![この記事を書いた人 こんにちは。フルート講師の中村です!この記事では意外と知らない?フルートのお手入れの注意点4選をご説明します!吹奏楽部で吹いていたけど実は間違ったお手入れ方法が代々受け継がれていた!?なんてこともたまにあるんです、、、安心してフルートをお使いいただけるよう分かりやすく解説していき […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/kyotokatsuragawa/wp-content/uploads/sites/164/2025/05/20250501-73d7c0dcfc329c6d455fec4c2b883da8.jpg)
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こんにちは。フルート講師の中村です!この記事では意外と知らない?フルートのお手入れの注意点4選をご説明します!吹奏楽部で吹いていたけど実は間違ったお手入れ方法が代々受け継がれていた!?なんてこともたまにあるんです、、、安心してフルートをお使いいただけるよう分かりやすく解説していきますね!
CONTENTS
①頭部管は水滴を必ず完璧に取る
頭部管には反射板とコルクという、とても大切なパーツがあります。
反射板から指でふさいでいる部分までが音を出した時の管の長さとなり、その長さが変わることによって音程を変えています。
ヘッドコルクと反射板 ヘッドの奥まで完璧に クロスを使用して拭きましょう
反射板より左にコルクが入っているので、そこを長持ちさせるためにも頭部管内の水滴をなくなるまでしっかりと取りましょう!
クリーニングロッドの先で反射板を傷つけないようにも注意です!
②ジョイントにグリスを塗らない
わっ!わっ!ちょっと待ってください!接続部が硬いからってグリスを塗っていませんか!?昔はよしとされていた時代があったのですが、実はほこりなどを固めてしまい、かえって傷つけてしまい動きがどんどん悪くなっていくため、絶対にNGなんです!
グリスはNG 種類が変わってももちろんダメです! ジョイントをクロスで拭いてください。
組み立てる時はジョイント部分をクロスで拭くと、キズや硬さの防止になります。ジョイントが硬すぎる・緩すぎる場合はグリスで一時しのぎするのではなく、リペアで調整してもらいましょう。
③クリーニングペーパーは閉じた状態で引き抜かない
フルートのお手入れで最も大切なのは水分をしっかり取ること!特にタンポ(パッド)は、専用のクリーニングペーパーで優しく水分を取り、必ずキイを開けた状態でペーパーを抜きましょう。
閉まった状態で抜いていしまうと、タンポが傷む原因になります。
タンポが傷んでしまうと隙間ができ、音が鳴りにくかったり演奏にも支障をきたします。
④キィオイルは出しすぎない
キィオイルをカギ管、ネジと呼ばれる部分に差します。(カギ管はポストとの境目)これを行うことでスムーズな動きになり、金属摩耗を低減します。少ない量のオイルを差し、何度かキィを動かしてなじませ、余分なオイルは拭き取ります。しかし、量の調節がすごく難しいので注意です!
赤丸の部分に注油します。 させばさすほどいいというものではありません。
量や差し方が正しくないと、オイルを差した部分に埃などが付着して動作不良の原因になるので、基本的には調整に出した時に、リペアマンに差してもらうことをおすすめします。費用などのお見積りも可能ですのでご相談ください。
そもそもメンテナンスは必要?
フルートは美しい音色を奏でる楽器ですが、適切なお手入れをしないと音質や演奏性が損なわれることがあります。フルートのお手入れは、楽器の性能を維持し、長く愛用するために欠かせない作業です。定期的なクリーニングやメンテナンスを行い、正しい使用方法を心がけることで、フルートの美しい音色を楽しむことができます。メンテナンスや修理など当店で承ることもできますので一度料金などお気軽にお問い合わせください。
フルートの正しい使用方法やメンテナンスについて学ぶには
島村楽器京都桂川店の大人の方向け予約制のフルートサロンでは演奏の仕方はもちろん、正しい使用についてやメンテナンスに関しても学ぶことができます。無料の体験レッスンもございますのでお気軽に一度お問い合わせください!
初心者の方にはまずはフルートを楽しく感じていただけるように和気あいあいと、目的がある方にはしっかりと技術的な指導をさせていただいております。常時650名を超える京都桂川店の音楽教室にあなたも通ってみませんか?お問合せお待ちしております!

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