【ピアノを弾く時の手の形とは?一度見直してみよう!】「カジラジオ」vol.41 ~ピアノインストラクター・梶通信~

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2023年06月16日

皆様こんにちは。ピアノインストラクター梶です。今なぜかすごくカツカレーを食べたいです。ですが最近ダイエット中なので、やめておこうと思います。 今回の更新では、「ピアノを弾く時の手の形」について取り上げていきます!ピアノを弾く時の手の形も、姿勢と同様に、気がつくと忘れてしまいがちなものですよね。しかし […]

皆様こんにちは。
ピアノインストラクター梶です。今なぜかすごくカツカレーを食べたいです。
ですが最近ダイエット中なので、やめておこうと思います。

今回の更新では、「ピアノを弾く時の手の形」について取り上げていきます!
ピアノを弾く時の手の形も、姿勢と同様に、気がつくと忘れてしまいがちなものですよね。

しかし、ピアノは手の形によって弾きやすさがグンと変わります!
ぜひ今回の更新で、一度見直してみてくださいね。

ピアノを弾く時の手の形 とは……?

早速画像でお見せしますね!

ドン!!!!!!!

「良い例」と、「弾きづらい例」を挙げました。
あえて、「悪い例」にはしていません。「弾きづらい例」も、曲の一場面で一時的に使ったり、個々人にとっては弾きやすい手の形になったりすると思うからです。
それぞれ解説していきます。

良い例

手は、全体が丸みを帯びた山型です。猫の手、卵の形とも言いますね。
指の関節が逆方向に折れ曲がっていません。
手首や腕が上下しすぎず、手の甲と腕が一直線になっています。

弾きづらい例①

手首が鍵盤と手に対して極端に下がっています。
指に力が伝わらずか細い音になったり、手の甲に負担がかかって痛くなってしまう可能性があります。

弾きづらい例②

今度は、手首が極端に上がっています。
指に重心がかかりすぎて指が痛くなる可能性があります。

弾きづらい例③

親指が鍵盤から外れています。
親指を使うたびに、親指を鍵盤の上に持ってくる動作が必要になってしまい、無駄な動きに繋がってしまいます。
鍵盤の手前に手を置いているのが原因な場合が多いため、黒鍵を触りづらいです。

「良い手の形」にするにはどうしたらいいの?

私はいつも手の形を作るために、
演奏前に両手をダラーンと身体の横に垂らします。

その後、「その形のまま」手を鍵盤の上に持っていくと、自然と「良い例」のような手の形になります!

弾きづらい例①②は、イスの高さを調節することで改善することが多いです。
弾きづらい例③は、手全体を鍵盤の奥の方に持ってくることで、解消することができます。

手の形はとても大事なのです


手の形や姿勢一つで、体の痛みや力の入り具合が変わってきます。
「弾きづらいな…」「このパッセージがどうしても弾けない!」と感じた時、自分の練習不足を疑うより前に、
手の形、姿勢を見直してみるのをオススメします。


またあえて「弾きづらい例」を少しだけ試してみると、逆に弾きやすい姿勢・手の形がわかったりするかもしれないですね!
身体に負担をかけない程度に、好きなピアニストを真似してみたり、色々な奏法を試して遊んでみるのも面白いですよ。



それではまた次回をお楽しみに!

ピアノインストラクター 梶

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