こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。
本日はRolandのNEWフラグシップシンセサイザーFATOM EXについてご紹介させて頂きたいと思います。
FANTOM(Fantom)といえば、シンセサイザー好きの皆さんにはお馴染みのRolandの最上位シンセサイザーのシリーズ!
2001年の初代Fantomを皮切りに、これまでも様々なモデルがリリースされ近年ではFANTOMの音質、機能を搭載しつつ10万円後半〜という比較的リーズナブルな価格設定で大好評を得ているFANTOM-0シリーズなども登場し話題ですね!
そしてこの度登場したFANTOM EX!
こちらは2019年に発売されたFANTOMに昨年秋に登場したシステムアップグレードプログラムの「FANTOM EX UPGRADE」を施したマイナーチェンジモデルのようです。
本記事にて、早速違いやポイントについてご紹介していきたいと思います!
ワークステーションシンセサイザーRoland FANTOM 6 EX
複数の高度なサウンドエンジン、作曲/パフォーマンス用の強力なツール、そして優れたプレイアビリティを備えた、ローランド最高峰シンセサイザー。61鍵モデル。
¥418000税込
ワークステーションシンセサイザーRoland FANTOM 7 EX
複数の高度なサウンドエンジン、作曲/パフォーマンス用の強力なツール、そして優れたプレイアビリティを備えた、ローランド最高峰シンセサイザー。76鍵モデル。
¥451000税込
ワークステーションシンセサイザーRoland FANTOM 8 EX
複数の高度なサウンドエンジン、作曲/パフォーマンス用の強力なツール、そして優れたプレイアビリティを備えた、ローランド最高峰シンセサイザー。88鍵モデル。
¥484000税込
CONTENTS
筐体の基本的なFANTOMと同じ
パッと見「あれ?2019年のFANTOMと変わってなく無い?」
と思われた方、鋭いです!
そう!何を隠そうこのFANTOM EX、筐体はそのまんまFANTOMなんです。
ディスプレイやボタン、つまみの配置や端子類から鍵盤に至るまで全く一緒!
違うところといえば本体左上にあるロゴ部分が「FANTOM EX」という表記になったくらい。
前述の通り、このFANTOM EXは既にリリースされているソフトウェアのアップグレードを施し音源や機能などの中身を強化したモデルなのです。
ACB Expansionを搭載
ACBというのは正式名称Analog Circuit Behaviorといい、シンセサイザーのアナログ回路の挙動・振る舞いを数学的にモデル化することで、より自然でリアルなアナログサウンドを得ることが出来るRolandの独自技術です。既に同社のAIRAシリーズなどでも採用されており高い評価を得ているものですが、このFANTOM EXにはそんなACB技術を用いてRolandのレジェンドシンセサイザーJUPITER-8とSH-101、そしてJX-3Pのサウンドを再現した拡張が標準搭載されています。
ZenCore Model Expansionもフル搭載
FANTOMシリーズには多彩な音色表現を実現するRolandの最新音源技術ZenCoreを用いたサウンドが実に7000以上も搭載されているのですがそれをさらに拡張することが出来るModel Expansionも搭載!
JD-800、JUNO-106、JUPITER-8、JX-8P、SH-101などのRolandレジェンドシンセに加え、最近でも別売りで149ドルとやや高価ながら好評を得ていたn/zymeというWavetableシンセサイザーのEXPも標準搭載!
ピアノ系のExpansionも2つ搭載
シンセ系以外にもピアノ系も拡充!
German Concert V-Piano Expansion 01という、RolandのフラグシップステージピアノRD-2000用に開発された最高峰のピアノ・サウンド、そしてSuperNATURAL Acoustic Piano 3 というリアルな存在感、滑らかなサウンド、レスポンスに優れた演奏性を実現したExpansionの2種類も拡充!
これもめちゃくちゃ良い音たちなので是非聴いていてほしいです!
高品位な2つのリバーブ
新開発のShimmer Reverbと Modulation Reverbという2つの極上リバーブも追加!
最高級の単体エフェクト・プロセッサに匹敵する音質を実現し音色に奥行きと躍動感を与えてくれます!
刷新されたMaster FX
マスタリングEQとマスタリングCOMPのテンプレート機能に加え、新たなグラフィカル・インターフェースを採用!
まるでDAWのプラグインのように、見やすく分かりやすいEQ/COMPで音色を最終調整したい際にも思い通りに進める事ができます。
DAW CONTROLがCubase/StudioOneに対応
ここも地味にありがたい!
FANTOMのタッチパネルやフェーダーやつまみを使ってDAWをコントロールする“DAW CONTROL機能”がこれまではApple Logic/MainStageとAbletonLiveだけだったのに対しCubase/StudioOneに対応!
演奏用としてはもちろん、楽曲制作用のハードとしても大いにFANTOMが活用できそうです!
新しくなったFANTOM EX、当店でも実際にアップグレードを施したFANTOMを展示しておりますので同様の音色・機能をご体感いただけます!
気になる方は是非チェックしてみてください♪
この記事の投稿者:立浦
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
関連記事
-
SHUREから新たなダイナミックマイクNexadyne 8が登場!当店にも展示します!
名古屋パルコ店 -
【電子ピアノ】GWフェア2024開催!4/27(土)~5/6(月・祝)
名古屋パルコ店 -
elektronのドラムマシン&ステレオサンプラーDigitakt Ⅱが発売開始!当店にも入荷しました!
名古屋パルコ店 -
【FANTOM-06-SC】ドクターTのシンセ解体新書Roland×島村楽器「FANTOM-06-SC」無料ワークショップありがとうございました。
名古屋パルコ店 -
配信・実況・ナレーションに最適な神マイクSHUREのMV7+登場!MV7との違いを交えてポイントをご紹介!!
名古屋パルコ店 -
【2024年版春モデル】初心者さん必見!バンドで使うシンセサイザーの選び方と当店おすすめラインナップを一挙紹介!
名古屋パルコ店