![TUSQ素材 皆さんはギターに使用される素材ってどんな物を思い浮かべますか? 木材は勿論、金属、プラスチック、動物の骨や角などギターには結構いろいろな素材が使われています。 そんな中で最近(と言っても登場してからそれなりに時間は経っているが)新たな選択肢とされているのが今回のテーマのTUSQ素材です […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya-repair-guitar/wp-content/uploads/sites/172/2026/09/20260902-img_8434.jpg)
TUSQってなあに?
TUSQ素材
皆さんはギターに使用される素材ってどんな物を思い浮かべますか?
木材は勿論、金属、プラスチック、動物の骨や角などギターには結構いろいろな素材が使われています。
そんな中で最近(と言っても登場してからそれなりに時間は経っているが)新たな選択肢とされているのが今回のテーマのTUSQ素材です。
TUSQ素材とはGraphTech社が開発した素材で、象牙にも勝るとも劣らないクリアーでリッチなサウンドとサスティーンが得られると謳われている製品です。
ではそんなTUSQ素材は実際にどのようなメリットがあり、どのような場面で使われているのでしょうか?
画像は上からTUSQ/象牙/漂白牛骨/オイル漬け牛骨

TUSQ素材のメリット
・象牙に似た振動特性がある。
メーカーのホームページにも記載がありますが、TUSQ素材は象牙に近いサウンドを得る事が可能です。
音の輪郭がはっきりしており、特に中高音域のキラキラした感じはこの素材の最も特徴が反映されたサウンドと言えると思います。
・加工が容易である。
楽器に使用される素材の中では比較的切削性に優れる素材の為、加工が簡単です。
ナットやサドルで使用される牛事素材とほぼ変わらない加工性の為、例えばブラスのような金属素材と比較すると加工工賃がリーズナブルになります。
また、整形済みナット・サドル・ブリッジピンなど製品のバリエーションが多い事も加工が容易な素材の特徴と言えます。
・人口素材であるために個体差が少なく製作できる。
これはTUSQ素材に限った話ではありませんが、人工素材及び合成樹脂製の素材を使用するメリットとして製品として安定していることが挙げられます。
楽器で広く使用されている木材や動物の骨と言った天然素材は個体によって密度や質量が異なる為、安定した人工素材と比較すると音の傾向や見た目の再現性が劣る傾向にあります。
大量生産で品質を安定させたい楽器などには出荷時にTUSQ素材のサドルやブリッジピンが搭載されている場合があります。
・軽量である。
同じ大きさの他の素材と比較すると軽量であるため、ボディ鳴り感を妨げにくい素材と言えます。
素材としては象牙よりも更に軽量です。
弦鳴り感を求める場合はもう少し重量のある素材が向いているかも知れません。
まとめ
いかがでしょうか。
なんとなく“へ~、そんな素材もあるのか~”と思っていただけたでしょうか?
肝心の“サウンドの良し悪し”についての言及がありませんが、これは奏者各自の好みになるので傾向のご案内は出来ますが良し悪しの決定は是非ご自身で試して判断していただきたいと思います。
もっとも簡単な手段としては交換して気に入らなければ元に戻す事の出来るアコギのブリッジピンやサドルの交換などから始めてみてはいかがでしょうか?

それで気に入るようであれば今度はナットもTUSQに交換してみましょう。

これで結構音は変わります。
パーツ交換の選択肢にTUSQ素材を入れてみてはいかがでしょうか?
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