こんにちは、立浦です。
本日はSteinbergの新オーディオインターフェイスIXO12/IXO22について!
スタイリッシュな小型軽量ボディに、高音質コンポーネントと音楽制作や配信に役立つ機能を凝縮したオーディオインターフェースのIXOシリーズ。
入力チャンネル等が異なるIXO12とIXO22の2機種が登場、IXO12は最近廃盤になった同社のUR12の後継的な立ち位置にあたる機種のようです。
マイク入力ミュートスイッチやループバックON/OFFスイッチが本体にあり、配信にも使いやすい仕様に!
背面にはUSB端子もTYPE-C、パソコンやスマホに接続するUSBと電源供給を行うUSBの2つが用意されています!
UR22Cに搭載されていたMIDI端子やソフトミキサーが無くなっている反面、シンプルで初心者さんにも使いやすいオーディオインターフェイスに仕上がっています。
本稿ではそんなIXO12/IXO22の特徴を2機種間の違いや、旧モデルUR12や現行品の同社UR22Cとの比較などを交えてご紹介していきます!
2色のカラーラインナップ
まず本機種にはカラーモデルがホワイトとブラックの2種類用意されています!
IXO12とIXO22の違い
2機種間の違いについては
・入力がIXO12がマイク・ライン1系統ずつに対し、IXO22はマイクもラインも2系統接続可能
・IXO22のみリアルタイムモニターをモノラル・ステレオ切り替え可能(IXO12はモノラルのみ)
・IXO12はヘッドホンとスピーカーのボリューム調整を一緒のつまみで行うのに対し、IXO22はそれぞれのつまみが独立している
というハードウェア的な点のみ。
入出力の音質やサイズは同じのようです!
UR12/22Cとの違い①:サイズ感
それぞれを並べてみると上記のような感じ!
横幅はあまり違いがありませんが、奥行きがだいぶスマートになっているのが分かりますね!
重量もUR12/22Cが850g/1,100gに対しIXOは450gとかなり軽量に!
サッと設置しやすくなっていますね!
UR12/22Cとの違い②:音質面
まずIXO12/22そしてUR12のビット/サンプリングレートが24bit/192KHzなのに対しUR22Cのみ32bit(整数)/192KHzまで対応!
ですが、通常ではあまり使用する機会が無くそして音の解像度に決定的な違いがあるわけではないのでここは大きな問題ではないかもしれません。
それよりも入力のダイナミックレンジがIXO12/22の方がUR22Cよりも上昇している点は注目ですね!
ダイナミックレンジ= 小さな音から大きな音まで、そのマイクロホンが捉えることのできる音量の幅をデシベル(dB)
となりますので、数値が高いほど良い音になる傾向にあります。
実際に私もマイクを接続したり、ヘッドホンやスピーカーからのモニター音をチェックしてみたのですがIXOシリーズの方が明るい(クリア?)な印象を持ちました。
しかしマイクプリアンプについてもUR12/22CにはD-PRE、IXOにIXO MIC-PREというこの機種特有のマイクプリと搭載されているのものが異なるので、判断が難しいところです。
少なくともUR12よりもIXO12/IXO22の方がサウンドは大幅に向上しているのが分かりますが、UR22Cと比較すると、実際この辺りのサウンドの差は好みもあるかと思うので、実際にご自身の耳でチェックしてみるのが良いと思います!
UR12/22Cとの違い③:機能面
UR22CにはMIDI端子がありましたが、IXO12/22にはUSB端子とオーディオ出力のみとなります!
また、UR22Cにはエコー・リバーブなどのDSPエフェクトを掛け録り出来たり、設定しておいた音量やエフェクトのパラメータをそのまま保存・呼び出しができるdspMixFxというソフトミキサーが搭載されていましたがIXOシリーズにはそちらがありません。
反面、IXO12/22には本体にマイクのミュートON/OFFスイッチや、パソコンのOS上で再生されているサウンドを録音・配信に乗せることができるループバックスイッチが本体に実装されています。
UR22Cの場合は、ミュートやループバック切り替えを先ほどのソフトミキサー上で行う必要がありやや面倒だったため、この辺りはIXOが便利になった感じですね!!
特にライブ配信やスマートフォンでの録音など、容易にアプリを立ち上げられる状況下でない場合に、この物理スイッチは重宝されそうです。
いかがでしたでしょうか??
簡単にではございますが、SteinbergのIXO12/IXO22について、URシリーズとの比較も交えご紹介させ得ていただきました♪
当店でも実機展示中、気になる方は是非チェックしてみてください!
この記事の投稿者:立浦(たてうら)
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