【第11回】ベース講師恩田の「主食はカルボナーラ」

当店は2024年2月29日(木)をもって閉店しました。移転先につきましては詳細が分かり次第改めてご案内いたします。

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2023年02月02日

みなさんはどんなカルボナーラが好きですか？

前回・前々回とカルボナーラを作る際に起こるトラブルについてお話をしました。
今回は「卵が固まってしまう」というトラブルに次いでよく聞く「チーズが溶けない」というトラブルについて話をしていこうと思います。

通常カルボナーラはパルミジャーノやペコリーノなどを卵黄に混ぜてパスタと和えることで完成します。
今回のトラブルはチーズが卵黄と混ざらずとぼそぼそとした嫌な触感が残ってしまっている状況です。
これの原因はチーズの種類だと考えます。

使っているチーズが緑の缶で有名なクラフトのパルメザンチーズ(粉チーズ)だとしたら、それは普通の作り方では溶けません。
パルミジャーノ・レッジャーノと名乗るためにはイタリアのDOPという機関で認証を受ける必要があり、そのためにはいくつかの条件をクリアしなければいけないそうです。

クラフトのパルメザンチーズは製法も味も似ていますが、パルミジャーノよりも固く溶けにくいです。
なのでもしお使いのチーズが粉チーズの場合、パルミジャーノなどチーズの種類を変えてみてください。

粉チーズは便利ですが、一手間かけてパルミジャーノを削ると粉チーズにはない濃厚な味と香りを楽しめますよ。

カルボナーラは面倒くさい、難しいというイメージがあるかもしれません。
カルボナーラは材料も工程も少ないのでイメージ以上に簡単に作れます。

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【ベース教室講師紹介】恩田　康人

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