おすすめベース弦紹介!エレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!!【初心者必見】

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2023年03月29日

CONTENTSエレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!!ラウンド弦とフラットワウンド弦の特徴島村楽器 名古屋パルコ店で弦交換承りますエレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!! ベーシストの皆さん!普段はどんな弦を使っていますか?? 『弦』はベースを演奏する上で無くてはならない重要な要素ですが、 […]

エレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!!

ベーシストの皆さん!普段はどんな弦を使っていますか??

『弦』はベースを演奏する上で無くてはならない重要な要素ですが、
多くの方がベースにはこだわっても弦にはそこまでこだわりがないのも事実です。

弦の素材や、太さ(ゲージ)、メーカー、構造により
今お持ちのベースのサウンドや弾き心地は劇的に変化します!
自分に合った『弦』とは何なのか?その疑問の解決に少しでもお役に立てるよう
弦選びに重要なポイントを絞ってレクチャーしていきたいと思います!

パッケージに書かれたゲージ(太さ)の見方

ベース弦のパッケージに弦の太さが記載されていますが、どこを確認したらいいかチェック!

ベース弦のパッケージに弦の太さが記載されていますが、どこを確認したらいいかチェック!

左の写真の赤丸で囲まれている所!ここに書いてある数字がズバリ!ゲージ(太さ)を表しています!
書いてある数字の小さい方が「一番細い弦(1弦)」、大きい方が「一番太い弦(4弦)」を表しています!
※ただ、ここに書いてある数字はインチ表記なので少しピンとこないかもしれません。。。

一般的な太さは…

一弦が0.45で4弦が.105のもの(ヨンゴー、イチマルゴと呼ばれています。)
もしくは一弦が0.45で4弦が.100のもの(ヨンゴー、イチマルマルと呼ばれています。)

…です!迷ったらこの太さを選べば大丈夫!

弦の太さ(ゲージ)と特徴

ベース弦では太さが違うとどのようにサウンドが変化するのでしょうか?

ベース弦では太さが違うとどのようにサウンドが変化するのでしょうか?

この図のように、弦が太くなればなるほど音は中低音域が増え、どっしりとしたサウンドになります。
また弦の張りが強くなり、弾くときに力が必要になります。

逆に弦が細ければ細くなるほど、ベースサウンドの中の中低音域が減り、高音域が目立つギラギラしたサウンドになります。
弾き心地は弦の張りが弱くなり、弾くときに力が必要なく楽です。

自分に合ったものを選びましょう!

スケールの違いについて!

ロングスケールやエクストラロング、ショートスケール…何が違うのでしょうか?
これはベース弦の長さを表しています!

これはベース弦の長さを表しています!

自分の持っているベースに合わせた長さをチョイスします。
もし長さが違う弦を張ってしまうと、チューニングが狂いやすくなったり、ビビりやすくなったり…最悪の場合、弦の長さが足りなくて張れないこともあります……

代表的なモデル&適合するベース弦

「どのスケールが自分のベースに合うのかわからない!」という方向けに、ざっくりですがモデルごとのスケールをあげていきます。

スーパーロングスケール弦

多弦ベースや裏通しという張り方が出来るタイプのベースに合うことが多いです。
ですが、多弦でもロングスケールという場合もあるので注意が必要です。

ロングスケール弦

ジャズベースやプレシジョンベースなどの一般的ベース。
だいたいのベースは基本的にはロングスケール弦で合います。

ミディアムスケールベース弦

SGシェイプなどのGibson系ベースに多いです。

ショートスケール弦

ムスタングベースなど小さめのベースに多いです。

…かなりざっくりではありますが、以上のようになります。
まれに普通のジャズベースタイプなのにスーパーロングスケールじゃなきゃ合わない!ということもあるので、
不安な方は楽器屋さんでどの弦が合うか尋ねてみることをオススメします。

弦の素材と特徴

弦の素材が変わるとどのような変化があるのでしょうか?

弦の素材が変わるとどのような変化があるのでしょうか?

ベース弦は主に2種類の素材があります!『ニッケル』と『ステンレス(スティール)』ですね!
見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されています!

ニッケル(Nickel)

ニッケルはベース弦の素材としては最もポピュラーです。
多くのベースメーカーが出荷時の標準弦としています。
弾き心地がなめらかで中音域が出やすいのが特徴です。迷ったらニッケルの弦を買えば問題ないです!

ステンレス(Stainless)

ステンレス弦はニッケルに比べると少ないですが、ポピュラーな素材の一つです。
硬い素材でサビにも強くなります。また弾き心地が少し硬くザラザラする感じです。
サウンドは高音域がギラギラする印象でスラップ時のバキっと感が特徴的です。

ラウンド弦とフラットワウンド弦の特徴

ラウンド弦とフラットワウンド弦…これはベース弦の巻き方の違いです!

