![気になる防音室!どう選べばいいの? ここでは、防音室の選び方について3つのポイントに絞り、分かりやすくご説明いたします。 防音室のサポートガイド(各ページに移動します) ★防音室の基礎知識 ~防音室の選び方~ *お部屋のサイズを選ぶ *遮音性能を選ぶ ← 今見ているページ *防音室の種類を選ぶ ★防 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/nagakute/wp-content/uploads/sites/177/2021/10/20211029-yamaha_bouon_2.jpg)
気になる防音室!どう選べばいいの?
ここでは、防音室の選び方について3つのポイントに絞り、分かりやすくご説明いたします。
防音室のサポートガイド(各ページに移動します)
★防音室の基礎知識 ~防音室の選び方~
- *お部屋のサイズを選ぶ
- *遮音性能を選ぶ ← 今見ているページ
- *防音室の種類を選ぶ
★防音室総合案内はこちら
遮音性能を選ぶ
防音室で一番大事なのが、この遮音性能「Dr○○」です。Drのあとにくる数字は、防音室の壁1枚でどれだけ音をカットできるかを示す数値です。そのため、数字が大きければ大きいほど、音を小さくすることができます。
遮音性能比較表(500Hz基準)
種類 | 性能 | |
---|---|---|
防音室 | Dr30~50 | -30~50dB |
住宅外壁 | 戸建(一般) 戸建(高気密・高断熱) マンション (壁厚180mm鉄筋コンクリート) |
-30~35dB -40~45dB -45~50dB |
窓 | 一般サッシ 断熱防音サッシ(ペアガラス) 断熱防音二重サッシ (一般サッシ+ペアガラス) |
-15dB -25dB -40dB |
組立式の防音室は、Drが30・35・40と3タイプ、お部屋ごと施工する場合は、30~50以上まで自由に設計することができます。どの楽器を演奏するかでご提案するDrは変わりますが、音を可能な限り小さくしたい方は間違いなくDr40です。
dB(デシベル)
音の大きさを表す単位は、「dB(デシベル)」で表記します。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。一般的に人は、65dBで「うるさい!」と感じるそうです。
dBの目安 ~理想の空間~
お部屋の種類 | 理想的なdB等級 |
---|---|
書斎、勉強部屋 | 35dB |
寝室、リビング | 40dB |
ダイニング | 45dB |
キッチン | 50dB |
静かな長久手店店内 | 60dB |
※繁華街や住宅地など、お住まいの地域の環境によって変わります。
やはりショッピングモールということもあり、オープン前の時間帯でもBGMや空調などでdBが高くなっています。数字だけを見ていても、実際にそのdB等級の空間にいた場合、どう感じるのかを見ていきたいと思います。
dBの目安 ~人とdB~
騒音レベル | dB等級 | 音源の例 |
---|---|---|
聴力機能に障害 | 105~130dB | ジェット機 コンクリート工事 オーケストラ |
とてもうるさい | 85~105dB | 地下鉄 滝の近く |
うるさい | 65~85dB | パチンコ店 ボーリング場 新幹線車内 蝉の鳴き声 |
ふつう | 45~65dB | テレビ 水洗トイレ 都心の住宅地 |
しずか | 25~45dB | 郊外の住宅地 囁き声 衣服が擦れる音 鉛筆の音 |
とてもしずか | 10~25dB | 小さな寝息 雪の降る音 |
dBの目安 ~楽器別~
楽器 | dB等級の目安 |
---|---|
ドラム | 子供:80~100 大人:100~ プロ:120 |
ピアノ | 子供:70~90 大人:90~100 プロ:110 |
金管楽器 | 100~110 |
木管楽器 | 70~95 |
声楽・ボーカル | 90~110 |
ピアノとドラムが、ほぼ同じぐらいのdBということに驚いた方も多いでしょう。実は、ドラム・ピアノと管楽器・声楽・ギターでは遮音性にかなり差が出てきます。それは、前者は固体音、後者は空気音になるからです。
固体音とは?
床や壁など固体が振動して伝わる音のことです。グランドピアノなら3本の足に、ドラムならスタンドに・・・といったように、振動が床に伝わります。チェロも同様です。ですので、振動を吸収するマットなどを敷くことが必要です。
空気音とは?
空気を伝わる音のことです。固体音と違い、比較的音をシャットアウトすることが可能です。
Dr等級
遮音性能を表す日本工業規格(JIS)の単位です。数字が大きくなればなるほど、遮音性能が高くなります。例えば、子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合、90dB-50dB=40となるため、この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。
遮音性能 | 聞こえ方の目安 |
---|---|
Dr-30 | 壁を隔ててピアノの音が 「小声」くらいに聞こえる。 |
Dr-40 | 壁を隔ててピアノの音が 「ひそひそ声」くらいに聞こえる。 |
Dr-50 | 壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。 |
<<前へ戻る | 防音室総合案内 | 次へ進む>> |
---|
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。