【特集】エレキギターを始めたor始めたいけど・・・音が悩みなんだよなぁ

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2019年06月15日

皆さんこんにちは、大垣店ギターアドバイザー柳川です。]]今回はエレキギターを始めたor始めてみたいけれど、家のアンプ(スピーカーのことです。以下アンプ)から大きな音が鳴らせない・・・そもそもアンプって必要なの?というお悩みや疑問に対してお答えしていこうと思います。]] **そもそもアンプって必要なの […]

皆さんこんにちは、大垣店ギターアドバイザー柳川です。
今回はエレキギターを始めたor始めてみたいけれど、家のアンプ(スピーカーのことです。以下アンプ)から大きな音が鳴らせない・・・そもそもアンプって必要なの?というお悩みや疑問に対してお答えしていこうと思います。

そもそもアンプって必要なの?

必須です。
エレキギターがそもそも弾いた音をアンプから出すことが前提なので、普段の練習からアンプを用いた方が絶対に良いです。
アンプを使わないで(生音と呼びます)練習するとどういったことが起こるかと言うと、
・スタジオなどで爆音にした際、生音では気付かなかったノイズが出ている可能性がある。
・ミスタッチに気が付き辛い
・強弱を付ける練習が出来ない。
etc・・・。

といった様々な弊害が起こりえます。
ギリギリ生音で練習してもまぁ・・・、と言えるのがアコースティックギターを持っていないけれどエレキギターでアコースティックギターの練習をしたいから、くらいでしょうか。
これに関してもアコースティックギターはボディを鳴らす楽器なので、練習になっているかと聞かれればう~ん?となるのが本音ですが。
譜面をさらう位は出来る、が正しい言い方でしょうか?

いやでも大きな音が出ても困るしなぁ・・・。

ご安心ください、最近の家庭練習用アンプはなかなか親切設計で、大体ヘッドホンあるいはイヤホンをつなげられる様に出来ています。

こんな感じで"Headphone"や"Phones"みたいに書いてあるか

ヘッドホンの絵が書いてあればヘッドホンの差し口です。
ここにつないであげればアンプから出てくるはずの音をヘッドホンから聞いてあげることが出来ます。
もちろんヘッドホン以外から音は聞こえないのでご安心ください。
一つだけ注意することがあるとすれば、機種によって差し口が太かったり細かったりするのでそこだけは気を付けてあげて下さい。
店頭でも細→太に変換できるプラグ販売中です。

アンプから音を出せるタイミングがないんだけど、それでもアンプっているの?

いりません。
いえ、誤解があるといけないので言い直しますが、アンプである必要がないというのが正しい言い方でした、失礼しました。
先にも書いたことにも関わってきますが、時間帯によってしっかりとしたボリュームの出せる環境であればアンプから音を出して練習して欲しいですし、時間帯問わず絶対に大きな音を出せない環境であれば他の手段・機材を使ってアンプからの音を聞いて練習した方が良いということです。

アンプを使わずにアンプからの音を聞くって意味が分からないんだけど?

こんなものがあります。

その名もズバリ、ヘッドホンアンプと呼ばれるものです。
ギターのジャックに直接差せば、ヘッドホンからアンプから出てくるはずの音を聞くことが出来ます。
先程まで話していた家庭練習用アンプよりも比較的安価に手に入り、持ち運びも出来ると言うメリットがありますが、これ単体では外に音が出せない電池駆動しかできない為油断すると練習できなくなると言ったデメリットもあります。
結局アンプなんじゃん、と言ったツッコミが聞こえて来そうですが、ここで出てくる新たな選択肢がこちら。

マルチエフェクターです。

マルチエフェクターって何やの?と言う方はこちらのページを見て貰えればと思います。

ここでマルチエフェクターを選択肢として上げる理由としては、

・当然ヘッドホンアウトが付いている
・家庭練習用アンプと比較して桁違いの音色が元から入っている
・(機種にもよりますが)スタジオ、ライブで演奏することになっても役に立つ。

と言ったものが上げられます。
一つ目二つ目の理由はモチロンですが、三つめが一番将来性があると思います。
機種にもよりますが、と書きましたが将来的にコンパクトエフェクターを揃え始めたとしても使い道のある音色も入っているので長く使えるのは間違いないです。

と、ここまでメリットばかり書いてきましたが、当然デメリットもあります。

・ヘッドホンアンプと同じくスピーカが付いていないので、これだけでは外に音が出せない。
・操作に慣れるまでにある程度の時間が必要。
・電池駆動が可能なものもあるが、消費電力が多めなため、万全を期すならアダプターからの電源供給が必須→出先で電源供給が行えず使えないリスクが多少なりともある。

と言ったことが上げられますでしょうか。
何事も一長一短、良いところと悪いところは表裏一体なのは宿命なのでしょうか。

結局何をどうすれば良いのか?

お客様一人一人の環境に合ったものを選べば良いかと思います。
すべての可能性を提示出来ませんが、柳川が思いつく限りのパターンを下に記してみます。

時間帯問わずに大きな音を出して練習できる。

アンプから音を出して練習しましょう。
音色数に難があるなら、コンパクトorマルチエフェクターを組み込むのも視野に入れて。

時間は限られるが大きな音を出して練習できるタイミングはある。

音を出せる時間帯の比率によって選ぶものも変わってきます。
出せる>出せない → 出せる時間帯はアンプから音を出して練習した方が良いです。
出せる<出せない → 短くとも音を出せる時間帯は音を出し、それ以外の時間帯はヘッドホンをして練習するのも良いですが、いっそマルチエフェクターも視野に入れて良いかも?

現在大きな音を出せる環境ではない

アンプから音を出すことはとりあえず諦めて、ヘッドホンアンプかマルチエフェクターを選んだ方が良いと思います。
スタジオやライブで演奏する予定のある方ならマルチエフェクター、現状お一人で楽しめれば良い方はヘッドホンアンプをオススメします。

すみません、柳川の想像力ではこれが限界でした。
いや、でもこれ以外にカテゴライズできる人ってどんな・・・?が正直な気持ちですが。

まぁ統括すれば、お客様一人一人に合った選択がございますし、万人に対して当てはまるような絶対的な正解がない、と言うのが答えです。
ご自身の環境に合った機材を提案させて頂ければと思いますので、また近くにお立ち寄りの際は大垣店までお越し下さいませ。

根本的解決策の防音室も始めました。

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