![CONTENTS防音室の種類「音」と「騒音」の基礎知識耳に優しい防音には「遮音+吸音」防音室設置例お問い合わせ取り扱い防音室ラインナップ一例防音室の種類 防音室には大きく分けて「ユニットタイプ」と「工事タイプ」の2種類があります。 ユニットタイプ 今あるお部屋の中に、防音性能を持つ小さなお部屋を入れ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/toyosu/wp-content/uploads/sites/169/2025/10/20251018-d099d886ed65ef765625779e628d2c5f.jpg)
防音室の種類
防音室には大きく分けて「ユニットタイプ」と「工事タイプ」の2種類があります。
ユニットタイプ
今あるお部屋の中に、防音性能を持つ小さなお部屋を入れるというもの。
代表的な防音室として、ヤマハのセフィーネNSシリーズやカワイのナサールシリーズがあります。
ユニットタイプの中でも、ボックス型防音室を部屋の中に置く「定型タイプ」と、部屋の大きさに合わせて組み立てる「フリータイプ」があります。
定型タイプ
定型のボックス型防音室をお部屋の中に置く方法です。
広さは0.8畳~4.9畳と幅広く、遮音性能はDr-30~Dr-40からお選び頂けます。
フリータイプ
メーカーが開発した遮音パネルを、部屋の大きさに合わせて組立てる方法です。
梁や柱の形に沿って防音壁を作れるため、箱型のユニットタイプと較べると、無駄なスペースができません。
今のお部屋の大きさをできるだけ活かしたい方にオススメです。
防音工事タイプ
在来防音工事
ご自宅のお部屋をまるごと防音室にリフォームする方法です。
ユニットタイプに比べるとコストはかかりますが、今あるお部屋の広さや間取りをそのまま活用することが出来ます。
収納部分も防音仕様に改造して部屋の一部にしたり、楽譜棚やスポットライトの設置、またフローリングや壁紙も豊富な種類から選択でき、思い通りの音楽空間が出来上がります。
音響工事(天井・壁)
音を部屋の外に漏らさないようにするのが防音工事ですが、部屋の中での音の聞こえ方を調整するのが音響工事です。
「楽器の音が響きすぎて演奏ができない」
「オーディオの音が偏って聞こえ臨場感が楽しめない」
「残響がほとんどなく、演奏していても気持ちよくない」
といったお悩みを解決することが出来ます。
「音」と「騒音」の基礎知識
知っておきたい用語
デシベル(dB)
音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。
騒音レベル | dB等級 | 音源の例 |
---|---|---|
とてもうるさい | 85~105 | 地下鉄、滝の近く |
うるさい | 65~85 | パチンコ店、ボーリング場、新幹線車内、蝉の鳴き声 |
ふつう | 45~65 | テレビ、水洗トイレ、都心の住宅地 |
しずか | 25~45 | 郊外の住宅地、囁き声、衣服が擦れる音、鉛筆の音 |
とてもしずか | 10~25 | 小さな寝息、雪の降る音 |
楽器別でのdB等級の目安
ドラム | お子様:80~100 大人:100~ プロ:120 |
---|---|
ピアノ | お子様:70~90 大人:90~100 プロ:110 |
金管楽器 | 100~110 |
木管楽器 | 70~95 |
声楽・ボーカル | 90~110 |
周波数「Hz(ヘルツ)」
音の高さを表す単位。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。
「Dr等級」
遮音性能(防音性脳)を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば、お子様がピアノを練習している音の大きさが90dBとしましょう。その音が隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げたい場合の考え方は以下の通りです。
この場合、
90dB(ピアノの音量レベル)-50dB(理想の音量レベル)=40db(必要な遮音性能)
となるため、「Dr-40」の防音室を選ぶのが理想ということになります。
遮音性能 | 効果 |
---|---|
Dr-30 | 壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。 |
Dr-40 | 壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。 |
Dr-50 | 壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。 |
耳に優しい防音には「遮音+吸音」
音を通さないことが防音だと考えられることが多いのですが、遮音性だけを高めると部屋中に反射音が響いてしまい不快に感じてしまいます。
快適な防音のためには、音を跳ね返して通さない(遮音)性能だけでなく、吸収する(吸音)性能とのバランスが大切です。
用途 | 性能 |
---|---|
夜間まで楽器を演奏したい | Dr65~ |
バンド演奏の為のスタジオを作りたい | Dr70~ |
レコーディングスタジオを作りたい | Dr75~ |
防音室設置例

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取り扱い防音室ラインナップ一例

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