![こんにちは。島村楽器エミテラス所沢店の小杉です。 DTMとこれから始める方、昔やっていてもう一度やってみようという方に向けて、2025年9月 にDAWを選ぶならどれがいいかを考えて、記事にします! DAWはジャンルによって向き不向きがあるDAWがありますが、その中でもオールジャンルに活用できるDAW […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/shintokorozawa/wp-content/uploads/sites/26/2025/09/20250908-l12-3_homepage_zeuuqz7-1.jpg)
こんにちは。島村楽器エミテラス所沢店の小杉です。
DTMとこれから始める方、昔やっていてもう一度やってみようという方に向けて、
2025年9月 にDAWを選ぶならどれがいいかを考えて、記事にします!
DAWはジャンルによって向き不向きがあるDAWがありますが、
その中でもオールジャンルに活用できるDAWのCubase ProとAbleton Liveの2つに絞ってご紹介します。
Cubaseの特徴

最新バージョン
Cubase Pro 14
- 開発終了したFinaleに代わり新定番となったDorico のプロジェクトを直接 Cubase で読み込み可能になりました。
使っている著名なクリエイター
(別のDAWに乗り換えている場合もありますので、参考程度でご覧ください。)
- Infected Mashroom
イスラエル出身の音楽ユニット
Infected Mushroom が語る Cubase と制作ワークフロー
- 中田ヤスタカ
Steinberg 25th Anniversary Special Interview
- Vaundy
特徴
コードトラック・コードアシスタント
Cubaseオンラインマニュアル「コード機能」
コードトラックにコードをメモしたり、そのコードを指定したトラックで鳴らしたり、コードに関する機能が充実しています。
Cubaseは「他のDAWに出来てCubaseに出来ないという機能がほとんどない」と言っても過言ではないと思います。
Digital Perfomerのチャンク機能やAbleton LiveのMax For LiveなどそのDAWだけが持つ特殊な機能を除いて、DAWの基本機能でCubaseで出来ないものはほとんどありません。
作曲とミキシングをする上で様々なジャンルにおいて不足な機能がない、オールマイティなDAWです。
CONTENTS
Ableton Liveの特徴

最新バージョン
Ableton Live 12
- ステム分離
- Spliceと連携
- グループトラックのバウンスとバウンスしたオーディオのペースト
Live 12.2で導入された“新規トラックにバウンス”に続き、Live 12.3ではグループトラック全体、あるいは一部をまとめてオーディオにバウンスできるようになりました。
さらに新機能“バウンスしたオーディオをペースト”により、コピーしたクリップや範囲を任意のトラックやテイクレーンにバウンス済みオーディオとして貼り付けられます。クリップやエフェクトを調整しながら、繰り返しペーストすることも可能です。
使っている著名なクリエイター
- tofubeats
tofubeats: ライブ活動における思想とAbleton Liveコミュニティに対する“熱い信頼”
特徴
Cubaseなど他のDAWと同様の横に並んだタイムラインのアレンジメントビューに加えて、セッションビューという縦にシーケンスやループ素材を並べる、2つのビューから構成されています。
セッションビューは色々なアイデアが簡単に試せてユニークな機能ですが、
アウフタクトの設定が難しいなど制限があります。
4つ打ちのダンスミュージックやヒップホップには最適ですが、ポップスやロックなどを作るにはあまり向いていません。
セッションビューを全く使わないで他のDAWと同様のスタイルでアレンジメントビューだけで制作するスタイルのクリエイターも多くいます。
Ableton Liveの大きな特徴は内蔵デバイスです。
- Drum Rack
- Simpler(Sampler)
- Delay
- Reverb
など、Drum RackとSimplerはシンプルな使い勝手ながらDAW内蔵でしかできないようなルーティングが出来ます。
DelayとReverbはVSTプラグインにも劣らない軽量でながら高音質でシンプルな使い勝手のいいデバイスです。
Drum Rackは実はSimplerの集合体であったり、
Instrument Rackで複数のVSTを1つの音源のように扱えたり、
他のDAWだと複数トラックになってしまうようなことが、シンプルな見た目で実現できます。
ただトラックのバウンスが新機能になっていることからも分かるように、
他のDAWで出来る機能がなく、ちょっと工夫をして使わなければいけない部分もあります。
トラックのバウンスが付く前は一度トラックをフリーズさせてそれを新規オーディオトラックにドラックすれば一応同様のことが実現できましたが、ちょっと裏技のような手順でした。
内蔵デバイスやVSTをドラック&ドロップで追加出来たり、直感的に使えるDAWです。
まとめ
CubaseもAbleton Liveも無料の体験版がありますので、実際に触ってみて比べるのが一番です。
Cubase 14 体験版
Ableton Live 12を無償体験
個人的には、迷ったらCubaseが無難だと思いますし、新しい音楽を作っていきたいという気持ちが強ければAbleton Liveがおすすめです!
✅ 店舗情報
店舗 | 島村楽器エミテラス所沢店 |
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お問い合わせ | 042-903-5511 |
担当 | 小杉 |
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