![本日はZOOMの新たなMTR、R12についてご紹介!既に発売され人気の同社のR20の下位モデルとも言える本機種。トラック数やハードウェア面においてR20よりも制限はあるものの、反面、軽量コンパクトで更に電池駆動が可能になるなどR20よりも優っている点も! R12とR20の違いについてはこちら では早 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya/wp-content/uploads/sites/50/2022/09/20220927-zoomr12top.jpg)
本日はZOOMの新たなMTR、R12についてご紹介!
既に発売され人気の同社のR20の下位モデルとも言える本機種。
トラック数やハードウェア面においてR20よりも制限はあるものの、反面、軽量コンパクトで更に電池駆動が可能になるなどR20よりも優っている点も!
R12とR20の違いについてはこちら
では早速R12がどんな製品に仕上がっているのかをチェックしてみましょう!

2入力、8トラック仕様のMTR
今更ですが、MTR=マルチトラックレコーダー
つまり複数のトラックを重ねていき多重録音・作曲できる機材のことですね!
このR12は最大8トラックまで有しており、また一度に2つのソース(マイク、楽器)を同時に録音することが可能です。
軽量、コンパクト、電池駆動

本製品の魅力の一つは何より軽量コンパクトな点でしょう。
256 mm (W) x 158 mm (D) x 61 mm (H) / 735 gという普通のギター用マルチエフェクターよりも更にコンパクトな仕様で、自宅ではもちろん練習スタジオへ持ち出して気軽に使うことが可能!

しかも電池駆動(単3×4本)も出来るという親切仕様。
電源ケーブルを常に携帯・接続しなくても良いのは嬉しいですね!
USBからの給電にも対応しているためモバイルバッテリーでも動かせます。
タッチスクリーン

大きな特徴として、上位機種R20同様タッチスクリーンを搭載し、様々な設定やパラメータにアクセスしたり入力したトラックのコピー&ペーストも簡単に行えたりします!
これは革命的!
実際に触ってみた感じ、スマホのようなヌルヌル・サクサク感が無い&画面が小さいのでミスタッチが少し出るなど最初こそやや苦戦しましたが、慣れればある程度軽快に操作が可能!

前述の通りコピペがめちゃ楽だったり、パラメータ表示がわかりやすいのが嬉しいですね!

初心者にも易しいテンプレートなども用意されています
エフェクトやドラムフレーズも多数内蔵

私も然り、この手のMTRってギタリストが比較的ユーザー層として多いと思うのですが、そんな方にもおすすめなエフェクトがしっかり収録されています。さすがZOOM!

プリセットはもちろん、3つのエフェクトスロットにアンプシミュや歪み、空間系など任意のエフェクトを差し込んで使うことも可能。アコースティックシミュレータなんかもあり、工夫次第で色々サウンドメイクできそうです!
もちろん、ボーカルやベース等、ギター以外のエフェクトもしっかり入ってますよ!

また、ドラムのフレーズも150種入っており、自由に組み合わせて使用することが可能。
ポップス、ロック、ジャズ等ジャンルも様々、フレーズパターンもイントロ、メロ、サビ、アウトロなど色々入っているのでつなぎ合わせるだけで曲の原型は構築可能!
パソコンから任意のオーディオファイルを取り込むことも出来たりするので、ドラムフレーズやメロディフレーズをDAWで自分で作ったり、どこかからデータだけダウンロードしてきてR12に転送して使うのも面白いかもしれません!
FMシンセ

私もびっくりしたのですが、なんとこのR12、内部に簡易なFMシンセエンジンを備えており18種類の音色プリセットから選択可能!



iPhoneアプリのGaragebandみたいにタッチスクリーン上でピアノロールで打ち込みを行うことが可能!

他にもUSB-MIDIキーボードと接続して入力したり、パソコンやSDカードからMIDIファイルを転送してトラック内で使用することも出来ちゃいます!
このサイズと価格で…すごい!

クリックの出力先を選択可能

これもこのR12の魅力ですね!
メイン出力とヘッドホン出力にメトロノームやトラックの音声出力を分けて出力することが可能です。
例えば本体表面の“CLICK”を“PHONES”に設定しておけば、ヘッドホンにだけメインの音と併せてメトロノーム音が返ってきます。その下のBalanceつまみでメインとメトロノームの音の音量バランスも取ることができるという便利使用。
更にメトロノームだけでなくOUTPUT ROUTINGという項目から各トラックの出力先をメイン/ヘッドホン(CLICK)へ分けて出すことも可能!

これは便利!
バンドの同期演奏などにも使えそうですねー!
他にもパソコンとつないで録音・再生出来る2in4outのオーディオインターフェイスとして機能したり、複数のプロジェクトをPlaylistに登録してプロジェクトを連続して再生できるライブ盤層などに便利な「Seq PLAY」機能など、これまでにない様々な機能を有したMTRに仕上がっています!
いかがでしたでしょうか?
簡単にでは御座いますがZOOMのMTR R12についてご紹介させて頂きました!
当店でも絶賛お取り扱い中、気になる方は是非チェックしてみて下さい!

この記事を書いた人:立浦(たてうら)

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
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