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バイオリン講師3人が送る「バイオリンのと・り・こ Vol.14」
江戸川区平井のバイオリン科講師による月替わりブログの第14回目は、金曜日にレッスンしている川島夏奈江先生です。
バイオリン科講師 川島 夏奈江
2月も半ばをむかえようとしておりますが、まだまだ寒さが厳しいですね。
冬といえば乾燥が気になる季節。
今回はバイオリンのメンテナンスについてお届けしようと思います。
バイオリンの湿度管理
日本には四季があり、夏は湿気、冬は乾燥に注意して管理しなければなりません。
特に日本は西洋に比べて湿度が高いので、バイオリンのような敏感な楽器はすぐに影響を受けてしまいます。
温度湿度が高くなるとバイオリンの表面に塗られているニスが溶けてしまったり、板同士の接着剤となるニカワが溶けて板がはがれてしまうこともあります。逆に乾燥しすぎると板が割れてしまうおそれもあります。
湿度の変化により、板が膨張したり収縮したりと変化に耐えきれなくなると、板の弱くなった部分にヒビが入ってしまいます。
極端な場合ですが、万が一そうなってしまわないようにいつも気をつけて楽器の状態を見てあげることが大事です。
敏感な楽器ではありますが、しっかりとメンテナンスや修理に出してあげることで、400年以上も使い続けられる頑丈な楽器ともいえます。
私はケースの中に湿度調節剤を入れて、まめにメンテナンスに出すようにしています。
自分の体の一部になる楽器、大切に扱っていきたいものです。
スタッフから
バイオリンのメンテナンス、皆さんはどれくらい気にしていますか?
楽器ケースの中に湿度調節シートを入れておくだけでも楽器の状態は違ってきます。「今日は楽器の音色に違和感があるなぁ」「弾き心地がなんとなく悪いなぁ」と思ったときは楽器の保管方法を一度見直してみましょう。
川島先生は楽器メンテナンスの相談にも乗ってくれますよ。
店頭にもメンテナンスアイテムを取り扱っておりますので、お気軽にご来店ください。
次回は3月、黒田由貴子先生です。お楽しみに。
体験レッスンのお申込みはこちらです。
前回までのと・り・こ
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