Teenage Engineering EP-35 実機レビュー!ギターもマイクもシンセも接続できる、多機能ポータブルアンプ!
この記事はプロモーションを含みます。
こんにちは、島村楽器名古屋パルコ店の立浦です。
個性的なデザインとユニークな音楽制作機材で人気のTeenage Engineeringから、またまた気になる新製品が登場!
その名もEP-35 !!



人気サンプラー EP-133 K.O. II を思わせるデザインが印象的な、バッテリー駆動のポータブルアンプです。
ギター/マイク入力やLINE入力など豊富な入力端子を備え、またユニークなエフェクトも搭載、更にUSBオーディオ機能やBluetooth、FMラジオまで搭載したなかなか多機能な製品となっています。
本稿ではそんなEP-35 の特徴や注目ポイントを詳しくチェックしていきたいと思います!
製品発表会にて初お目見え
今回のTeenage Engineering EP-35 は10月某日、東京・渋谷のLUSH HUB(ラッシュハブ)にて開催された製品発表会にて国内初披露。
不祥担当も参加させていただきました!

会場にはEP-35 以外にも様々なTeenage Engineeringの商品がずらりと陳列。

入場の際に参加特典としてエコバックとTシャツを頂きました。
右側に映っているのは同社の歌う木彫り人形「Choirシリーズ」?!

このアーケードゲームのようなEP-133 K.O.Ⅱの什器、欲しい…!!

入り口には今回の主役EP-35の本体と箱が多数陳列!
実は、今回の新商品がアンプスピーカー製品であることは発表会にて初めて明らかになったので、担当は一目見て「お…おぉぉ?!!」とよく分からない感嘆の声をあげてしまいました。

今回のEP-35 は、単なるマイク用・ギター用アンプという枠にとどまらず、ライフスタイルにも寄り添った製品として位置づけられているようです。
そのため、今回の発表会も楽器業界の関係者より、アパレル関係者やデザイナーの方々を中心に招待されていたとのこと。
周囲を見渡せばオシャレな方ばかりで、少々恐縮してしまいましたが(笑)、会場では軽食が振る舞われたほか、アーティストの方々による実機を使ったライブパフォーマンスも披露されました。
短い時間ながら、製品の魅力やコンセプトを肌で感じられる、とても有意義な発表会でした。
ということで、ここからはEP-35 の実機チェックに移っていきたいと思います!
EPシリーズらしい、ユニークなデザイン


まず目を引くのが、その外観。
EP-35 は、Teenage EngineeringのEPシリーズと共通する、グレーを基調としたレトロで工業製品的なデザインを採用しています。

本体上部には持ち運び用のハンドルが設けられており、その周辺に各種入力端子や操作ノブが配置されています。
ギターアンプ専用機というよりは、コンパクトなPAスピーカーやポータブルオーディオシステムに近い印象でしょうか。
また、本機種はバッテリー駆動にも対応しており、いつでもどこでも持ち運び・使用が可能です。
防滴仕様にもなっているそうで、屋外への持ち出しもOKです。

詳しくは後述しますが、アクセサリーを使用することによりEP-133 K.O.Ⅱを側面にジャストフィットで取り付けも可能です!
背面には収納スペース&ライト

そして今回、個人的に最もTeenage Engineeringらしいと感じたのが、こちらの仕掛け!
なんとEP-35は、本体背面に収納スペースを備えています。
背面のグリルを取り外すことで収納スペースにアクセスでき、ちょっとしたアクセサリーなどを入れておける構造になっているようです。
※充電・給電用のモバイルバッテリーを入れたり、他にもキャンプやBBQに持ち出した際に缶ビールを入れておく!というのも面白そうです!※お酒は20歳になってから。

さらに、その内部にはマイクやギター、ライン入力のGAIN調整、TONEコントロールなども配置されています。
頻繁に操作するエフェクトは上部パネルに、細かな入力調整は背面側にまとめるという、なかなか独特な設計ですね。

