
エアロフォン記事最終号!どうぞご覧ください。

こんにちは、イオンモール名取店インストラクターの熊谷梢です。
エアロフォンを楽しもうPart④と題しまして、今回はエアロフォンを演奏する上で取り入れてほしい奏法をお伝えします。
CONTENTS
前回までの復習です。~アプリ~
アプリをダウンロード、Bluetoothと繋いで音色の変更は出来ていますか?まだやれていない、、、という方はぜひトライしてみてくださいね。これを利用すれば、演奏途中で楽器の音色を変えたいときにとても便利です!
ベンド奏法を取り入れてみよう!
ベンド奏法とは?
ベンド(bend)とは「曲げる」、「曲げ戻す」といった意味ですが、管楽器を演奏する際に音程を連続的に変化させて表現するという奏法のことを言います。管楽器で表現するには、ロングトーンをしながら下あごを上下に動かして(ウ~ア~ウ)音程を高低させるのですが、アンブッシュアが安定していることが基本となり、初心者の方がすぐにマスターするのは難しいかもしれません。
エアロフォンなら簡単にできる!
管楽器ではコツが必要なベンド奏法でも、エアロフォンでは操作一つで誰でもベンド奏法が出来ます!それでは具体的にやり方を見ていきましょう!
サム・コントローラーを使ってみよう!

本体の裏側、サム・フックの下にあります。(赤い印) 音を出しながら右手の親指で操作するこのボタンをサム・コントローラーと言います。こちらを使用して出来る操作は次の3つです。
ベンド・アップ/ダウン (写真の左、赤矢印参照) | ボタンを上下することで音の高さ(ピッチ)をアップ、ダウンすることが出来ます。この操作をよく使用します! |
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ポルタメント | 滑らかにピッチを変化させます。やり方はベンドと一緒です。 |
グロウル (写真の右、青矢印参照) | 声を出しながらの奏法ですが、エアロフォンではコントローラーを左右に動かすだけで簡単にグロウルが出来ます! |
実際に試してみよう!
まず本体の設定で、サム・コントローラーの使用が有効になっていることを確認してください。
MENUボタンを押す→▶を押してBend Swまで進んでください。こちらがONになっていればOK!さらにもう一つ進んだBend Rngでは、ベンドの数値設定が出来ます。
それでは実際にサム・コントローラーを操作してみます。

まずは、コントローラーを押さずにドを鳴らしてみてください。そこから、サム・コントローラーを下に下げるとベンドダウンになって、音が下がります。コントローラーを押した状態でドを鳴らし、コントローラーを戻すと通常音に戻ります。これがベンドアップです。楽譜上では上の写真のように表記され、ジャズやポップスの楽譜で見かけたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしみかけたら、是非取り入れてみてください。
楽譜にかいていなくてもどんどんやってみよう!
ジャズの楽譜ではよく目にしますが、ポップスの曲を演奏する時はどうしたらよいの?そんな時は、跳躍で上に上がった音で入れてみたり、同じ音が続いた際にいれてみてください。
エアロフォンセミナーを開催!

10月1日(土)、島村楽器仙台ロフト店にてエアロフォンセミナーを開催いたします。当日は、エアロフォンが初めてという方から、先程ご紹介したベンド奏法をマスターしたい方など、皆様の状況に応じてレクチャーいたします!
特に、サム・コントローラーを使用するエアロフォン特有の機能に関しては、HP上の紹介ではお話しきれませんので、こちらのイベントにて是非ご紹介させていただければと思います!
イベントの詳しい内容は仙台ロフト店のHPをクリックしてご確認ください。
当日はお貸出し用のエアロフォンも数台ご用意しておりますので、まだエアロフォンを持っていないという方もお気軽にお問い合わせください。一緒にエアロフォンを楽しみましょう!
エアロフォンレッスン開講中です!

1か月お試しレッスンもございます!

「できるかな?」「どんなレッスン?」習ってみたいけど不安・・・・そんな不安が「出来る!」「楽しい!」に変わります。まずは1か月4回レッスンでお気軽にチャレンジしましょう!
エアロフォンの機能面や他の楽しみ方を知りたい!という方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。詳しくは上の画像をクリックするとレッスンの詳細をご覧いただけます!
これまでの記事はコチラをご覧ください。
エアロフォンを楽しもう:https://www.shimamura.co.jp/shop/natori/article/lesson/20220410/6559
エアロフォンを楽しもうPart②:https://www.shimamura.co.jp/shop/natori/article/lesson/20220523/6777
エアロフォンを楽しもうPart③:https://www.shimamura.co.jp/shop/natori/article/lesson/20220704/6858
終わりに
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!今回で最終号となります。
エアロフォンは本当に楽しい楽器です。ただ楽譜をみて演奏するだけでなく、特有の操作を駆使すればオリジナリティー溢れる音楽が創れること間違いなし!引き続きエアロフォンを楽しんでくださいね!
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