徹底比較!グランドピアノの選び方 vol.2 お店でのピアノ試弾のポイント

ピアノショールーム八千代店

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2024年01月09日

いつかはグランドピアノを…とお考えの方!ご一読をぜひお勧めします! 「グランドピアノのことをもっとわかりやすく知りたい」というお客様の声にお応えして、当店のグランドピアノ担当者が一生懸命考えてグランドピアノの選び方ガイドを作成しました。 なるべく専門用語や難しい言葉を使わずに、皆様にとって判りやすい […]
いつかはグランドピアノを…とお考えの方!ご一読をぜひお勧めします!

「グランドピアノのことをもっとわかりやすく知りたい」というお客様の声にお応えして、当店のグランドピアノ担当者が一生懸命考えてグランドピアノの選び方ガイドを作成しました。

なるべく専門用語や難しい言葉を使わずに、皆様にとって判りやすい内容で作成しました。
ピアノがもっと楽しくなるようにピアノ買うなら・・・などピアノの購入を検討されている皆様へのお役立ち情報がたくさん!是非ご覧下さいませ。

当店はピアノ専門の楽器店です

グランドピアノやアップライトピアノ・電子ピアノの新品中古含め常時100台程を展示。

お客様が気軽に弾き比べできるようにしたり、スタッフ演奏による聴き比べによってピアノの違いを実感していただけるようご案内しています。

ヤマハ・カワイはもちろん、国内主要メーカーの人気モデルを取り揃え。

ホールで使用するコンサート用のピアノというよりは、一般のご家庭用だったりピアノの先生が自宅のレッスン用にご検討頂けるモデルを中心に展示しています。

ピアノコンサートやピアノ調律体験などの楽しいイベントも定期的に行い、音楽の楽しさをご提供しています。

ピアノについてわからないことはいつでもお気軽にご相談下さい。本物の楽器で音楽を楽しんでいただきたいからこそ、私たちはより高い専門性を持った安心のサポートをご提供いたします。

グランドピアノをおすすめする理由、それは・・・

一般のご家庭でお使いになられている方が圧倒的に多いアップライトピアノ電子ピアノでも、世の中に一般的に知られているピアノ曲のほとんどは演奏できるのですが、作曲家が考えた通りに弾こうと思うと、やはりグランドピアノでなければできない音楽表現があるからです。

アップライトピアノよりグランドピアノで弾いたほうが、いきいき弾けばよりいきいきと響きますし、柔らかに弾けばより柔らかに奏でることができるものなのです。

初級曲でも、上級曲でも、今弾いているこの曲でこんな響きが欲しいのに、なかなか出ない・・・と感じていませんか?

グランドピアノは、演奏表現に必要なさまざまな弾き方を勉強できます。演奏者の工夫に対して、タッチの微妙な違いをピアノが受け取り、弾き手のさまざまなイメージで音が鳴るため、グランドピアノを使い始めてからすぐにレベルアップを実感できると思います。

コンクール出場や音楽大学受験を目指す方でなくても音楽をより楽しく感じるために、グランドピアノで練習されることをお奨めします。

店頭で試弾する時の3つのポイント

【体験おすすめポイント1】立ったままではなく椅子に座って弾いてみましょう

ご来店いただいたお客様がピアノのご試弾をなさる際に、お立ちになられたまま2~3音だけポロンポロンと弾く(強音だけ、または弱い音だけ)という場面をよくお見かけします。

でもお客様には、やはり椅子に座って弾いて頂くことが何よりオススメ。リラックスしてたっぷりとpp(ピアニッシモ)~ff(フォルテッシモ)の音量の変化を感じながら音出しをしていただくと、1台づつピアノの音色に違いがあることにお気づきになるはずです。

【体験おすすめポイント2】ペダルを踏んで弾いてみましょう

ピアノの足元にご注目!3本のペダルがありますね。何はともあれよく使うのは向かって右側のダンパーペダル。俗にいう音が伸びるペダルです。弾いた弦の音に加え弾いていない弦が共鳴し、広がるような豊かな響きになります。ピアノを練習されている方であれば、きっとこのペダルを使ったことがあると思います。

グランドピアノのダンパーペダル効果はアップライトピアノとはちょっと(だいぶ)違います!グランドピアノならではの包み込まれるような音の広がりをぜひ体感ください。

左側のペダルの名前はシフトペダルといいます。踏みながら弾いてみると優しい音色に変化します。

お店で音だしする時は是非このシフトペダルも踏んでみましょう。実際に踏んでみると・・・・、あるところが動きます。はじめてのお子様はみんなびっくり!?さてどこが動くのか・・・そしてまだまだあるグランドピアノならではのペダルの使い方・・・この続きは是非店頭で!!

