より快適な音楽環境のために♪アップライトピアノの消音方法ご紹介!

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2024年12月16日

これからアップライトピアノを買われるお客様や、今お持ちのピアノに消音・防音対策をしたいという方へ、様々な方法をご紹介します! CONTENTSアップライトピアノの音が出る仕組みピアノは実際どれくらいの音?消音・防音対策相談会開催中♪お問い合わせアップライトピアノの音が出る仕組み アップライトピアノの […]

これからアップライトピアノを買われるお客様や、今お持ちのピアノに消音・防音対策をしたいという方へ、様々な方法をご紹介します!

アップライトピアノの音が出る仕組み

アップライトピアノの音が出るまでの仕組みとしては

①鍵盤を押してアクションを動かすことでハンマーが弦を打つ
②楽器全体が共鳴することによって発音する

というものです。

ある意味ギターのような構造の楽器ですね。

ピアノは実際どれくらいの音?

音の大きさはdB/デシベルという単位を使って表されます。
一般的に、室内で快適な暮らしができる許容騒音レベルは、40dB以下といわれています。
ピアノの音の大きさは80~110dB程度です。

40db図書館、小雨の音
60db普通の会話、テレビ小音
70db大きめの声、テレビ中音
80db 電車の車内
90dbピアノ低学年(バイエルなど簡単な楽譜)
100dbピアノアマチュア
110dbピアノプロ

ご自宅での演奏の場合、お部屋や建物の壁で遮られながら外に伝わっていきますが、音漏れが40db以下に抑えられていないと、ご近所の方は気になってしまうかもしれません。

消音・防音対策

まずはじめに「マフラーペダル」

アップライトピアノの3本のペダルのうち、真ん中のペダルは「マフラーペダル」といいます。
弱音ペダルとも呼ばれるこちらの機構はアップライトピアノならではです。

画像を見ていただくと、マフラーペダル使用していないときはハンマーが弦を直接たたいており、使用時は弦とハンマーの間にフェルトが挟まっているのが分かります。

この構造により、音を柔らかくし、響きも大幅にカットします。

メリットデメリット
ペダルを踏むだけでいいので、追加の工賃などが必要ない音の輪郭がもこもこして練習がしづらい。
マフラーペダルを常に使用し続けるとパーツに悪影響がある

階下への打鍵音漏れを防ぐ「フラットボード 静」

ピアノの打鍵音はキャスターを伝って下の階に伝わっていきます。
これを防ぐには、「フラットボード 静」がおすすめです。

「フラットボード」はピアノアクセサリーメーカーの老舗、吉澤のオリジナル商品です。
和室や柔らかい絨毯敷のお部屋にアップライトピアノを安定して設置するためのパネルマットになっています。

吉澤フラットボード FB60

吉澤フラットボード FB60

サイズ:160×60×1.8cm(センター奥行42cm)

※奥行が70cmのタイプもございます。奥行に合わせてお選びください。
(FB70はサイズ:160×70×1.8cm(センター奥行42cm ¥26,400込)

¥24,200税込

「フラットボード静」になると、ピアノの安定・床の補強に加えて「防音」「断熱」の効果があります。

FBSは特殊素材の3層構造になっており、より優れた防音、断熱効果を発揮します!

吉澤フラットボード静 FBS-60

吉澤フラットボード静 FBS-60

サイズ:約160cm×60cm×2.5cm(厚さ)

※奥行が70cmのタイプもございます。奥行に合わせてお選びください。
(FB70はサイズ:160×70×2.5cm(センター奥行42cm ¥49,500込)

¥37,400税込

メリットデメリット
これひとつで、床の保護や防音、断熱すべて対策できる!既にお部屋にあるピアノに設置する場合は、設置を業者に依頼する必要がある
購入後の設置について

ピアノは大変重量のある楽器ですので、設置はぜひ専門の業者へご依頼ください。
島村楽器イオンモール京都桂川店へのご依頼お待ちしております♪

響板からの音抜けを抑える「ナンバーチューン」

アップライトピアノの音は主に背面の響板から出ています。
こちらは、ピアノの背面と壁の間に挟み込むだけで防音になるアイテムです!