そして、もうひとつユニークなのが「CAMP LIGHT」と呼ばれるライト機能。
収納スペースを開けると内部のライトが点灯する仕組み。
通常の点灯はもちろん、接続された音声・音楽に反応して光る「DISCO MODE」も用意されており、背面内部のボタンで切り替え可能。
ナイトパーティ用としてはもちろん、夜のキャンプ中のチルタイムに持ってこいじゃないですか…?!
音楽機材でありながら、アウトドアでの使い勝手や遊び心まで考えられているのが、いかにもTeenage Engineeringらしいところです。 実用性はもちろんですが、こうした思わず触りたくなるギミックも、他社製品には無い、このブランドならではの魅力ですね。
30W+25Wの2ウェイスピーカーを搭載

アンプとして気になるのが、やはりスピーカーの仕様ではないでしょうか?
EP-35 は低域を担当するウーファーと高域を担当するツイーターを組み合わせた、2ウェイ構成となっています。 一般的なギターアンプではフルレンジに近い構成のスピーカーを使用することも多いですが、本機は音楽再生やシンセサイザー、ボーカルなど、幅広い音源を扱うことを想定した設計のようです。

特に注目したいのは、シンセサイザーやサンプラーとの組み合わせ。
EP-133 K.O. IIなどで制作したビートを外部スピーカーで再生したい場合にも、このような構成は魅力的ですね。 実際の音量感や低音の迫力もこのサイズのスピーカーからは信じられないくらいのパワフルさがあります。
ギター・マイク・シンセを接続できる豊富な入力端子

商品のパッケージにも描かれている通り、本機種にはただの音声出力用のアンプとしてだけではなく、ギター入力やマイク入力もあり、更に3.5mm LINE IN も搭載!
同社のOPシリーズやEPシリーズなどのシンセサイザー、サンプラーなどを接続・音出しをすることが可能です。


XLRマイク入力には48Vファンタム電源も用意されているため、コンデンサーマイクを使用したい場合にも対応できる設計です。 ギター入力側には入力インピーダンスに関する切り替え機能も設けられているようで、単なる外部入力としてではなく、楽器を直接接続することを意識した仕様となっています。
また、イヤホンやヘッドホン、外部オーディオ機器に出力するための3.5mm LINE OUT を搭載。
コンパクトなポータブルアンプでありながら、簡易的なミキサーのような役割も期待できそうです
ギターとマイク、それぞれに専用エフェクトを搭載

楽器用アンプとして、もうひとつ注目したいのが内蔵エフェクトです。 EP-35では、ギターとマイクにそれぞれ専用のエフェクト操作が用意されています。
上部パネルにはエフェクトの種類を選択するノブと、効果のかかり具合を調整するノブが配置されており(黒色がギター、白色がマイクのエフェクト)
それぞれ各8つのプリセットから選択し、エフェクトのかかり具合を右の数字のダイアルで決めていく形となります。
プリセットによってギターにディストーションやスプリングリバーブがかかったり、マイクにはラジオボイスやロボットボイスがかかったりと様々。特にマイクの方がかなり奇妙でユニークなエフェクト効果ばかりで、遊び心がありますね!
何よりアイコンやパーツがTeenage Engineeringらしいキュートな装いなのがGOOD!!

マスターボリュームもカワイイ!
そして謎にMAXのさらに上のボリューム値がある辺りは、Turn it up to 11という海外ミームのオマージュなのかも。
3つのUSB端子を搭載



更にUSB-Cフラッシュメモリを再生するUSB-Cポート、充電・給電を行うUSB-Cポート、USBオーディオインターフェイス機能を有し、スマホ・パソコンと接続するUSB-Cポートと3つのUSB-Cポートが実装されています。
普通の同カテゴリーの製品だと、上記の機能は一つのUSB-Cポートにまとめられる事が殆どですが、このEP-35 のようにそれぞれのUSBを独立して設けることによりが、例えばフラッシュメモリとPCを同時に接続しながら充電も行いたい!といった場合にも対応となりますね!

