仕事の扉
H.I.ピアノ調律師(工房&外回り) 2021年入社ピアノ調律科 卒
Deciding factor
ひとつとして、
同じピアノはないことに感動した。
5年生までピアノを習っており、やめた後も学校行事では伴奏を担当していました。その練習で初めてグランドピアノを弾いた時に「電子ピアノと全然違う」と衝撃を受けて。さらに本番のホールで別のグランドピアノを弾いた瞬間、「同じグランドピアノでも音の表現が違うんだ」と感動したんです。それからピアノという楽器に興味を持ちました。調律師という仕事をきちんと知ったのは、テレビ番組がきっかけです。「この仕事に就きたい!」と母に話して、2年制の専門学校へ通いました。島村楽器へ入社を決めたのは、さまざまなブランドや状態の楽器が扱えると思ったからです。

Job description
工房だけでなく、
さまざまな場所で調律を行う。
工房から外へ出て、お客様宅のピアノや展示商品の調律・メンテナンスを行なっています。時には鍵盤や内部パーツを預かり、工房で修理をすることもあるので、外回りと工房での作業は5:5の割合です。訪問先は個人のお客様や店舗、コンサートホールなど、さまざま。特に個人のお客様は自宅に知らない人を入れるので、第一印象の雰囲気には気を配っています。「調律作業中も部屋に入ってきて大丈夫です」とお伝えしたり、時にはパーツに触れてもらったりしながら、なるべく調律という作業をオープンにして、身近に感じてもらうことを意識しています。

Challenges and Rewards
お客様の理想の音が実現する、
その達成感が違う。
一番は調律・整備したピアノを弾いて「全然違う!」と喜ぶお客様を見るのが、やりがいです。「弾き心地を軽くしてほしい」や「明るくしてほしい」といった要望も、物理的に軽くすれば良いのか、音の表現が重く感じるのかは、人によって違います。演奏場所やスタイルを考えながら、発音のレスポンスや鍵盤の重さを調整する。その難しさはありますが、だからこそお客様の笑顔を見ると、達成感がありますね。また外回りが多いので、なるべく同じエリアを1日で回れるようにしたり、作業日数を予想したりと、緻密なスケジュール管理が求められるのは大変なところです。

Episode of Opening a Door
楽器だけでなく奏者も見ることの、
大切さを実感した。
ある調律でコンサートホールを訪問した際のこと。時間がなかったため、音合わせを優先して調整し、演奏者の方に弾いていただいたところ、連打がしづらそうなご様子でした。改めて、調整しましょうかと伺うと、「大丈夫です」と少し諦めた表情だったので、「数分で終わります」とご提案。リハーサル時間を気にされていましたが、すぐに分解して調整し、弾いていただくと「こんなに変わるんだ!」と驚かれていました。後日、私の名刺を頼りに「前回の対応が印象的で」と、エリアが離れているにも関わらず、自宅のピアノ調律を指名で依頼いただき、定期調律をするご縁に。楽器だけでなく弾く人もきちんと見ることが、“信頼”の扉を開くと実感しました。

Comments from Colleagues
丁寧な仕事ぶりと妥協しない姿勢、そして難しい場面でも真摯に対応する仕事ぶりは、とても頼りになります。これからも持ち前の探究心を活かして、チームを支える存在となり、さらに活躍の幅を広げていってください!

How I spend my Time off
休日は愛車でドライブすることが多いです。食べることも大好きで、よくグルメ旅に出かけています。写真は、とある有名店でカレーを頼んだら想像の3倍の量が出てきて、友人たちと困惑しつつ笑い合った一枚です。

Other People

一つひとつの
修理の中で、
一歩一歩
進んでいきたい。
Y.N.
ギターリペア(工房)
2024年入社
音楽サービス創造学科 卒

お客様の声と
楽器の音を
頼りに、
理想を探していく。
K.I.
ギターリペア(店舗)
2020年入社
ギタークラフト科 卒

人の心の
琴線に触れる、
そんな修理が
したい。
M.K.
管楽器リペア(工房)
2016年入社
管楽器リペア科 卒

お客様の
理想の楽器を、
リペアで
形にしていく。
K.G.
管楽器リペア(店舗)
2007年入社
管楽器リペア科 卒

楽器と
まっすぐ向き合う、
この仕事を
まっすぐ歩む。
H.T.
弦楽器リペア(工房)
2017年入社
経済学科 卒

奏者によって
変化する、
ピアノの個性を
引き出す。
H.I.
ピアノ調律師(工房&外回り)
2021年入社
ピアノ調律科 卒

楽器だけでなく
人の和も、
整えられる人を
目指して。
G.K.
ピアノ調律師(工房&外回り)
2012年入社
ピアノ調律科 卒