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【体験おすすめポイント3】高音から低音まで全部弾いてみましょう

可能な限り低音から高音まで弾いてみましょう。低音で迫力あるサウンドだったり、高音で輝かしい響きだったり、ピアノの個体やメーカーの違いによって様々な個性があります。

店頭ではグランドピアノの大屋根を開けてありますのでその内部をご覧いただくことができます。ちょっと覗き込んでみて下さい。実にたくさんの、そしていろいろな種類の弦が張ってあることにお気づきになられると思います。

ちょっと解説しますと、中音高音は1つの鍵盤とハンマーに対して弦が3本ずつ張られており、低音は最低音に近づくにつれて弦の数が3本、2本、1本と減っていきます。
さらに、低音から高音になるに従って弦の長さを短く、弦の太さも段階を追って変えてあり、高音に行くほど細くなります。

低音は銅を巻きつけた弦(巻線)ですが、中音高音は銅線を巻かない線(芯線)を使用。つまり一台のピアノの中で高音と中音と低音では弦の種類が違うのです。

弦の種類が違えば音色が違うのはご想像通りです。あらためて内部の仕組みを知って弾いてみると、ピアノの魅力をもっと実感できます!

前もって知っておくとよい知識

グランドピアノの重量はとても重いけれども自宅の部屋の床は耐えられる?

現在展示中のグランドピアノの奥行きサイズは150cm~200cm。重量は250kg~350kg。どれも一般的な家庭住環境の床荷重負荷に耐えうるものとなっています。

グランドピアノは3本の脚(キャスター)で設置されています(アップライトピアノは4つ)。これはアップライトピアノより広いスペースに重量が分散していることとなり、結果的に一つ当たりのキャスターから床にかかる比重は、アップライトピアノに比べやや少なくなるのです。意外ですね!

そもそも異なるサイズのグランドピアノは何が違う?

人気のコンパクトグランドや、定番C3クラス(奥行180cm前後)・家庭用のサイズとしては最高の演奏性能を持つC5クラス(奥行200cm前後)など、ご試弾されたお客様の多くがサイズ毎の音色(響き)の違いに関しどれがよいのか思案されます。

長いサイズのピアノは弦も長くなり響く板も大きくなるため、小さめのピアノよりも余裕のある演奏・より豊かな強弱感が得られるのは確かです。

とはいっても各ご家庭ごとにピアノを置けるスペースは限られているのが現実。試弾をして弦長がより長いピアノの方がやっぱりいいなぁ、でも部屋に入らないぞ! ということですね。

メーカー各社が色々なサイズのピアノを作っている理由、それは演奏する場所のサイズに合わせて選べるようにするためといわれています。

1番大きいサイズのピアノは1,000席以上の大ホールでも豊かに響き渡るように設計、一番小さいサイズでは4畳半での個人練習でも響きを充分に感じられるように設計、とされています。

当店ではグランドピアノをご案内するにあたり、設置を予定されているお部屋の状況をお伺いしながら最適なサイズのピアノはどれか、ご一緒に考えさせて頂いています。ぜひお気軽にご相談ください。

参考にしていただきたいデシベル(dB)のお話

店頭では是非グランドピアノとアップライトピアノを弾き比べして音のボリュームの違いを体感して下さい。音のつつまれ感はグランドピアノが圧倒的ですが、音の大きさは聴感上ではそれほど違わない印象だと思います。

実際騒音計による測定値をデシベル(dB)で表すと、ピアノの音量は普通の部屋の中で70~100dBくらい。

グランドもアップライトも、思いっきり強く弾いて110dBに届かせるのはプロの技。楽器で110dBを越えるパワーを持つのは太鼓類です。
大きさの目安は自動車の警笛と同等。60dBは人が普通の部屋でする会話と同じくらいの騒音レベル。40dBは図書館並みの静けさです。

一般的な仕様の木造住宅では、壁の遮音性能はD-40からD-30程度。ピアノは強弱をつけて演奏する楽器ですが、通常のボリューム(mp/メゾピアノ~mf/メゾフォルテ)なら、日中であれば大きな支障はほとんどないレベルです。

防音

   

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また、展示ピアノの詳細など、事前のご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

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