こんにちは。ピアノインストラクターの村上です。
こちらでは会員様からいただいたご質問や楽曲分析を掲載しています。
今回は「指が変な形してる・・・」です!
「指の本来の形の調べ方」
ピアノを弾いていて指が痛くなってしまう事はありませんか?
指が痛くなってしまう原因として一つ考えられているのが、指の筋力のバランスが崩れてしまっていることです。
本来の指の形で言えば、猫の手の様に、あるいはお化けの手首の形からそっと鍵盤に手を置くイメージなのですが、例えば第1関節が反ってしまっていたり、親指も第2関節がへこんでしまっていたり・・
今回はそんなお悩みを解決方法をご紹介します。
①洗濯ばさみを使って指の形を確認する方法
洗濯ばさみでなくてもテーブルなどでもいいと思います。
テーブルの端を親指とそれ以外の指で挟む形で手を置き、グッと力を入れてみて下さい。
指先が当たって関節が写真の様に丸く使えている状況になっていますでしょうか?
ご自身の手元を一度見てみて下さい。
洗濯ばさみで試せば指トレーニングになりますよ、是非お試しあれ。
②輪ゴムを使って指の形を確認する方法
・・・これでは分かりませんね。
ひっくり返すとこんな感じです。
赤丸で囲んでいる母指球と小指球の間をきゅっと中央に寄せる手のひらの筋肉を、ピアノを演奏するときに使います。
なので上から見て手が横に平たく見えている際は、この輪ゴムの手法で手を丸く使う感覚を覚えて試してください。
終わりに
いかがでしたでしょうか?完全に解決するにはじっくり指と向き合う時間が必要かもしれませんが、少しでもこちらの方法を試して改善出来ればと思っています。
執筆者:村上友巴(当店ピアノインストラクター)
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