ラウンド弦とフラットワウンド弦…これはベース弦の巻き方の違いです!

ベース弦は芯線という中心にある線に、巻線という細い線がぐるぐる巻きついている構造になっています。

ラウンドワウンド弦

ラウンドワウンド弦

断面が丸い巻線が巻いてある弦です。
表面がデコボコしているので触った感触がザラザラしています。
明るい音色で立ち上がりが早く、サスティンが長いのが特長です。
最も一般的なエレキベース弦です。

フラットワウンド弦

フラットワウンド弦

断面が四角い巻き線が巻いてある弦です。
表面が滑らかで触った感触がツルツルしています。
丸く落ち着いた音色でサスティンが短いのが特長です。
アコースティックベースやジャズ系のベースに張られることが多いです。

コーティング弦ってなんだろう?

コーティング弦とは文字通りベース弦の表面にコーティングが施された弦です!

コーティング弦とは文字通りベース弦の表面にコーティングが施された弦です!

通常のベース弦は金属で出来ているため、弾いているとだんだんサビていきます…
コーティング弦はサビを防ぐために弦の表面に特殊なコーティングをして弦の寿命を伸ばしているのです。
通常の弦に比べて約2~3倍ほど長持ちすると言われています。
しかしコーティングをしている分、値段が高くなってしまうというデメリットもあります。

弦選びのポイントまとめ!

弦の太さを決めよう!

→一般的な太さは「.045-.105」くらい!太さを変えると音色と弾き心地がかわります!

スケールを選ぼう!

→基本的にはロングスケール用を選べばOK!不安なら店員さんに聞こう!

弦の素材を決めよう!

→ニッケルが一般的!ギラギラ感が欲しいならステンレスを試してみるのもありです!

弦の巻き方を決めよう!

→ラウンドワウンド弦が一般的!ジャズをするならフラットワウンドもあり!

コーティング弦?

→張り替える頻度を減らしたいならコーティング弦を選択肢に入れてもよいかもしれません!

上記のポイントを押さえた上で、各弦メーカーが発売している様々な弦の個性が相まって、
今まで知りえなかったサウンドを生み出します。
一概に『この弦でいいや』と決めてしまうのではなく、今回は『この弦を試してみよう』
というお気持ちで自分に合った弦を探してみてはいかがですか?

ベースオススメ弦。迷ったときのベスト3はこれだ!!

ダダリオEXL165

ダダリオEXL165

弦の素材【ニッケル】
太さ【.045~.105】
スケール【ロングスケール】

一番定番と言っても過言ではないベース弦!ベースの工場出荷時にも張らていることが多くメーカーも推奨しています。
弦の張りが少し強めのおかげか音の輪郭がはっきりしている感じです。
ブライトすぎず、これぞベースの音!というサウンドです。クセが少なくベース本来の音をしっかりと出してくれているようなイメージですね!

¥3,157税込

アーニーボール2833

アーニーボール2833

弦の素材【ニッケル】
太さ【.045~.105】
スケール【ロングスケール】

こちらも大定番のアーニーボール!
弦の張りがダダリオよりも少し弱く、弾きやすく指に優しい感じがします。
音は少しブライトでバキっとしたサウンドも出しやすいです!

¥3,090税込

エリクサー14077

エリクサー14077

弦の素材【ニッケル】
太さ【.045~.105】
スケール【ロングスケール】

エリクサー弦は特殊で高度なポリマーコーティング技術によって、弦を汗や体の油分、汚れから守り、腐食を防止します。
張り替え当初の高音質を長持ちさせる革新的な弦で、世界中で数多くのプロ、アマチュアのミュージシャンから絶賛されています。
超極薄ナノウェブコーティングは、コーティング無しの弦の様なブライトで迫力のあるサウンド。程良く押さえられたフィンガーノイズが特長。

¥6,200税込

島村楽器 名古屋パルコ店で弦交換承ります

弦交換料金(当社購入ベースの場合¥440~、他社購入ベースの場合¥660~)+弦代(お持ち頂いてもOK!)で交換可能です!

弦交換ご予約までの流れに関しては弦交換!島村楽器にお任せください!をご覧下さい。

ベースのリペアやメンテナンスも当店で!

専属リペアマン瀧口

当店専属リペアマンがベースのリペア・メンテナンスをサポート

当店では、ベースに関する、あらゆる修理やメンテナンスまたは改修などのご相談を承ります!

ベースの修理をお考えの方は名古屋パルコ店 専属リペアマンの紹介ページをご覧下さい。

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