YAMAHA AG08実機レビュー!人気の配信用ミキサーのフラグシップモデルが登場!

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2023年01月23日

YAMAHAから人気配信用ミキサー大好評のAG03mk2/AG06mk2をベースに様々なアップグレードを施した最上位モデル“AG08”が登場!2月初旬発売です!一体どんな製品に仕上がっているのか、シリーズ比較しつつレビュー・紹介していきます! CONTENTS本体サイズ音質が向上!本体トップ面と入出 […]

YAMAHAから人気配信用ミキサー大好評のAG03mk2/AG06mk2をベースに様々なアップグレードを施した最上位モデル“AG08”が登場!
2月初旬発売です!
一体どんな製品に仕上がっているのか、シリーズ比較しつつレビュー・紹介していきます!

実機をチェック!他AG同様、白黒の2色展開!


配信用ミキサーAG08 WH ホワイト

配信用ミキサーAG08 WH ホワイト

¥96800税込

配信用ミキサーAG08 B ブラック

配信用ミキサーAG08 B ブラック

¥96800税込

本体サイズ

それぞれのサイズ比較は上記の通り!
サイズは縦横高さ(222×29×88mm)ともに少しだけ大きく、重量は2.2kgと2倍超に!

音質が向上!

まず重要な点として、今回のAG08はAG03/06mk2よりも音質が向上!
より高品質なパーツを採用することにより、使い易さはそのままに入出力ともに音質がクリアに!

これは朗報!

本体トップ面と入出力端子

トップ面

背面

ざっくりまとめると上記のような感じ!
チャンネル数が計8chに増加、ヘッドホン2基・メインにXLR出力、簡易的なサンプラー機能を持つSOUND PADの搭載など新たな機能がたくさん追加されています!


新搭載のMIX OUTは専用エディタ経由で出力するソースを変更することも可能!

特定のチャンネルをスピーカー・ヘッドホンへ出力する、しないを選択・設定できるMIX MINUS(ミックスマイナス)機能も2つ、CUEボタンで配信に乗せる音を事前に確認可能に!
これも便利そう!


CH1/2についてはPAN設定も可能なため、ASMRにも対応!

充実の機能・エフェクト群

上記の通り、CH1の主にボーカルなどに使用するエフェクトがかなり充実!
リバーブ(エコー)の量が手元で調整できるようになりました!


更にディレイやボイスチェンジャーなどの新規エフェクトも搭載!掛かり具合もつまみで調節できます!
さらに4つのPRESETボタンですぐに呼び出し可能で、配信中でもシーンに合わせてエフェクト切り替えが可能!


カラーも任意に変更可能!

専用アプリを介してDual Pitch/Radio Voice/Tremolo/Pitch Fixといったボイス系エフェクトも使用可能!特にケロケロボイスを簡単に作り出せる「Pitch Fix」待望の機能ではないでしょうか?
KEYやスケールも指定できる本格仕様です!

DUCKERという喋っている時だけBGMを抑えてくれる便利機能や、配信音声をより聴きやすくパワフルにしてくれるMAXIMIZER機能も追加!
こちらも専用アプリから細かな調整が可能です!

簡易サンプラー『SOUND PAD』機能

これもめちゃくちゃ便利!なんと本体に「SOUND PAD」という簡易的なサンプラー機能が追加!
最大6つまで自由に効果音を割り当ててポン出しが可能!
プリセットの効果音は勿論、自身の任意の音声ファイルも登録可能!
さらに再生スタイルも選べてSOUND PADの音にエフェクトも個別で掛けられちゃいます!

本体のRECボタンから直接サンプリングが可能!

基本的にAG08で鳴っている音であればマイク、楽器、スマホ・パソコン問わず全てサンプリングできる模様!
これは便利!

LINE/USB切替

他のAGシリーズにない機能として、マイク入力以外の3系統のステレオ入力(Ch3/4、Ch5/6、Ch7/8)は楽器や BGM 機器を接続出来るだけでなくUSB(PC/Mac/iOS)からの音声立ち上げが可能!「LINE/USB」というボタンで切替えることでパソコンからの音をこのチャンネル等に割り当てて本体のフェーダーで直感的な音量操作が出来ちゃいます!
これはかなり重宝しそうな機能!

例えばゲーム配信の際、上記のようにセッティングすればパソコン内で流れる各音声を個別にAG08本体のフェーダーへ割り当てコントロールして配信に乗せることが可能になるわけですね!
しかも仲間とのボイチャには自分の声だけを送ることも出来るのでゲームやボイチャの音がループバックしてしまうのを防ぐことが出来ます!

他にも各 Ch ごとに「STREAMING ON/OFF(配信に音を乗せるか否か)」が本体で設定可能です。

他にもDAW等で8IN/14 OUTの多入出力オーディオインターフェイスとしても使用可能なので単純に音楽制作用途としても使えたり

他にもライブ配信中の音声をDAWにマルチ録音しておく、といった作業も出来るみたいですね!
配信のアーカイブを高音質に作り直したい場合などに滅茶苦茶重宝しますよこれ!

Macのサウンド出力では上記のように表示されていました。

いかがでしたでしょうか?
今回はYAMAHA AG08についてご紹介させて頂きました!
店頭にも展示中ですので気になる方は是非チェックしてみてください!

掲載担当:立浦(たてうら)

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。