【フルートインストラクターブログ　Vol.2】～入門者さん向けフルートの選び方～

2025年07月28日

カテゴリ音楽教室

こんにちは！
島村楽器名古屋則武新町店フルート・オカリナ（8月から開講！）インストラクターの木野帆乃香(きのほのか)です！

第2回目です！皆様いかがお過ごしでしょうか？木野は最近花火を見に行きましたよ～！風流！
花火と全く関係がありませんが、今回はフルートはじめてさんにとってどの楽器を選べばよいの？という疑問を解決できる
ブログをお届けします♩

CONTENTS

フルートグレードによる違い
選び方
体験レッスンも行っております！
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フルートグレードによる違い

見た目一緒で何が変わるのか分からない方向け！ざっくりお伝えします！！

お口をつける頭部管、丸い形のキィがある一番長い管を主管、一番短く右手小指だけ使う足部管を合体させたものがよく見るフルートになります。これらの管に含まれている銀の割合によって音の深み、音量が変わってきます！！

材質、銀の割合	買い替え有無	吹き心地・音の傾向	相場の金額
洋銀・白銅（銀を全く含まない合金です）	必須（息が出せるようになってきたら）	とっても少ない息で楽に音が出せます！持ち運びも軽々です。でも軽すぎて構え方が安定しなかったり、息ができると逆に苦しく感じてしまうことも…	10万円以下
頭部管銀製（主管足部管は洋銀・白銅）	必須（高音をしっかり出す練習にさしかかったら）	軽さはそのまま、音は完全洋銀製より少ししっかり鳴ります。楽器初めての方はここからが安定して吹けるかもです。でも息が成長したら買い替え必須。	10万円台～30万円
管体銀製（キィやパイプ等は洋銀・白銅）	いずれ必要（タンギングや様々な表現をしたいなら）	音の伸び、深みが段違いに良くなります。ある程度の重みがあることで構え方も安定しやすいです。タンギング、リズミカルな曲だと音が少しぼやける印象。楽器初めての方は鳴らすのにちょっぴり時間がいるかも？	20万円台後半～50万円
総銀製	一生もの！！	音の深みはもちろん、遠くまで自分の音、表現を届けられます。ちょっぴり重めに感じるかも。タンギングもくっきり。	50万円以上

他にもフルートは金、木製など様々な材質でできています！ちなみに木野はキィポスト以外は14金のフルートを吹いています！
音に艶があり木野の音！として覚えてもらえるようなパフォーマンスをいつも発揮してくれる永遠の相棒です(^▽^)

選び方

習う先生に相談

フルートは独学では難しい楽器なので、先生に習うことをお勧めします。
楽器の構え方や音色など自分だけでは難しい要素も客観的にみてもらえるので、特に初心者の方は絶対に習った方が良いと思います！
先生は口の形や吹き方を見て、それぞれに合った楽器を提案してくれるのでぜひ相談してみてください♪

楽器店員に相談する

楽器店員は様々な楽器の知識をもとに、お客様のご要望に見合った楽器を提案いたします。
名古屋則武新町店ではフルートインストラクター及び管楽器アドバイザーでもある木野をはじめ全スタッフが、お客様にとってよい選択をしていただけるよう誠心誠意ご提案させていただきます！

試奏する

大事なことの一つに、試奏するというのがあります。
これは先生に相談した場合でも、購入する機種を決めている場合でも、それ以外でも試奏は絶対にした方が良いと思います。

先生に相談した場合は、吹き比べる中で口の形や息の出し方に合った機種かどうかを見て決めてくれます。
メーカーを決めている場合でも、様々なグレード、音の傾向がありますので吹き心地を体感すると決め手になるかと思います。

私が試奏に携わっていく中で思ったのは、初心者の方でも吹き心地の違いを実感ということです。
自分の良いと思った楽器を選ぶのが一番！吹き方は店員さんでも、先生でも、もちろん木野でも！サポートしますので安心して吹いてみましょう。

最後に

ご覧いただきありがとうございました！少しでも参考になりましたら幸いでございます。
フルート吹けるか自信ない～という方でもご安心ください！木野がレッスンで音を出せるようサポートいたします。
今回ご紹介した材質の他にも作り方やメーカーさんによって吹き心地も変わります！
いつでも島村楽器名古屋則武新町店に遊びに来てくださいね♩