また、USB-Cによるオーディオ接続に対応するほか、Bluetoothを使用してスマートフォンなどの音楽を再生する機能も備えているようです。
※USBオーディオ機能は8in2outに対応
※EP-35で鳴っている全ての音が1/2、ギターが3/4、マイクが5/6、LINE INが7/8に入力される仕様で、実質的には4入力

背面パネル内のUSB-Cは給電、充電用ですが、写真のようにモバイルバッテリーを差しながら、より長時間使用することも可能です。
Auracastによる複数台のワイヤレス接続
さらに、Bluetoothの「Auracast」に対応する点も注目です。
Auracastは、対応機器にBluetoothオーディオを配信できる技術です。
担当はまだ実機で確認出来ていないのですが、このEP-35 では、この技術を利用して複数の対応アンプへ音声を配信する機能が用意されているようです。

EP-35本体にはシリコン製の足台(シリコンフィート)が配備されていますが、この部分がちょうど天面の四隅の穴(マイク入力やLINE入力の部分)にフィットしそう。

実際に試してないので確認が必要ですが、EP-35を何段も積んで配置できそうです。
他にも例えば複数台のEP-35 を用意し、離れた場所でも同じ音楽を再生するといった活用方法が可能。
ちょっとしたイベントでのオーディオスピーカーとして、色々な箇所に配置してワイアレスで接続・音声再生できるのは良いですね!
複数台使用時の具体的な動作や音声の遅延については確認が必要ですが、一般的な小型アンプにはあまり見られない面白い機能ですね。
充実したアクセサリー類、EP-133 K.O.Ⅱを本体に貼り付け可能
更にTeenage Engineeringらしさが垣間見える点として、充実したアクセサリーが用意されている点が挙げられます。
担当が発表会に参加した時に実際にチェックしたものを幾つかご紹介していきます!
・K.O. DOCK KIT

EP-133 KO-ⅡとEP-35をドッキング出来てしまう専用キットです!
これはEPユーザーにはアツすぎますね!

このオレンジの留め具で四方の端っこを留めて、ラインケーブルでEP-35のLINE INPUTに入力すればスピーカー付きビートマシンの出来上がりです!

ジャストフィットする感じがたまりません…!
・K.O.-AMP 35 pocket bag



こちらはEP-35の側面に取り付ける収納バッグ。
EP-133 KO-Ⅱを収納できるくらいのサイズ感。

先ほどのK.O. DOCK KITとはまた異なるレゴブロックのようなパーツで取り付けます。
・K.O.-AMP 35 eyelet bag

こちらもEP-35の側面に取り付けるバッグですが、先ほどのような留め具ではなくシリコンフィートに引っ掛けて取り付ける可能耐水性リサイクルナイロン製のマルチストレージバッグ 。
サイズもpocket bagよりも小さめで小物入れなどによさそうです。
・USB DRIVE 16GB ep-plug



EP-35本体上部のUSBポートに接続可能な、16GBの専用ストレージ。
一見すると普通のUSB-Cフラッシュメモリですが、カセットテープのように「SIDE A」「SIDE B」という2つの面を持つ、ユニークなUSBメモリ!

メモリを挿し込む向きを変えるだけで、A面・B面それぞれに保存された異なるセッションを呼び出せるという仕組み。 出荷時にはすぐに演奏を楽しめる「プレイバックループ」も収録されているとのこと。
カセットテープ時代の操作感を現代風に再解釈したアイテムなのかも? こうした細かな部分にも遊び心を盛り込んでくるあたり、いかにもTeenage Engineeringらしいですね!
・EP-127 K.O.-PEDAL

EP-35のポテンシャルを最大限に引き出す、専用設計のフットペダル。
本体のみでは呼び出せないメトロノームやルーパー機能、またエフェクトをフットコントロール可能になるアイテムです。
このEP-35を入手するギタリストには必携モデルになるかもしれません。
こちらは実機をお借りできたので後ほど詳しくご紹介させていただきます!
他にも実機をまだ拝見できていませんが


HANDY MIC :アンプのハンドルにジャストフィットするよう設計された、プッシュトゥトーク仕様のコンパニオン・マイク
AMPTENNA :EP-35を瞬時にFMラジオ受信機へと変身させる専用FMアンテナ
K.O.-AMP 35 cylinder case :アンプの隠し蓋ストレージにぴったりと収まるよう設計された円筒形のポーチ
K.O.-AMP 35 strap :ハンズフリーでの移動を実現する、ショルダーストラップ
といった多彩なオプションアクセサリーが用意されています。
こちらも確認し次第、追記していきます!
EP-127 K.O.-PEDAL 実機チェック!

