![みなさま、こんにちは。名古屋則武新町店金管楽器担当の久野です。今回はトランペットの定番メーカー「Bach」から人気モデルの「180ML37SP」をご紹介いたします。よく悩まれる他のモデルとの違いや、吹き心地、音色の特徴についても解説いたしますので、楽器を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。またこ […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya-noritake/wp-content/uploads/sites/202/2023/08/20230823-469641688353866115.jpg)
みなさま、こんにちは。名古屋則武新町店金管楽器担当の久野です。
今回はトランペットの定番メーカー「Bach」から人気モデルの「180ML37SP」をご紹介いたします。
よく悩まれる他のモデルとの違いや、吹き心地、音色の特徴についても解説いたしますので、
楽器を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
またこちらの記事は個人の感想を含む場合がございます。ご了承ください。
商品紹介

イエローブラスベルは、明るく張りのある音色が特徴です。2本の支柱が程よい抵抗感をもたらし、音に重厚感が生まれます。
1枚取り工法ベルにより、雑味の少ない響きのある音が鳴ります。
トランペットの詳しい造りについてはこちらの記事にまとめていますので、合わせてご確認ください☟

演奏スタッフの紹介
管楽器アドバイザー:久野(ひさの)
小学校のころ、吹奏楽部に入部しトランペットを始める。その後中学、高校、地元の社会人バンドなどで十数年演奏を続ける。
名古屋に引越したのち、2年間のブランクを経てまた吹き始めました。
マイ楽器はベッソンMEHA、マウスピースはBach5ⅭとDenis wick4を気分で変えて使用しています。
クラシック中心に演奏していましたが、基本なんでも好きです。
Bachのトランペットを演奏するのは初めてです。優しい目線でご覧ください。
音程が不安定なのは楽器のせいではなく、演奏者のせいです、、、
吹いてみた感想
トランペットらしい音色がとても魅力な楽器です。
クセが少ないかつ雑味がない、まっすぐで華やかな音色が印象的でした。
早いパッセージや音の移行にも反応が良く、演奏者が思う音を再現する性能が高いです。
おすすめポイント
楽器経験者だからこそわかる、180ML37SPの魅力をお伝えいたします。
抵抗感が良い
楽器を演奏するにあたって、抵抗感は吹き心地や音色に関わる重要なポイントです。
抵抗感があり過ぎると悪い意味で音がこもり、無さすぎると音が割れて音色が荒れてしまいます。
その点、180ML37SPは程よいです。
初心者の方は吹きにくいと感じる場合があるかもしれませんが、息の入れ方のコツを掴めれば不自由はありません。
中級上級者の方が多く息を吹き込んでも、音色を損なうことはありません。
ピストンが良い

トップキャップ部分にはフェルト素材を用いることが多いですが、180ML37SPはゴム素材を使用しています。
Bachのトランペットピストンはどのモデルも、しっかりとした押し心地とスムーズなフィンガリングが特徴です。
早いパッセージの曲でも対応できる、反応のいいピストンが採用されています。
また新品であれば、ピストンとバルブケーシングのクリアランス(隙間)が狭く、より押し心地が良く感じる場合があります。

3番トリガーが良い
演奏の際に抜き差しすることの多い3番トリガーですが、稀に滑って抜け落ちることがあります。
それを阻止するのに欠かせないのがストッパー。ネジタイプとナットタイプがあります。
ネジタイプは演奏中の振動でネジが緩み、ストッパーの役割を果たせない場合があります。
ナットタイプは2つのナットでストッパーの役割を果たしているため、振動にも比較的強く、トリガーが落ちる心配もほぼありません。

上が180ML37SP、下がVincent37。
同じメーカーでも違いがありますので、気になる箇所がある方は要チェックです。
さいごに
いかがでしょうか。180ML37SPの魅力は伝わりましたか?
楽器は同じ型番でも個体差があり、吹き心地がそれぞれで違います。購入の際は必ず試奏しましょう。
名古屋則武新町店には管楽器専門のスタッフが在籍しています。
お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
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お問合せ
店舗 | 島村楽器 名古屋則武新町店 |
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連絡先 | 052-589-4050 |
金管楽器担当 | 久野 |
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