”JAZZSAX Laboratory” ～JAZZラボ～開催レポート　Vol.2｜島村楽器グランフロント大阪店

”JAZZSAX Laboratory” ～JAZZラボ～開催レポート　Vol.2

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2023年05月21日

「気軽にJAZZサックスを楽しむ」がコンセプトのサックスアンサンブルサークル、「”JAZZSAX Laboratory” ～JAZZラボ～」の第2回を5/14（日）に開催しました！！

この日は雨が降っていたこともあってか、参加人数は少なめ。
ただ、その分濃「濃い」レッスンとなりました！

前回の復習から。
誰が聞いてもJAZZと思ってもらうには、「スウィング」のリズムが一番重要！
「ルータ、ルータ、ルータ」と、裏拍を意識するリズムの取り方で、より「スウィング」を感じ取れます。

そのお話しを踏まえて半音階でリズム練習。
高音になると皆さん苦しそう・・・・

そこで先生から高音を出すときの注意がありました。
口元はそのまま、口の中を狭くする意識で、決して口元を締めないこと。
口を締めてしまうと強い力が加わってしまうためかえって高音が鳴らしにくくなるので注意が必要です。

練習を進めていく中で先生が参加者の皆さんの共通項に注目されました。

それは、「楽器を体の真ん中に構えていること」

サックスは座奏することを想定して作られているため、中心線に対して左側を向いてベルが作られています。
また、座奏した時に右手が置きやすい位置にキィ配列されているので、本来は体の右側に楽器を持つ方が自然に構えられる、とのこと。

もちろん、「正しい持ち方」は使う人それぞれの持ち方を探してもらった方が良いのですが、目からうろこのお話しに皆さんくぎ付けでした。

そして練習曲「Just Squeeze Me」の練習です！

前回の練習を思い出しつつ、四分音符の吹き方のレクチャー。
正確な四分音符の長さではなく、弾むように吹くこと、そのためには頭の中で四分音符を八分音符二つに分解して頭の音だけを吹くイメージで演奏すると軽やかになります。
ただし、音の長さが短くなる分テンポが速くなってしまうので注意が必要です。

他にも、休符の捉え方や三連符についてのレクチャーもありましたが、ご興味のある方はぜひご参加の上、みんなでJAZZを楽しみましょう！！

こちらのコースは多くの皆様に参加いただきました！

早速スウィングのリズムで半音階の練習です！
まずはテンポ♩＝80でスタート！！
ご経験のある方が多いので、さすが、揃っていて美しい。。。

テンポが80の時はゆっくりのためか裏拍の捉え方が早くなるので注意が必要との指摘がありました。
前回の練習に引き続き、テンポキープの重要性のお話しがありました。

その後テンポアップして♩＝120で同じくスィング半音階！
こちらは店舗に乗れるため、テンポキープもバッチリでした。
JAZZの曲はもっと早い店舗の曲が多くありますが、速い曲になるほど今度は遅れる傾向にあるため注意が必要です。

そして音階をベースに音を変えながらスウィングしてみます。。。
「ドレミファミレド」をスウィングのリズムに乗せて演奏してみると。。。。
「ドーレミーファミーレド」。。。。
なんと！！！
とても軽快な「カエルのうた」の完成です！！

音を変えることを意識するとタンギングがおろそかになりがちになってしまい、タンギングを意識しすぎると運指がもたついてしまいます。
先生から、自然にできるようにメトロノームを使って練習することの重要性をのお話しがありました。

そして、練習曲「L・O・V・E」の合奏です！

様々な注意がありましたが、今回の重要事項は「Soli」の部分。
・同じ音の流れでもシンコペーションのリズムを感じ取りながらアクセントを意識する
・休符は音がないのが理想、音を残さないこと
の注意点のお話しがありました。

これを全員が同じ意識でそろえることでメチャクチャかっこイイ見せ場が作れます！
ソロと違って演奏者全員が主役であり、ジャズアンサンブルの醍醐味です！！

仲間と揃えてジャズを楽しむエッセンスを皆さん感じ取られたようです。

カッコいいジャズを楽しみ仲間と音を合わせる楽しみも共有できるJAZZサックスアンサンブルサークル「”JAZZSAX Laboratory” ～JAZZラボ～」ご興味のある方はぜひご参加ください！！

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