![こんにちは!浦和店の杉山です! 音楽を演奏したり、配信や動画制作をしていると「もっとバランスのいい音にしたいな」「声と楽器、両方をうまくまとめて聴かせたい」そんなふうに思ったことはありませんか? そんなとき、頼りになるのが「ミキサー」です。 ライブ会場やスタジオ、配信の現場、さらには自宅DTMでも、 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/urawa/wp-content/uploads/sites/115/2025/07/20250729-572025668812931226.jpg)
こんにちは!浦和店の杉山です!
音楽を演奏したり、配信や動画制作をしていると
「もっとバランスのいい音にしたいな」
「声と楽器、両方をうまくまとめて聴かせたい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
そんなとき、頼りになるのが「ミキサー」です。
ライブ会場やスタジオ、配信の現場、さらには自宅DTMでも、必ずと言っていいほど見かける“あのたくさんのつまみが並んだ機械”それが「ミキサー」です。
ミキサーは、マイクや楽器、PCやスマホなど複数の音をまとめたり、それぞれの音のバランスや音質を細かく調整できる“音の司令塔”。
たとえば
・バンドでボーカルとギターとベース、全部の音をまとめてバランスよく聴かせたいとき
・ライブ配信で「声が小さい」「BGMだけ大きすぎる」と困ったとき
・自宅で録音した音をクリアにしたいとき
…など、音楽を楽しむシーンはもちろん、日常のちょっとした場面でも大活躍します!
一見むずかしそうに思えるけれど、基本の機能やつまみをマスターすれば、
「自分だけの“最高の音”」をコントロールできる、強い味方になるんです。
今回は、はじめての方でもミキサーの基礎操作ができるように、つまみの種類についてお伝えしていきます!
各つまみの役割
たくさんのつまみを前にすると「どこを触っていいのかわからない…」と感じますよね。
でもご安心ください。
ミキサーのつまみは、実は“各チャンネルごとに同じ役割のものが縦に並んでいるだけ”なんです。
まずは1列だけに注目して、その機能を覚えていけば大丈夫です!


🎤 GAIN(ゲイン)
マイクから出る信号って、実はめちゃくちゃ小さいんです。そんな小さな信号を、ミキサーで扱える大きさまで引き上げてくれるのが
このGAINつまみです。
小さすぎると音が小さい/大きすぎると音割れやハウリング(「キーン!」という嫌な音)しやすいので、適切なバランスで!
目安:GAINつまみは最初一番左。まずはフェーダーを-0dBまで上げて、そこからGAINつまみをゆっくり上げていきましょう。

🎛️ EQ(イコライザー)
「低音」「中音」「高音」など、音の“質感”を調整します。
こもって聞こえたら高音を上げたり、ベースが強い時は低音を下げたり使い分けましょう。

🔄 AUX(オグジュアリ/オックス)
外部機器への送信口。
フェーダーが「メイン出口の音量バランスのコントローラー」だとすると、
AUXは「サブ出口の音量バランスのコントローラー」と言えます。
「モニター(自分用スピーカー)」や「エフェクター(エコー等)」へ個別の音を送るときに使います。

➡️ PAN(パン)
「音を左右どちらに配置するか」を調整するつまみです。
右に回すとスピーカーの“右側”へ、左に回すと“左側”へ。真ん中が左右均等。
ライブや音源制作で、楽器や声の“定位(位置)”を決めるのにとっても大切!
例:ギターは右寄り、ベースは中央、キーボードは左寄りなど、PANで空間を作ることができます。

🎚️ ボリュームフェーダー
各チャンネルの「音量(出力レベル)」を調整するスライダー。
メイン出力の音量バランスを整えます。


ミキサーごとに形は違っても、仕組みは一緒。コツをつかめば、どれでも怖くありません!
最後に
いかがでしたか?「意外と簡単かも?」と思えた方も、「まだちょっと難しそう…」と思った方も大丈夫!
浦和店ではPAコーナーを設置しております!
店頭にも実際にミキサーがありますので、ぜひ気軽に体験しに来てください。
分からないところや気になることは、杉山がしっかりサポートします!

✍️ この記事を書いたのは
浦和店のPA・ドラム担当、杉山です!

録音やミックス、演奏の現場で培った経験をいかし、お客様の「理想の音作り」をお手伝いしています。
店頭でじっくり比較もできますので、気になる方はぜひご相談ください!
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