【ピアノインストラクターブログ Vol.6】ピアノで表現力をつけるために

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2023年11月17日

皆さまこんにちは!ピアノインストラクターの芝田佳子(しばたかこ)です。 11月に入りいよいよ冬が到来しましたね。これから朝は布団から出られない日々が続きます、、、今回は6回目のブログということでピアノを演奏するときに耳にする「表現力」をつけるために役に立つことについて記事を書いていきます。「表現力」 […]

皆さまこんにちは!ピアノインストラクターの芝田佳子(しばたかこ)です。

11月に入りいよいよ冬が到来しましたね。
これから朝は布団から出られない日々が続きます、、、

今回は6回目のブログということでピアノを演奏するときに耳にする「表現力」をつけるために
役に立つことについて記事を書いていきます。

「表現力」というものが抽象的でよく分からないと思いますが、音楽をしている中でこの「表現力」が一人一人違うからこそ楽しめるものなので自分が感じたものをピアノを通して音にできると良いですね。

表現力ってなに?

人は音楽を聴いた時、直感で「いい曲だなぁ」「心に響く…」と感じることがあると思います。このように聴いている人に何かが伝わる演奏、言い換えると「演奏者の意思が感じられる演奏」というのが表現力がある演奏と考えます。また、それを具体的にすると、強弱が自在に操れていて、1音1音のタッチのコントロールができ、休符も音楽のひとつにし、喜怒哀楽など演奏者が感じる独自の感情解釈がためらいなく投影出来ていると表現力のある演奏になると思います。詳細に言葉にできると音楽のイメージは伝わりやすくなります。

しかし音というものに正解や定義はないのでそれぞれ違う解釈があるかもしれませんが、そこがまた音楽の面白いところになります。
1つ1つの音、メロディ、ある場面、曲全体などに色んなイメージを持って演奏ができますが、何かを表現することが演奏者の個性となり、より深みのある音楽となっていきます。そのイメージと音が繋がった時に「表現力」がついたということになります。

表現力をつけるために効果的なこと5つ

①色んなジャンルの音楽、他の人の演奏を聴いてみよう

クラシックに限らず、ジャズ、ポップス、ロック、洋楽などいろんな❝音楽❞を聴くことで良い刺激になります。

また、自分が演奏している曲を他の人がどう演奏しているのか聞いて真似してみることもはじめは大事です。ずっと真似をすることは良くないので、曲と向き合っている中で自分の表現というものを見つけられると良いですね。(これが難しいんですけどね、、)

②作曲者、楽曲の時代背景について調べてみる

曲の作曲者がどんな人だったのか、どんな状況で曲を作るに至ったのか、作曲者が生きていた時代背景はどんなものだったのか、今はインターネットが充実しているので検索すれば簡単に調べることが出来ます。もちろん誤った情報もあるので、全てを鵜呑みにするのは良くないかもしれませんが、曲について知ろうとする姿勢が大事ですね。また、図書館などの書籍で調べることも良いですね。

③自然を感じよう

音楽だけでなく、日常生活でいろんな音に注目してみましょう。水の音、鳥の声、電車の音、なんでもいいのでまずは日常の音に耳を傾け、生活の中に沢山の音が溢れていることに気付き、そこから表現のヒントをもらいましょう。

また、景色を見てその情景を表現に活かすことも良いと思います。月をみて綺麗だなぁと感じたり、草のサワサワした音が心地良いなと感じたり、自然の風景をピアノで表現する方は多くいらっしゃると思います。少し気にかけてみると心の感情が豊かになりますよ。

④映画など芸術作品を見てみよう

映画は総合芸術で五感をフルに使い刺激されるため多くの事を短時間で感じることができ、表現力を磨く材料にはもってこいです。

また小説を読むことも良いですね。想像力が膨らみ色んなことを考えるきっかけになると思います。

美術館に行くこともおすすめです。何かを伝えようと表現していることは音楽と同じです。作品を見て何かを感じようとしたり、お気に入りの作品をひとつ見つけに行ってみると楽しめると思います。

⑤演奏会に行って生の演奏を聴こう

最近は、YouTubeというものがあり、簡単に音源を聴くことが出来る時代になりました。しかし、コンサート会場に出向いて生の演奏を聴くに越したことはありません。やはり実際にその場で奏でられる音というものに勝るものはなく、会場の空気感を感じて音楽に浸る時間を作ってみることはすごく大切です。

まとめ

今回は、ピアノを表現するということについて、ピアノを弾くこと以外で効果的なことを提案してみました。
提案したすべてのものは、自分の感情を豊かにすることに繋がると思います。
改めてピアノを弾くということは「何かを伝えたい」という思いがあるからこそ成り立つと思うので、思いを伝える手段としてのピアノをこれからも楽しんでいただけたらいいなと思います。また、ピアノで表現することの楽しみをピアノ講師として教えていけるよう私も音楽を楽しんでいきます。

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