シンガーソングライターの良き相棒、Gibsonアコギを徹底解説!

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2018年10月29日

こんにちは!梅田ロフト店アコギ担当のシモモリです! 皆さんはGibsonという楽器メーカーをご存知ですか? 音楽番組をよく観る、好きなアーティストのライブによく行く方は、おそらく一目は見たことがあるでしょう。 他のブランドと比べても、有名アーティストの使用率が非常に高いGibsonギター。この記事で […]

こんにちは!梅田ロフト店アコギ担当のシモモリです!

皆さんはGibsonという楽器メーカーをご存知ですか?

音楽番組をよく観る、好きなアーティストのライブによく行く方は、おそらく一目は見たことがあるでしょう。

他のブランドと比べても、有名アーティストの使用率が非常に高いGibsonギター。この記事ではその魅力についてわたくしが解説いたします!

目次



Gibsonの魅力はズバリ、他のメーカーには無いパーカッシブなサウンドにあります!!

ストロークした時にドコドコとアタック感の強い中音域、カッティングした時のキレの良さ!カホンをボンと叩いたような箱鳴りも良い荒さがあり、他のメーカーとは一線を画す独特なサウンドを奏でられるのが、Gibson最大の魅力です!

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同じモデルでも年式ごとにキャラクターが違う?

(現行のJ-45)

(1950年代仕様のJ-45)

そして、各年代ごとに作り方や音のキャラクターが違っていて、40年代以前はネックがかなり太めでしっかりと低音を効かせられますがグリップに多少慣れが必要です。50年代はややネックが細くなり握りやすくなるとともに音のイコライジングもより均一に。60年代の後半になると逆にかなり細いネックになってパーカッシブなプレイに最適となります。ルックスのマイナーチェンジも年式ごとに施されるので、Gibsonの代表モデルJ-45を例に上げてもまるで違うモデル名のギターのように変化していきます。よって、カスタムショップのギブソンはおよそモデル名の前に"50s"や"60s"等の年式が入っていて、その年代のルックスと音を狙っているという意味になっています。

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ボディシェイプのバリエーション

ここではボディサイズ別に5種類のバリエーションをご紹介します。

それぞれにどんな方におすすめなのか?どんなプレイスタイルに合っているのか?が違います。主観たっぷりの解説なので、お含み置きください(笑)。

ラウンドショルダー

おすすめ
プレイスタイル
指弾き ☆☆☆☆ ピック弾き
音量 控え目 ☆☆☆ 爆音
レスポンス 遅い ☆☆☆ 速い

Gibsonアコースティックギター伝統のオリジナルシェイプ!肩が丸くなっていて、やや女性的なフォルムがセクシーな印象ですね。

Gibsonのギターといえばこの形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

中域がよく出てドコドコと力強くて音圧のあるサウンドが特徴。難しいことはせずピックでコードをガシガシ弾いてもらうのがおすすめです!

スクエアショルダー

おすすめ
プレイスタイル
指弾き ☆☆☆☆ ピック弾き
音量 控え目 ☆☆☆ 爆音
レスポンス 遅い ☆☆☆☆ 速い

ラウンドショルダーに比べて角が立っていて、音のレンジが広くなっています。高音と低音のアタック感が強調されるので、指で弾いてもしっかり反応してくれてGood!Hummingbird、DOVE、70年代仕様のJ-45、Southern JumboやJ-50、Country Westernがこのタイプです。

Gibsonらしい粗削りな音が出るDove、ハニートーンと呼ばれる独特の音色で歌ものと相性が良いHummingbird、魅力的なモデルが存在します。

スモールサイズ(LG、B)

おすすめ
プレイスタイル
指弾き ☆☆☆ ピック弾き
音量 控え目 ☆☆☆ 爆音
レスポンス 遅い ☆☆☆☆ 速い

LG-2やB-25はこのスモールボディを採用しています。クラシックギターに近いサイズで、大きなボディにはない鋭いレスポンスを持っているのが特徴。大きなボディに比べて、優しく弾いても満足感のある音量が得られるので、家でゆっくり弾くのに適しています。長時間演奏していても疲れにくいのも嬉しいポイントですね!

スモールサイズ(L-00、Bluesking)

おすすめ
プレイスタイル
指弾き ☆☆☆ ピック弾き
音量 控え目 ☆☆☆ 爆音
レスポンス 遅い ☆☆☆☆ 速い

1930年代からブルースマンに愛されてきた非常に歴史の長いボディ。

乾いたサウンドはボトルネック奏法にも最適です。硬めのサウンドの傾向なので指で弾くのがおすすめですね。

取り回しやすいスモールサイズでいつでもどこでもGibsonの音が楽しめ、いつまでも弾いていたくなります。

スーパージャンボ

おすすめ
プレイスタイル
指弾き ☆☆☆☆ ピック弾き
音量 控え目 ☆☆☆ 爆音
レスポンス 遅い ☆☆☆ 速い

”キングオブフラットトップ”の異名を持つ最大級のボディサイズを持つモデルです。

見た目のイメージとは裏腹にブレイシング構造のおかげで広がりのあるカラッとした響きが特徴。音量とレスポンスのバランスが良くとれています。

ステージで使用すると非常に存在感があり、とてもかっこいいですよ!!

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ブルース、ロック、ポップスにはもちろん、バラードにも最適!

