フルートの選び方解説!~③キィメカニズム・仕様編~

ららぽーと名古屋みなとアクルス店

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2019年05月10日

*キイシステム、メカニズムの違いって? 材質の違いも大切ですが[!!キイシステムによっても吹きやすさなどが変わってきます。!!]今回は、フルートのキィメカニズムや仕様の違いについてご説明していきます! **カバードキィ、リングキィとは ***カバードキイ キイカップがフタ状のため、キイが孔を確実に押 […]

キイシステム、メカニズムの違いって?

材質の違いも大切ですがキイシステムによっても吹きやすさなどが変わってきます。今回は、フルートのキィメカニズムや仕様の違いについてご説明していきます!

カバードキィ、リングキィとは

カバードキイ

カバードキイ

キイカップがフタ状のため、キイが孔を確実に押さえ、息の漏れを防いでくれます。
カバードキイモデルはオフセットキイとのコンビネーションにより自然で押さえやすいのが特長です。
これから始められる方や初心者の方にはカバードキイがオススメです。

リングキイ

リングキイ

キイカップがリング状なので、孔を確実に押さえるのに技術が必要ですが、指先に空気の振動を直接感じることができるため、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることができます。
リングキイモデルではインラインキイとのコンビネーションが一般的ですが、オフセットリングキイのモデルもお選びいただけます。
買い替えをご検討の方や経験者の方にオススメです。

インラインとオフセット

インラインとは・・・主管のキイが一直線に配列されている
オフセットとは・・・左手薬指で操作するGキイがせり出し、指の長さに合った配列

インライン インライン

オフセット

Eメカニズム

フルートはその構造上、第3オクターブのミの音(英語でE)が出しにくくなっています。
それを解消してくれるのがこのシステムです。
入門モデルは標準装備されているものも多いですが、上位機種になるとオプションという形になります。
どのくらい違うのかは一度試して頂くのが一番です!

Eメカニズム Eメカ

C管とH管の違いは・・?

H(ハー)管

皆さんが良く見るフルートは足部管のキィが2つになっています。(最低音は『ド』になります。)しかし写真のようにキィが3つあることで『シ』の音を出すことが出来ます。

メーカーによってはB管と表記する事もあります。

【メリット】

出す音が1つ増えること、また、H管を使うと管が長い分深みのある音色が出る・音程が安定する・・などの意見があります。

【デメリット】

1つキィが増えるだけでも足部管側に重心が偏る為、人によっては最初は重く感じたり吹奏感が変わる場合があります。

しかし、奏者によって感じ方は違いますので、百聞は一見にしかず!
まずは、ご自身で吹いてお試し頂くのが一番です。
ららぽーと名古屋みなとアクルス店では、常時30本以上のフルートを展示しています。全て試奏可能ですので、是非お気軽にご来店下さいませ!

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フルート選びのポイント・用語解説まとめ

フルートの選び方① 素材の特徴編

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フルートの選び方② メーカーの特徴編

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フルートの選び方③ 仕様・メカニズム編

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