三宮店ではハモンドW展示!
メリークリスマス!島村楽器三宮オーパ店 Syn/Key担当のフクシマです!SK PROの記事を書いたのは今月頭でしたが、もうあっという間に年の瀬です。
この秋から三宮店ではハモンドスズキのポピュラー系キーボードを展示しています。前々回の記事ではXK-5の魅力を、前回の記事ではSK PROのピアノ/アンサンブル音色をご紹介しました。今回のトピックはシンセです!
フクシマ特製「キーボードの殿堂」POP・再び

SK PROの構成・おさらい
SK PROは
- オルガン
- ピアノ
- アンサンブル
- シンセ
の4パートを同時に使えるマルチティンバー音源を備えています。(オルガン音色の詳細はXK-5レビュー、ピアノ/アンサンブル音色の詳細はSK PROレビュー#1をご覧ください)
この記事では最後のひとつ、シンセ部分をご紹介いたします!
メーカーさんももっとアピールしてくれ!本格シンセ搭載
SK PROにはしっかり音作りのできるシンセサイザーが搭載されています。
音作りの起点であるオシレーターは次の通り。
- Duo … オーソドックスな2オシレーター。
- Unison … 最大6層のユニゾン。いわゆるSupersaw系の音です。
- Pulse … パルス幅を調整可能な矩形波。
- Sync … 鋭さ抜群のオシレーターシンク。
- FM … 2オペレーターのFMサウンド。この中では唯一生粋のデジタル音源。
- Noise … ノイズ。効果音づくり、もしくはフィルターの発振と合わせたレシピでの演奏に。
Duo Unison。ユニゾンの中でもSaw+Pulseのかけあわせが可能。
なんとフィルターもLP 12、LP 24、HP 12、HP 24の4種から選べて、キートラッキング、ベロシティトラッキング、エンベロープデプスの設定ができるほかフィルタードライブも搭載!
パラメーターの内訳が専門シンセと同じ! エンベロープもちゃんとかかります
FMシンセを積んでいることに至っては公式Webの記載「往年のアナログシンセサイザーをデジタルで再現したフィジカルモデリングシンセサイザーを搭載。」をひとつ塗り替えてしまっています!どういうことですかこれ!!
ツマミをひねればちゃんと1モジュレーター→1キャリアーのFM音源と同じように音が変化します。しかもこの後段にフィルターが入っているので、その点でいえばYAMAHAのMONTAGEとかにも迫る勢いです。こんなダークホースがいたなんて…。

総じて、キーボード音色各方面に強みがあってコスパに優れた一台だと思います。全国でも展示店が少ないようですので、気になる方はぜひ三宮店をお訪ねください!
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この記事を書いた人
フクシマ a.k.a. motif:ok
三宮オーパ店 デジタル楽器アドバイザー

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