一般に、Gibsonはロックやブルースに最適とされますが、山崎まさよしさんの名曲「One more time, one more chance(新海誠監督の映画"秒速5センチメートル"主題歌)」イントロの情感あるアルペジオで使われているギターも、倍音がすっきりとした無骨な鳴り方をするGibsonということが分かります。寂しさや侘しさを表現できる枯れたサウンドも、ギブソンならではの特徴です。

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ギブソンならではのクセを理解するとより深まる"Gibson愛"

ギブソンの荒々しいキャラクターを生かすためのテクニック(?)があるのでご紹介します。

通常、ギターをストローク(ピッキング)する際はサウンドホールの真上を弾くことが多いと思うのですが、よく弾き込まれたヴィンテージギブソンを見るてみるとサウンドホールよりもネック側にピッキングの跡を散見することがよくあります。これは、ピッキングポジションを変えることで太くて深みのある音からキレキレの高音が心地いいハードな音まで心地よい音(スウィートスポット)を変幻自在に奏でることができるのです。Gibsonならではの幅広い表現力を是非確かめてみてください!

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Gibsonの音を基準に作曲、レコーディングする愛溢れる有名人も

斉藤和義さんが愛用する、通称1号と呼ばれるJ-45はデビュー以来8割近くのレコーディングで使用しているらしいです。これはギブソンの音曲を作るところから既にGibsonが奏でる音色を主軸に置いていることが分かると同時にこの音に非常に信頼を置いていることが伺い知れます。

Gibson愛用アーティスト

アーティスト 使用ギター
キース・リチャーズ(The Rolling Stones) Hummingbird
ジェイムス・テイラー J-50(1960年代)
シェリル・クロウ Hummingbird,Countory Western
ジミー・ペイジ(Led Zeppelin) Hummingbird
ジョン・レノン J-160E,Hummingbird
ドノヴァン J-45(1965年製/チェリーサンバースト)
ボブ・ディラン J-50(1940年代製)
井上 陽水 J-45(1960年製/チェリーサンバースト)
忌野 清志郎(RCサクセション) J-200
ウルフルケイスケ(ウルフルズ) Hummingbird
奥田 民生 J-45(1945年製/サンバースト)
J-45(2006年製/チェリーレッド),J-45(白)
小渕 健太郎(コブクロ) Hummingbird
北川 悠仁(ゆず) Hummingbird
桑田 圭祐 J-45,DOVE
小坂 忠 J-50(1960年代)
斎藤 和義 J-45(1968年製/エボニーブラック/通称1号)
J-45(1996年製/サンバースト→黒/通称2号)
J-45(2001年製/エボニーブラック/通称3号)
J-35,J-160E
清水 依与吏(back number) Hummingbird
桜井 和寿(Mr.Children) J-45(1958年製/サンバースト)
高橋 優 DOVE
堂本 剛(Kinki kids) Hummingbird
長渕 剛 J-45,Hummingbird
野田 洋二郎(RADWIMPS) J-45
秦 基博 J-45(1966年製/チェリーサンバースト)
福山 雅治 Hummingbird
藤原 基央(Bump Of Chicken) J-45
星野 源 J-45
細野 晴臣 J-45(1966年製)
堀込 高樹(キリンジ) J-45
miwa J-45CUSTOM(2000年製)
矢沢 永吉 J-45
山崎 まさよし J-45(1957年製/サンバースト)
Southern Jumbo,L-00
吉田 拓郎 J-45(1960年代/エボニーブラック)
J-45(1967年製/チェリーサンバースト)
J-45(1990年代/ワインレッド)

ここに挙げたアーティストはほんの一部ですが、国内外を問わず数々のシンガーソングライターに愛されているギブソン。あなたも憧れのアーティストと同じモデルを手にすればのサウンドに一歩近づくことができるかもしれません!

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Gibson大好きシモモリによる当店の品揃え!

モデル名 カラー 定価(税込み) 販売価格(税込) 付属ケース
J-15 AN ¥255,960 ¥179,172 ハードケース
HP 415 W AN ¥258,120 ¥180,684 ハードケース
J-15 Burst WB ¥290,520 ¥213,840 ハードケース
J-45 CUTAWAY VS ¥379,080 ¥238,896 ハードケース
J-45 Standard VS ¥366,120 ¥264,600 ハードケース
SOUTHERN JUMBO NAT TAN OPEN ¥273,672 ハードケース
SOUTHERN JUMBO EBONY EB ¥463,320 ¥278,640 ハードケース
HUMMINGBIRD HS ¥488,160 ¥289,440 ハードケース
1960s B-25 W/ANTHEM EB OPEN ¥305,640 ハードケース
J-45 ROSEWOOD CUSTOM VS ¥450,360 ¥315,252 ハードケース
J-50 VOS NAT OPEN ¥345,600 ハードケース
J-200 STANDARD AN ¥610,200 ¥398,520 ハードケース

詳細な写真等はこちらのデジマートページからご覧いただけます!随時商品入れ替えを行っていますので掲載されていないモデルもございます。詳しくはお問い合わせください♪

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店頭にて是非お試しください♪

ご検討の際は是非、お手に取って試奏してみてください!また、ご要望の方はスタッフに言っていただければ目の前で弾かせていただいたり静かなお部屋でお試しいただけます。お気軽にお申し付けくださいね!

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アコースティックギター担当 下森 薫留(シモモリ カオル)

下森

アコースティックギター、クラシックギター担当の下森(シモモリ)と申します!以前はヴィンテージギターショップで6年間ほどリペアと販売をしながら専門学校でギターリペアの講師もしていました。ギターに関することでしたら何でも聞いてください。僕の持てるかぎりの知識と経験とまごころで精一杯サポートいたします!

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店舗名 島村楽器 梅田ロフト店
電話番号 06-6292-7905
当社HPからの問い合わせ先 こちら
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