房での施工となります。

上記2点を主に行いその他、緩んだネジ(ストラップピン等)の増し締め、もちろんクリーニングまで行います!

その他、パーツの劣化が見受けられる場合はパーツ交換を行います。

ご相談の多い症状としては…↓

ジャック交換(エレキギター/エレキベース)

ジャック交換(エレキギター/エレキベース)

劣化してしまい音が出ない、ガリ系のノイズが酷い場合はジャック交換を行います。
交換することでノイズのなくストレスのない状態へ改善いたします。

※下記金額は店頭で販売しているジャックパーツ(SCUD/OJ120 ¥880)と交換工賃(¥3,190)の合わせた金額となります。

¥4,070税込

これからも末永く演奏していただけるように楽器の演奏性や状態を改善致します。

出来る限りご要望に沿いながらお答えできるような調整を行っております。

自分の楽器が今どんな状態か分からない、最近弾きにくく感じてきたという方は是非一度ご相談くださいませ。

質問②初心者でもできる普段のお手入れは?

〇日頃の楽器のお手入れについて

普段からギターを演奏される方にお勧めのお手入れですが、ズバリ!拭くこと!まずはこれに限ります。

演奏しているとやはり手汗をかいてしまい、楽器に汚れがついたり、ホコリやチリ汚れがつきます。

汚れをそのままにしておくと、楽器によっては塗装面が劣化しやすくなったりや、金属パーツの錆が進行し、そこからパーツの破損や固着に繋がる可能性があります。

演奏後には必ず拭く習慣をつけましょう!

拭く際には専用のクロス、ポリッシュでクリーニングをしてあげるとGOODです!

お手入れオススメグッズはこちら↓↓

HISTORYHSCM(クロス)

HISTORYHSCM(クロス)

ギターやベース、ウクレレ等のあらゆる楽器のクリーニングに適したスエードタイプのポリッシングクロスです。楽器をクリーニングにはこの1枚!

¥1,700税込

HISTORYHPP3(ポリッシュ)

HISTORYHPP3(ポリッシュ)

楽器についた汚れを落とし、美しいツヤを出し磨きあげる専用のクリーナーです。
スプレータイプの霧状で出るタイプですので、適量(2プッシュ前後)をクロスに吹き、汚れた個所を拭いた後に乾いた面で吹き上げるとピカピカに仕上がります!

※ラッカー塗装対応。つや消しの塗装や、オイルフィニッシュのギターにはつやが出てしまうのでこちらは向きません。そういった楽器をお使いの方は下記商品がオススメ!

¥1,200税込

Doc SimonsMIRACLE GUITAR POLISH(ポリッシュ)

Doc SimonsMIRACLE GUITAR POLISH(ポリッシュ)

アルコールや有害物質を含まない、あらゆる塗装面に対応したオーガニック素材で作られたポリッシュです。
つや消し塗装やオイルフィニッシュが施された楽器にはこちらのポリッシュがオススメです!
もちろん、ツヤありのギターにもお使いいただけます!

¥1,650税込

〇更にお手入れをしたい!方へ

拭くだけではなく、楽器を良好な状態への維持をするにはさらにこだわったお手入れも追加でするとなおGOODです!

主な内容としては、指板のオイルケアフレットのクリーニングを行います!

楽器には塗装されていない面のあるものがあり(ロースウッド・エボニー材の指板やブリッジ)、特に冬場はお肌と一緒で乾燥していきます。

乾燥しすぎるとそこからヒビ割れが起きたりし、最悪の場合、大掛かりな修理が必要なことがございます。

オイルを塗布し、楽器の状態を最善の状態を保つようにしましょう!

また、フレットに関してもフレット磨きクロスで磨いてあげると楽器本来のサウンドにも変化が出ます!

弦とぶつかって音を出しているのがフレットです。金属同士が合わさるところなので、ピカピカに磨き上げるとサウンドも曇りが取れハッキリしたサウンドになる傾向がございます!

また、手触りもよくなるので演奏性の向上にもつながります!

さらなるお手入れオススメアイテムはこちら↓↓

HISTORYHPO3(指板用オイル)

HISTORYHPO3(指板用オイル)

塗装されていないローズウッドやエボニー材等の指板やブリッジを採用された楽器の保湿にオススメのオイルです。
クロスに2~3滴ほど垂らし、指板面を拭いていき、余分なオイルを濡れてない面でさっと吹き上げるだけ。
適度な保湿が楽器の状態維持にはオススメです。

¥1,400税込

HISTORYEFM-1(フレット磨きクロス)

HISTORYEFM-1(フレット磨きクロス)

マスキングテープや別売りの指板保護プレートを使用して指板が汚れないように保護し、このクロスでフレットを磨いていくだけ!
強めに磨いてあげると、どんどん輝きが増していきます。使用後は不要な布やティッシュペーパー等でフレットを拭き、汚れがつかなくなるまで磨くと完成!

¥1,400税込

〇弦交換について

毎日演奏していくと必ずサビが進行し、劣化していく弦。

サビたまま演奏するとデメリットがたくさんあります。例えば‥↓

・サビが付着した弦とフレットがこすれ合い、フレットが減りやすくなる

・弦の滑りが悪くなり、演奏性が格段に落ちる

・チューニングの安定性が悪くなる

等々、何かと弊害が起こりやすくなってしまいます。

弦交換の目安は皆さまそれぞれだと思いますが、島村楽器ではギターの場合は1か月ベースの場合は2か月程度の頻度での交換を推奨しております。

弦交換をしたいけど初めてなのでやり方が分からない、うまくできるか自信がない方は当店にて交換も承っております!

下記ページにてご紹介しておりますのでご確認ください。

その②にも続きますのでご覧ください!

この記事を書いた人

ギター上級アドバイザー隅田

ギター上級アドバイザー隅田

当店ではエレキギター・エフェクター・アンプ・リペアを担当しております!
専門学校でギターの製作・修理を学んでおりました。
個人的な趣味でエフェクター製作もたまにやってます。

デジタルアドバイザー横山

デジタルアドバイザー横山

軽音楽部ではギターを担当していました!
卒部後はDTMに挑戦したり、キーボード・シンセサイザーを主に演奏しています。
入門からマニアックまで、ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。

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