【フルートインストラクター ブログVol.2】フルートの選び方 ~初心者のための~

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2024年10月17日

CONTENTSブログ第2回!グレード価格選び方おすすめの入門機種!終わりにお問い合わせブログ第2回! こんにちは、フルートサロン、ソルフェージュサロンのインストラクター、中村です!ブログ第2回目はフルートの選び方です! アニメやドラマでフルートが活躍しているところを見たり、たまたまやっていたクラシ […]

ブログ第2回!

こんにちは、フルートサロンソルフェージュサロンのインストラクター、中村です!

ブログ第2回目はフルートの選び方です!

アニメやドラマでフルートが活躍しているところを見たり、たまたまやっていたクラシックの演奏をテレビで見たり。
スーパーで流れている曲がフルートの音だったりと身近なところにフルートとの出会いは転がっています。

そんなフルートに憧れたらまずどうやって楽器を選んだら良いのでしょうか?
今回はフルートを選ぶ上での基本的な知識をご紹介したいと思います!

グレード

フルートは吹き口のある頭部管、主に指使いのほとんどを担う主管、右手小指でおさえる足部管の3つの管を繋げて演奏します。

基本的にはこれらの管に含まれているの割合や純度が高くなればなるほど、音色の深みや響きがすごーく変わってくるんです!
今回は大まかにですがこれらをご紹介します!

材質、銀の割合買い替えの有無吹奏感、音色
洋銀、洋白、白銅(銀ではない)入門機種 買い替え必要ありすごく吹きやすいが少し薄っぺらい音
頭部管銀製(他は洋銀、洋白、白銅など)入門機種 買い替え必要あり頭部管銀製になり少し銀の割合は増えるが、吹けるようになってきたら物足りない音に感じる
管体銀製(キィやそれを繋ぐパイプは洋銀、洋白、白銅など)買い替え必要なしフルートの筒の部分が銀で、大部分を銀製が占める
総銀製(すべて銀製)や金製(10金、14金、18金、24金など)、プラチナ製など買い替え必要なしすべて銀製になる。すごく深みのある音色。
金やプラチナは銀製より抵抗感があるが華やかで明るい音

銀の純度に比例して吹いた時の抵抗感も上がるので、まずは頭部管銀製から始めることをお勧めします!

最終的には総銀製が銀製フルートのゴールなので目安程度になればと思います。

価格

フルートは大体スタンダードモデルでも10~20万はするもの、というのが前提になります。それ以下の値段でも売られていますが、音程の不安定さや音の吹きにくさがあり、フルートの先生が吹いても吹きずらいのでおすすめしません。

また、中古での購入もおすすめできません。
中古の楽器は管理状態が悪かったり古くなっているものもあるので、購入してすぐに修理が必要になったり、修理費がかさむ可能性があります。

フルートは非常に精密な楽器なので、少しの歪みでも音が出なかったり音色が悪くなったりします。
品質の良い=表現力をしっかり出せる楽器を買うことでメンテナンスが少なく、長く使うことができますよ♪

主要メーカーの最低価格をご紹介いたします!※2024.9時点

税込価格

メーカー型番金額
YAMAHAYFL-212¥99,000
ムラマツ(頭部管銀製から)EX¥290,400
SANKYOエチュード¥269,500
PearlPF-505E¥97,900
Altus(リッププレート銀製から)A807¥200,000
パウエル(頭部管銀製、管体・キー洋白製、銀メッキ仕上げ)ソナーレ¥564,300
ミヤザワ102¥171,600

メーカーによっては入門機種でも頭部管銀製からであったり、材質の良いものを使っている関係ですごく価格が上のものもありますね...!

体験やお問い合わせはこちらから↓

選び方

メーカーや機種など様々な種類があり、悩みの種だと思います。

そこで初心者におすすめする選び方をご紹介します!

習う先生に相談する

フルートは独学では難しい楽器なので、先生に習うことをお勧めします。
楽器の構え方や音色など自分だけでは難しい要素も客観的にみてもらえるので、特に初心者の方は絶対に習った方が良いと思います!
先生は口の形や吹き方を見て、それぞれに合った楽器を提案してくれるのでぜひ相談してみてください♪

楽器店員に相談する

楽器店員は様々な楽器の知識をもとに、お客様のご要望に見合った楽器を提案いたします。
京都桂川店ではフルートインストラクター及び管楽器アドバイザーでもある中村をはじめ全スタッフが、お客様にとってよい選択をしていただけるよう誠心誠意ご提案させていただきます!

試奏する

大事なことの一つに、試奏するというのがあります。
これは先生に相談した場合でも、購入する機種を決めている場合でも、それ以外でも試奏は絶対にした方が良いと思います。

先生に相談した場合は、吹き比べる中で口の形や息の出し方に合った機種かどうかを見て決めてくれます。
メーカーを決めている場合でも、様々なグレードがあるので吹き心地を体感すると決め手になるかと思います。

私がたくさん試奏に携わっていく中で思ったのは、初心者の方でも吹き心地の違いを感じることができるということです。
自分の良いと思った楽器を選ぶのが一番!

おすすめの入門機種!

SANKYO エチュード

こちらはSANKYO上位機種モデル同様の仕様で作られており、吹奏楽やオーケストラでもソロでも活躍できる華やかさを持っています。
SANKYOの総銀モデルとも似ている暖かで深みのある音で、安心して選んでいただけます!

YAMAHA YFL-517

こちらもYAMAHAフルートの上位のモデルである”Ideal”シリーズの仕様や演奏性を継承しており、非常に良い響き・音色と適度な抵抗感が特徴です。始めてから成長の過程でも使用できる幅の広い楽器です!

Altus A9

ニューモデルであるA9は、頭部管の形状をはじめとする様々な改良が施されており、より吹きやすくコントロールしやすい楽器です。
Altusフルートの頭部管の形状はどのモデルも同一であり、モデルを変えた際も頭部管が合わないということがありません!



終わりに

フルートをこれから始めてみたい!という方向けに記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです♪

京都桂川店でフルートとソルフェージュの大人向け予約制レッスンを開講しており、無料の体験レッスンも行っているのでぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪

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お問い合わせ

島村楽器イオンモール京都桂川店075-924-6390
担当フルートインストラクター 中村

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