「BOSS RC-10R」噂のループステーションの新機種を最速レビュー!

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2019年11月01日

***RC-10Rのご紹介です!! 今回の最速レビューはBOSSのルーパー「ループステーション」シリーズの最新機種[!!「RC-10R」!!]です! *BOSS RC-10R |*メーカー|*型名|*売価(込)| |BOSS|RC-10R|[!¥33,000!]| ~以下メーカー抜粋~ オーガニック […]
RC-10Rのご紹介です!!

今回の最速レビューはBOSSのルーパー「ループステーション」シリーズの最新機種「RC-10R」です!

BOSS RC-10R

メーカー 型名 売価(込)
BOSS RC-10R ¥33,000

~以下メーカー抜粋~

オーガニックなリズムとクリエイティブなルーパーを融合させたRC-10R Rhythm Loop Stationは、ライブや楽曲制作、日々の練習において、新たなインスピレーションを与える次世代のルーパーです。RC-10Rは、イントロと2つのソング・ディビジョン、エンディングで構成されており、フィルを挟みながら楽曲の展開をリアルタイムに切り替えて自由なパフォーマンスを行うことができます。また、視認性に優れた2つのサークル・インジケーターとノブにより、直感的な操作を実現。外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、MIDI接続によるコントロール機能も充実しており、パフォーマンスに応じたカスタマイズも思いのままです。また、リズム・パターンは、あらゆる音楽ジャンルを網羅。自作したリズム・パターンのインポートにも対応しています。

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ルーパーとは自分で演奏した音源を簡易的に多重録音していき、
1人でも厚みのある演奏をすることが出来る機種の事を言います。

今回発売されたRC-10Rは簡単に言うと「1人でルーパー演奏することに特化したエフェクター」です。

従来のモデルに比べるとリズムパターンの量が多く、リズムのフィルインやイントロ、エンディングが追加され、
非常に曲として聞き応えがあるルーパー演奏が可能になりました。

自分も同じループステーションシリーズの「RC-30」を昔から愛用していたので、
今回の「RC-10R」には非常に興味があります!

開封式

箱はトレードマークーのレッドカラー!

デン!!

付属品は本体、アダプター、保証書の3点、重量は620g、
同じBOSSのツインペダルタイプのルーパーRC-30が1.2kgだったことを考慮すると、
かなり軽量化されています。

本体

表面はトラック用、リズム用のインジゲーターとつまみが各2つ、
表上部にメインパネルと操作のためのVALUEノブ、MENU、EXITボタンが配置されています。
コンパクト化のために必要最低限の物のみ設置しているようですね。

ジャック部はInput/Outputがそれぞれ2個あり、モノラルやステレオでアウトしたり、2つの楽器Inputすることも可能です。
電源はほかのBOSS製品と同じ9V、センターマイナスのアダプターで駆動可能です。
消費電力は250mAなので、たこ足で他エフェクターと並列してDCケーブルを繋げるのではなく、500mAのアダプター単体で動作するようにして下さい。

サイド部にはMIDIのIN/OUTとUSB端子が設置されています。
このMIDIジャックに外部MIDI機器を繋ぐことにより、様々なリズムパターンを鳴らすことが可能になります。(こちらのジャックにはオーディオケーブルは使わないようお願いします。)
また、USB端子はPCと接続した際に本体の情報を保存、書き戻すことが出来ます。
本体も6時間分の録音データを記録することが出来ますが、
もしもの事を考えるとお気に入りにフレーズは残せておけるのは安心ですね。


操作方法

リズムセッティング

まずはテンポ、拍子、リズムジャンル、リズムパターンを決めていきます。
リズムジャンルはブルースやジャズ、ロックなど16種類のジャンルが用意され、ジャンルごとにニュアンスの違ったリズムパターンを選択することが可能です。

フットペダル

リズムのセッティングが出来たらいよいよ録音開始です。
録音には従来のループステーションと同様、フットペダルの操作でスタート・ストップを行います。
同じツインペダルルーパーのRC-30は、左ペダルが録音スタート、右ペダルが再生ストップの機能を持っていたのですが、
RC-10Rは、左ペダルは音源の録音・再生用、右ペダルはリズムトラックの再生・停止用、そしてリズムのパターンを操作することが可能になっています。
ここが大きな機種の違いです!
従来機のRC-30は2トラック録音が可能でリズムボックスも内蔵されていましたが、あくまでギターのループ演奏を取ることに特化していました。
しかしRC-10Rはトラック録音とリズムパターンを足元で操作出来るようになっていることで、
よりライブ向きの機種になっているのです。

操作手順

上記はRC-10Rの説明書の図になります。
RC-10RにはSYNC機能、つまり音源トラックとリズムトラックの同期機能が付いています。
これをオンにすることにより、録音音源とリズムトラックを同時再生や終了をすることが出来ます。

セッティング

付属の説明書には記載されていない内容がホームページに行くとより詳しく記された「パラメーターガイド」というのがあります。
これにはより細かいセッティング方法が記載されてあります!購入後はチェック推奨!!

そんなパラメーターガイドを読み漁っていると気になる項目を発見!

それがFILTER TIPE!

これはOUTPUT先の機材に合わせて出力する音色を最適にするための設定になります!
最近のGT-1000にも似た機能が搭載されていましたね。

BOSS製品の刀アンプはもちろん、スタックアンプやコンボアンプ、PA用のセッティングなどもあり、様々な場面で使い分けが出来そうです!

さすがBOSS!

録音開始!!

SYNC機能をONにしてリズムフットペダルを押すとIntroリズムパターンが再生されます。
Introが再生し終われば録音開始です!

画像上から赤い点滅がトラックの録音
オレンジが上書きのオーバダビング
緑が再生モードです。

トラック1の録音が完了したら今度はBメロになるトラック2を録音します!
少々操作が特殊で、トラック1を録音中に右のリズムフットペダルを長押しすることで、トラック2へ録音を移行いたします。

ちょっと操作に慣れが必要ですが、実際にライブなどで使うにはむしろ曲として成立しやすそうです。

総評

今までのルーパーは1つの録音音源をを繰り返し再生し、その音源に音を重ね、演奏するというのが一般的でした。
なので曲自体が展開しないので、人に聞かせるのにはかなりの試行錯誤が必要でした。
また2トラック以上録音できる機種も存在しますが、そのほとんどが上位の高級機種ばかりで、サイズも大きく気軽に購入することは少なくとも自分は出来ませんでした。
そんな中発売したこのRC-10Rはより人前で弾くことは重視したルーパーとなっており、ライブなどで使いたいと考えている方にはオススメの商品です!

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