こちらが今回お借りした実機のEP-127 K.O.-PEDAL 。


サイズはiPhoneよりもちょっと大きいくらいです。
背面に単4電池×2本を入れることで駆動し、BluetoothもしくはUSB-Cで本体と接続し、EP-35に搭載されている更なる機能にアクセス可能です。

端子類は上記のような感じ。
電源のON/OFFとペアリングボタン、ペダルの機能を切り替えるMODEボタン、そして今回は試せていないのですが、MIDI OUTやエクスプレッション信号のインプットがあります。

MODEで切り替えられる項目はエフェクト量を切り替えるモード、ルーパーモード、メトロノームを使用するモード、そして接続した機器の音楽の再生・停止・選曲を行うプレイバックモードの4つ。
エフェクトは選んだプリセットタイプごとに異なるものを操作できるようです。(最大2つ)
フランジャーだったりコーラスだったり、フィルターだったりと様々。
細かい数値やパラメーターの設定は無く、ON/OFFやかかり具合を操作するのみですが、ボタンの踏み込み具合で変化させられるのは面白いですね!
ルーパーモードも搭載!
約20秒と短めで、バンクごとに保存するタイプではなく電源をオフにすると消去されるようなシンプルなものですが、ギター・マイク個別にループフレーズが保存出来るようです!
バックでメトロノームを鳴らしながら使用出来、また録音したフレーズを極端に遅く再生したり逆再生する、といったようなユニークな機能もありました。
まとめ
いかがでしょうか?
本日はTeenage Engineering EP-35についてご紹介させていただきました。
ギター、マイク、シンセサイザーなどを接続できる豊富な入力端子に加え、内蔵エフェクト、USBオーディオ、Bluetooth、FMラジオなど、コンパクトなボディにさまざまな機能が詰め込まれているようです。 そして、そのルックスや収納スペースやキャンプライトといった遊び心のある設計も、Teenage Engineeringらしいポイントですね。
オプションアクセサリーを使えば更なる拡張機能にもアクセスでき、用途ごとに様々な使い方が楽しめそうです。
個人的にはEP-133 K.O.Ⅱユーザーでスピーカーを検討していた方にはぜひGETして欲しいなと思います!
島村楽器対象店舗でも展示・販売を開始しております!
気になる方はぜひチェックして見てください!
この記事の投稿者:立浦(たてうら)

特徴まとめ
6つのオーディオ入力:
・ゲインコントロール付3.5mmステレオライン入力
・ハイ/ロー入力対応ゲインコントロール付1/4″モノラルインストゥルメント入力
・+48Vファンタム電源およびゲインコントロール付きXLRマイク入力
・Bluetoothオーディオ
・USBオーディオ
・ep-plug接続 (EP SeriesをUSB-C経由で接続できます。)
2つのオーディオ出力:
・3.5mmステレオライン出力
・USBオーディオ
エフェクター:
・12レベル(0~11段階)の8種類のギタープリセット
・12レベル(0~11段階)の8種類のマイクプリセット
その他:
・DAWやフィールドレコーダーに直接録音可能な4ch Stereo in / 2ch out のオーディオインターフェース / サウンドカード機能 (USB-C接続)
・EP-Seriesや別売りアクセサリを接続可能なep-plug アクセサリーポート
・トーンコントロール・ノブ
・ミュートボタン
・Bluetooth 5.3 および BLEオーディオ対応
・複数台のEP-35での同時再生を可能にするブロードキャストモード (Auracast)
・キャンプ・ライト
・缶ビールが収納できるストレージ
発売日
2026年10月22日
販売価格・ご購入はこちら
- 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。
| 品名 | 販売価格 |
|---|---|
| 品名 Teenage Engineering EP-35 JANコード:4533940379074 | ¥69,850(税込) |

オプションアクセサリー
USBメモリTeenage Engineering USB DRIVE 16GB
ep-plugポートに接続可能な、16GBの専用ストレージ。A/Bの2つのサイドに異なるセッションを保存可能
¥5830税込