【Guitar Lovers Show 2023 in NAGOYA】私が愛したビザールギター【Mary Guitars編】

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2023年10月02日

CONTENTSGuitar Lovers Show 2023inNAGOYAのテーマは【Origin&Bizzare】【Bizzare】のコンセプトの関連記事一覧オーダーしたブランド 『Mary Guitars編』どういった仕様でオーダーしたか、、どんどんと製作を進めていきます。Guitar Lo […]

Guitar Lovers Show 2023inNAGOYAのテーマは【Origin&Bizzare】

【Origin】のコンセプトでは、エレキギターの原点であるブラックガードテレキャスターをテーマにオーダーし、ブランド各社が考える今できる『最高の一本』を製作して頂きます。

【Bizzare】のコンセプトでは、個性的なボディシェイプにレトロ感のあるデザインに合わせ、現代の音楽シーンにて使用しやすいサウンドを融合した『ネオ・ビザール』をテーマに製作して頂きます。

当記事では【Bizzare】の内容をまとめた記事となります。

【Origin】の内容をまとめた記事はこちらをチェック↓

【Bizzare】のコンセプトの関連記事一覧

第一弾では『Bizzare Guitar』の歴史をご説明し、今回オーダーしたブランドを簡単にご紹介させて頂いております。
まだ見られていない方は是非ご覧ください。下の写真をクリックすればご覧いただけます。

オーダーしたブランド 『Mary Guitars編』

今回ネオビザールをテーマに2社のブランドにオーダーを依頼しました。
今回ご紹介するブランドは岐阜県大垣市で工房を構え、デザインから製作を1人でされている『Mary Guitars』をご紹介します。

ビザール担当の副店長 東とMary Guitarsが出会って約3年となりました。気付けば私も虜になり、実際に購入させて頂いたりとお付き合いがあり、今まではショップオーダー品やお客様からのオーダーモデルの製作をお願いして来ましたが今回はギタラバモデルとして製作を依頼しました。

コンセプトとして見た目の可愛さ、そして現代の音楽に使用しやすいサウンド、それ以外は丸井氏を信頼しているからこそできる、お任せでお願いしました。

Guitar Luthierのご紹介

Designer / Guitar Luthier  丸井 優希
画家の祖父、デザイナーの父の影響もあり、幼い頃から絵を描くことを生活の一部とし、自然と芸術家を志す。
高校時代に取り憑かれたようにギターを弾き、プロギタリストよりもクラフトマンに憧れる。
ESPギタークラフトアカデミーでの修学を経て、株式会社ディバイザーに入社。国内ブランドの製造に携わる。
退社後、Mary Guitars(メアリーギターズ)を設立。
一時、ESPにて製作講師を兼任。GEN (Gakki Engine Of Nippon) に加盟。
表現者、技術者として芸を磨く日々を送る。

どういった仕様でオーダーしたか、、

今回のテーマがネオビザールでのテーマがありましたのでコンセプトは見た目の可愛さ、そして現代の音楽に使用しやすいサウンドは絶対条件でした。
『Mary Guitars』ならVispa Donut-J2
このモデルしかないと私の中で決めてました。(下の写真は過去に同モデルをオーダーした写真です。)

オーダーモデルが決定したらやることは木材選定ですよね。

数ある木材の中から丸井氏に私が思い浮かべるコンセプトに合った木材をセレクトして頂きました。
ここで、そのギターの人生がスタートしますので重要な作業です。

ここからは仕様に合わせて製作がスタートします。

ネック編

ネックをラフカットしネックらしさが出てきました。 ネックをラフカットしネックらしさが出てきました。
刃物で1本1本手作業でネックを作っていきます。 刃物で1本1本手作業でネックを作っていきます。
しっかりと平面になっているかシビアに確認していきます。 しっかりと平面になっているかシビアに確認していきます。
指板にインレイを入れ込んでいきます。<br />
指板にインレイを入れ込んでいきます。
ネックグリップも仕上がり見たことのあるネックの状態となりました。 ネックグリップも仕上がり見たことのあるネックの状態となりました。
フレットも打ち込み完了!抜群の仕上がりです。 フレットも打ち込み完了!抜群の仕上がりです。

ボディ編

ボディ形状にカットしギターの形になってきました。 ボディ形状にカットしギターの形になってきました。
ネックとボディを組み込み細部まで確認していきます。 ネックとボディを組み込み細部まで確認していきます。
少しの隙間もないピッチリに仕上がってます。さすが丸井氏です。 少しの隙間もないピッチリに仕上がってます。さすが丸井氏です。
塗装に入る前にはしっかりと乾燥をするよう寝かせていきます。<br />
塗装に入る前にはしっかりと乾燥をするよう寝かせていきます。

どんどんと製作を進めていきます。

本日お見せできるのはここまでです。

次回は塗装から組み込みの状況をお届けさせて頂きます。
お楽しみに

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。