【ベース教室】特効薬はなくてもレッスンのメリットは大きい！

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2023年11月04日

こんにちはエレキベース科講師の恩田です。

今日は楽器を練習するときにほぼ全員が一度はぶつかるであろう問題について考えていこうと思います。

■本やビデオでたくさん勉強しているのに上手くならないのはなぜ？

例えば演奏していて弾けないフレーズが出てきたり、何か問題を感じたときには誰しもその原因について考えます。

今は便利な時代で、少し調べれば教則本や教則ビデオなどをたくさん手に入れることができます。

でもどんな教則本をビデオを見ても解決しなかった、なんてことはありませんか？

基本的に教則本やビデオで間違ったことを言っているものはほとんどないです、それでもなぜか問題の解決に至らない。

これは人それぞれ感じ方が違うからです。

例えば「脱力して」なんてフレーズは色々な本で書かれていると思いますが、本当に力を抜いてしまったら手を動かすことなんてできません。

必要なところに必要なだけの力をかける必要がありますが、弾いてる姿も見えず音も聞けない相手にピンポイントでそれを伝えるのは至難の業でしょう。

体の大きさも指の長さや手の形も感じ方も、みんなバラバラなのにただ一つの方法で解決というのは無理があります。

1つ問題が浮き彫りになったとき、往々にしていくつかの原因が複合的に絡んでおり何か一つだけ解決すれば上手くなるということは少ないように感じます。

それを一つ一つ丁寧に考え修正していくことが上達のためには大事なのです。

これでは人に習うことがまるで無意味のように感じてしまいますが、メリットはあります。

それは「一緒に原因を探り、解決するためのパートナーを得る」ということです。

何事においても自身を客観的に見るのは難しいことです。

演奏も同じで自分の演奏している姿や音を見たり聞いたりするのはなかなか難しく、カメラでとっても録音したとしても限界があります。

誰か一人でも自分のことを客観的に見て問題について考えてくれる人がいれば、解決への道のりはぐっと短くなるでしょう。

問題を共有しそれについて親身に考えてくれる人がいることに価値があるのです。

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【ベース教室講師紹介】恩田　康人

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