【Guitar Lovers Show 2023 in NAGOYA】オーダー品紹介⑤Z.Vex Fuzz Factory7 Hand Painted  【エフェクター】

名古屋パルコ店

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2023年10月13日

みなさんこんにちは。名古屋パルコ店のエフェクター担当その② ことスタッフSです。今回のギタラバに向けてに合わせ、当店では様々なエフェクターをご用意いたしました。 その中から今回は私スタッフSがオーダーしたモデルをご紹介します。当店の名物エフェクター担当、加藤がギタラバオーダーモデルのエフェクターに関 […]

みなさんこんにちは。
名古屋パルコ店のエフェクター担当その② ことスタッフSです。
今回のギタラバに向けてに合わせ、当店では様々なエフェクターをご用意いたしました。

その中から今回は私スタッフSがオーダーしたモデルをご紹介します。
当店の名物エフェクター担当、加藤がギタラバオーダーモデルのエフェクターに関して悩みながらじっくりと構想を練る中、

私は「派手なかっこいいオリジナルな世界に一台の見た目したエフェクターを作りたいなー」

というなんともアメリカンでやんちゃな妄想を抱いていました。

そんな中、入荷したとあるエフェクターを見た時、スタッフSの身体に電流が走ります。

Z.VEX/FuzzFactry

僥倖ッ!、なんという僥倖っ!

思いついたら即行動 光の早さで代理店様へ連絡をいたしました。

Z.VEX/FuzzFactoryとは

ポップなデザインに包まれた実用的かつ過激でクリエイティブなサウンドのエフェクターを数多くリリース。
アメリカを代表するエフェクターブランドZ.VEX
同社には各エフェクターには通常カラーとは異なる、ビルダーが1台1台のデザインを手書きで仕上げる(ハンドペイント)モデルが存在しています。
もちろんハンドペイントのため年間の生産数は非常に限られます。
そんな同社のアイコンとして今なお不動の人気を誇るFuzzFactoryは、ビルダーのZachary Vex氏が丸形のオールドスクールなファズペダルにインスパイアを受け自作をした際、回路を誤ってしまい発振しまくりなノイズマシーンを錬成してしまった所から着想を得て製作された、ファズペダルです。

90年代半ばに登場した同製品は、5つのツマミの組み合わせから、発振とドライブの狭間をコントロールすることで、あの丸形ファズをベースとしながらも、オーバードライブライクなメインの歪みとして、さらには存在感抜群のキワモノなノイズエフェクトとしても、多彩なサウンドメイクを可能としたことで世界的人気となったファズペダルの代表格です。

今回オーダーしたファズファクはこんな感じだ!

そんなカスタムペイントにも気さくに応えてくれる同社の遊び心、そして当店のある名古屋という土地柄、スタッフが希望する見た目の派手さ、その全てがあわさったOne of One (世界に一つ)のハンドペイントを施したこの世に1つのペダルがこちら!

Fuzz Factory"758" Hand Painted-Kinshachi-

名古屋のアイコンとも言える名古屋城をベースに、雄/雌が対となる金鯱がデザインされた和風デザイン。
筐体側面まで細かくハンドペイントされています。
シャチホコが口から吐き出すそのエフェクターの名前はFuzzFactory”758”(ナゴヤ)
さらにそれぞれが昼/夜 春/秋と別れたコンセプトのため、オスのシャチホコは明るいオレンジの筐体に桜、メスのシャチホコはくらいダークグリーンの筐体に紅葉が描かれています。

2013年に同社でFuzz Factoryの回路をさらにリビルドし誕生したFuzz Factory 7。
ツマミが7つに増え、さらにTONEスイッチを搭載した事でより過激で多彩なサウンドメイクを可能にしています。

トランジスタはZ.VEXセレクトのGT308Vゲルマニウム・トランジスタを搭載
こちらはツマミと合わせた金色に包まれています。
また細かい所ですが、側面のインアウトの表記にも名古屋レップするご当地料理エビフライがチラリしています。

口からモクモクです 口からモクモクです
エビフライがチラり エビフライがチラり
ゲルマニウムも金色なのがよいっす ゲルマニウムも金色なのがよいっす
並べるとかわいさ100倍 並べるとかわいさ100倍

実は当店では過去にシャチホコを題材とし、同社にFuzz Factory7のオーダーをした事がありました。
(私の入社する前のオーダーでしたが派手な見た目から存在は知っていました)

そんなデザインを元に令和になった今復刻。
今回は当店スタッフがデザイン原案を作成し、よりリアルでポップなデザインに描き上げていただきました。

こちらが原案デザイン メールにてZ.VEXへ送りました
オーダー決定後、Z.VEXからは定期的に製作の様子が届いてきました。
手作業なのがよくわかる1枚ですね。 SHOも気になる。。。

後日リリースされる加藤がオーダーしたペダルとは音の方向性/ルックス共に相反となるエフェクターですが、唯一無二なルックス/サウンドとして現代のエフェクター界において代表作の一つと言っても間違いはないペダルと思います。

今回のオーダーに対して米国にあるメーカーとやりとりをしていただいた代理店のPCI様

そして何より今回自由なデザインかつ筐体にFuzzFactry7ではなく〝758(ナゴヤ)〟と表記することをお許しいただいたZ.VEX氏の寛大さに感謝いたします。

Z.VEXFuzz Factory"758" Hand Painted-Kinshachi-

Z.VEXFuzz Factory"758" Hand Painted-Kinshachi-

こちらは島村楽器オーダーカラーです。
※ハンドペイントのため、色味や仕上げに個体差があります。

¥118,000税込

販売スタートは11/23から

販売開始は2023年11月23日のギタラバNAGOYA初日から店頭販売。
WEB販売は後日解禁です。
国内入荷はかなり少ないハンドペイントモデルのFuzz Factory7

もちろんサウンドも個性的で楽しい1台です。

まずはぜひ会場でお試しください。

その他のギタラバ2023NAGOYAの情報まとめ

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。