![みなさんこんにちは。]]島村楽器松本パルコ店でデジタル楽器やPA機器の担当の本平(モトダイラ)と申します。]]この度[!!「宅録のススメ」!!]と題して、DAW・DTM関係の記事を定期的にアップすることにしました。「これからDTMを始めてみたい」という方から「既ににやっている」という方まで、みなさま […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/matsumoto/wp-content/uploads/sites/46/2020/10/20201016-haishin.jpg)
みなさんこんにちは。
島村楽器松本パルコ店でデジタル楽器やPA機器の担当の本平(モトダイラ)と申します。
この度「宅録のススメ」と題して、DAW・DTM関係の記事を定期的にアップすることにしました。「これからDTMを始めてみたい」という方から「既ににやっている」という方まで、みなさまに役立つ記事になるように頑張りますのでよろしくお願いします。
記念すべき1回目のテーマは「配信に必要な機材」についてご案内します。
配信に必要な機材
外出自粛が呼びかけられ、オンライン会議、レッスン、演奏動画など、様々な配信が盛んに行われるようになりました。PCやスマートフォンがあればだれでも簡単に動画配信をできる時代です。しかし実際にPCやスマホで配信してみたところ、満足な画質や音質が得られず、ストレスを感じた方もおられたと思います。クオリティをアップするためには、画質ならHD動画撮影可能なデジタルカメラやハンディカムカメラ、音質ならマイクとオーディオインターフェイスが必須です。とはいえインターネット配信も多種多様で様々なスタイルがありますので、今回はケース別におすすめの機材をご案内します。
スマホで簡単に撮影・配信
時代はスマート社会です。機材は大掛かりにせず、ある程度サウンドクオリティを上げたい場合におすすめなのがこちらです。
MV88+ VIDEO KIT【マイクキット】
MV88+ VIDEO KITは持ち運び可能なオーディオ・ビデオ録音キットで、スマホとマイクを一体化できる三脚、iOS Lightningコネクタ用ケーブルとUSB Type-Cケーブルが付属した、まさにオールインワンな撮影キットです。専用のキャリングポーチが付いているのも魅力です。SHURE公式の収録アプリもシンプルながらも洗練されており、初心者でも使い易いデザインです。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
SHURE | MV88+ VIDEO KIT | ¥31,680 |
スマホで演奏、オーディオミックス、録画を実現
GO:MIXER【オーディオインターフェイス】
軽量、コンパクト、簡単操作のGO:MIXERを使えばスマホを使って高品質なミュージック・ビデオや動画コンテンツを簡単に作成することができます。GO:MIXERは複数のインプットを装備しているので、マイクや楽器、メディア・プレーヤーなどをミックスして録音できます。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Roland | GO:MIXER | ¥11,000 |
GO:MIXER PRO【オーディオインターフェイス】
先に紹介したGO:MIXERの上位モデルです。従来の機能にプラスして、スマホからの電源供給、電池駆動、ループバック機能のオン/オフ切り替え、USB Type-C接続、48Vファンタム電源に対するなど、ユーザーからの声が大きかったさまざまな点が改良。さらに、演奏動画を作れるiOSアプリ「4XCAMERA」やクロマキー合成の動画が作成できるアプリ「Virtual Stage Camera」 のフルバージョンを使用することができます。機能やクオリティにこだわる方におすすめです。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Roland | GO:MIXER PRO | ¥19,800 |
GO:LIVECAST【オーディオインターフェイス】
GO:LIVECASTはその名の通り、スマホによる配信に特化したオーディオインターフェイスです。煩わしいセッティングは必要なく、スマホに繋ぐだけの簡単接続。すぐにクオリティの高いライブ配信が行えます。さらには著作権フリーのBGMや効果音で雰囲気づくりができたり、タイトル表示やオープニング動画を流せたりと、一般的なライブ配信アプリだけではできないようなことが可能です。他とはひと味違うライブ配信を簡単に行いたい方におすすめです。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Roland | GO:LIVECAST | ¥27,500 |
AT2035【コンデンサマイク】
もしあなたが自分の声やアコースティック楽器を収録したいとして、せっかく性能の良いオーディオインターフェイスを入手しても、マイクがなければ音を録ることはできません。AT2035は自宅録音や動画配信のために設計されたモデルで、低ノイズでスムーズかつナチュラルな音質が得られます。専用のショックマウントも付属しており、ファースト・コンデンサマイクにおすすめの1台です。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