吸音材により、音の広がりを遮断するだけでなく、反響音を軽減し、まとまりのある音を作り出してくれます。

infistDesignナンバーチューン NT001/NT002

infistDesignナンバーチューン NT001/NT002

【100cmタイプ】
寸法:幅150 × 高さ100 ×厚み3 cm

【118cmタイプ】
寸法:幅150 × 高さ118 ×厚み3 cm

¥69,300税込

メリットデメリット
ピアノの背面に置くだけなので設置が簡単!
ピアノの背面、壁側の部屋から聞くとかなり違いがある。
音漏れが軽減するだけで、なくなるわけでない

音の広がりをうまく抑えてくれるアイテムですので、お隣のお部屋のご家族や、壁の向こうの方への配慮になります。

店頭に展示しておりますので、ぜひご体感ください♪

夜でも自由に練習ができる「消音ユニット」

消音ユニットの取付を行うと、ピアノの音が外に全くでなくなり、ヘッドホンを使ってご自身だけ聴いて弾くことができるようになります。
アップライトピアノのタッチをそのままに、音を完全に消して練習ができます。

ニッシンエレクトロ消音ピアノシステム RR-1000

ニッシンエレクトロ消音ピアノシステム RR-1000

取付基本料: ¥ 44,000(税込)~
※取り付けるピアノやそのほかの作業内容により料金が変動します。

¥187,000税込

実際、消音ユニットの音はどうなのか

タッチはアップライトピアノそのままですが、出てくる音は「電子ピアノの音」。
レベルとしても20万程度の電子ピアノの音、といった印象です。
たとえば、集合住宅にお住まいなどで、ピアノの生音が一切出せない、というお客様でしたら、よりハイグレードの電子ピアノをお選びいただくほうが、よりピアノらしい表現をお楽しみいただけるでしょう。

メリットデメリット
音漏れが全くのないので、夜でも好きな時間帯に練習できる。取付工事が必要。
アップライトピアノの音がそのまま出るわけでなく、電子ピアノの音。
取付について

お持ちのピアノに取付が可能かどうかは、ピアノの「メーカー」「品番」「製造番号」「最終調律日」をお伝えいただくとお調べすることができます。
お見積りのみのお問い合わせでも問題ありませんので、お気軽にご相談ください♪

店頭に旧品番の消音ユニット搭載ピアノを展示しておりますので、お試しいただくことも可能です

自分のための楽器専用スペース「防音室」


・様々な対策をしても結局ご近所が気になる…
・ピアノに手を加えるのは嫌だ
という方におすすめなのが「防音室」です。

防音室の選び方

大きく分けると、「ユニットタイプ」と「オーダータイプ」があります。
「ユニットタイプ」はお部屋の中にもうひとつお部屋を入れるもの。オーダータイプはお部屋をそのまま防音室にするものです。
今回はユニットタイプをご紹介します。

アップライトピアノにおすすめのユニットタイプ防音室

島村楽器ではヤマハとカワイの防音室をお取り扱いしております。

ヤマハ防音室 セフィーネNSカワイ防音室 ナサール スタンダードタイプ
AMDB20H (2.0畳 Dr-35)MHSX18-18 (2.0畳 Dr-35)
室外寸法(mm) 1884×1884×2095
室内寸法(mm) 1766×1766×1963
重量418kg
室外寸法(mm) 1818×1818×2103
室内寸法(mm) 1702×1702×1945
重量400kg
メーカー希望小売価格¥1,276,000(税込)
組立費¥83,000(税込)
運送費¥44,000(税込)
メーカー希望小売価格¥1,089,000(税込)
組立費¥¥97,790(税込)
運送費¥73,370(税込)


より詳しいお見積りやご不明点は店頭にてお問合せください!

メリットデメリット
防音性能がかなり高い。同じ家の中の家族にとってもかなり効果ありかなり高額な施工が必要。

相談会開催中♪

ご自宅の環境や、どれだけ消音・防音したいか、ご予算など、ご希望に合わせて最適な方法をご提案させていただきます。
ピアノのことなら島村楽器 イオンモール京都桂川店へ♪

(フォーム送信いただいたお客様へ、後日担当者より日程調整のご連絡をさせていただきます。)

お問い合わせ

ピアノ上級アドバイザー細谷 菜央(ほそたに なお)

ピアノ上級アドバイザー細谷 菜央(ほそたに なお)

お店でピアノを担当しております。
楽器選びや演奏環境のことでお困りのことがございましたら、なんでもお気軽にご相談ください!
ご来店をお待ちしております♪

担当細谷(ほそたに)
お電話075-924-6400

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