audio-technica | AT2035 | ¥16,280 |
PCによるオンライン会議を手軽に高音質に
例えばオンライン会議をするにしても、スマホだと画面が小さいのでPCをメインにしている方も大勢いらっしゃると思います。PCによってはマイク内蔵だったりマイク入力ができるタイプもありますが、それでは十分な音質を得られないことがほとんどです。気軽に高音質化するならこちらがおすすめです。
AT2020USB+(J)【USBコンデンサマイク】
AT2020USB+(J)はPCへのプラグ&プレイで簡単に収音が可能です。一般的にPCでマイクを使う場合はオーディオインターフェイスが必要ですが、こちらはマイクにその機能が内蔵されています。デスクトップでの使用に便利な折り畳み式三脚スタンドとUSBケーブルを付属しているので、これさえあればすぐにWEBキャスティングできます。在宅勤務、テレワークを快適にしたい方に特におすすめです。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
audio-technica | AT2020USB+(J) | ¥16,500 |
CM-5000U【USBコンデンサマイク】
CM-5000UもPCへ接続するだけでセッティングOKのUSBコンデンサマイクです。特筆すべきはパッケージ内容で、マイク本体の他に「アームスタンド」、「ショックマウント」、「ポップブロッカー」、「ポップフィルター(風防)」、「USBケーブル」が付属しているにも関わらず、驚きの価格を実現しています。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
CUSTOM TRY | CM-5000U | ¥5,500 |
ヘッドセットでオンラインレッスン
コロナ渦によりスタジオでのレッスンが難しい状況で、新しい様式としてオンラインレッスンが注目されています。しかしダンスなど体を動かすレッスンだと映像は伝えることはできても、声がなかなか通らないかもしれません。マイクを使うにしても有線マイクでは動きが制限されてしまいます。そういった場合にはヘッドセットタイプのワイヤレスマイクがおすすめです。もちろんワイヤレスマイクを配信で使うためにはオーディオインターフェイスも必要ですので、あわせてご案内します。
BLX14/SM31【ヘッドセット・ワイアレス・マイク】
ShureのBLXヘッドセットワイヤレスシステムはワールドクラスのデザインと構造で、動きの多いパフォーマンス用途向けの耐久性に優れたヘッドセットシステムです。無線の設定はワンタッチで操作できるので、ワイヤレスの知識が無くても簡単に設定できるのも魅力です。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
SHURE | BLX14/SM31 | ¥43,780 |
AG03【ウェブキャスティング向けオーディオインターフェイス】
AG03はウェブキャスティングに便利な機能を備えた音楽・音声用3チャンネルミキサーです。USBオーディオインターフェース機能を備え、60mmフェーダーが配信中の快適なボリューム操作を実現します。ループバック機能も備えているので、PCでBGMをかけることも可能です。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
YAMAHA | AG03 | ¥16,500 |
ループバック機能を駆使して音楽動画配信
パソコンでBGMかけながらマイクとライン入力で弾き語りをしてみたり、それをネットでライブ配信するにはループバック機能が必要です。ここではDAWソフト(音楽制作・編集ソフト)も付属したループバック機能付きオーディオインターフェイスをご紹介します。
UR22C【ループバック機能付きオーディオインターフェイス】
世界中で愛用される音楽制作ソフトウェアCubaseの基本機能を搭載したCubase AIが付属しているので、これを使えばすぐに作曲・録音・編集が可能です。さらにdspMixFx機能も搭載で、PCに負荷を掛けずにリバーブやアンプシミュレーターを使えるdspMixFxテクノロジーも搭載で、クオリティの高い演奏動画が配信できます。
メーカー | 型名 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
Steinberg | UR22C | ¥17,820 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?その他にもアクセサリとしてケーブルやスタンドなども必要になることもありますが、当店では各種取り揃えております。ぜひご来店ください!
デジタル・PA担当 | 本平(モトダイラ) |
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音響機器メーカー勤務を経たのち、商業スタジオ、ライブハウスでのサウンドエンジニアリングを経て現職に。これまでの経験を活かして皆さまのミュージックライフをサポートします!
記事一覧
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