楽器を弾いている多くの方が、「近所迷惑になるから」と音量を必要以上に抑えて練習しています。しかし音楽は、本来“響かせてこそ”成長するもの。弱い音だけで練習を続けることは、実は上達を大きく遠ざけてしまいます。ここでは、大きな音で練習するメリットと、弱音練習のデメリットを楽器別に分かりやすく解説し、最後 […]

【防音室】【防音室の必要性】ー 本来の音量で練習できる環境が、あなたの演奏を変える ー

楽器を弾いている多くの方が、「近所迷惑になるから」と音量を必要以上に抑えて練習しています。
しかし音楽は、本来“響かせてこそ”成長するもの。

弱い音だけで練習を続けることは、実は上達を大きく遠ざけてしまいます。

ここでは、大きな音で練習するメリットと、弱音練習のデメリットを楽器別に分かりやすく解説し、
最後に防音室がもたらす価値をご紹介します。

弊社発行のHappy Jamでも過去に取り上げられており、
楽器演奏が脳に良いことが証明されていますね♪

弱い音で練習するデメリット(全楽器共通)

弱音での練習は、身体の使い方から音色・フォームまで多くの影響を及ぼします。

●音色が育たない: 小さな音に合わせて身体が縮こまり、楽器本来の響きが得られなくなります。
●フォームが崩れる: 弱く弾こうとすると腕や指の動きが制限され、本番で大きな音を出す際に無理が生じます。
●表現が単調になる: 豊かなフォルテやダイナミクスは強弱の練習が必要で、弱音だけでは限界があります。
●音が前に飛ばない: ホールで響かない、アンサンブルで埋もれるなど、本番で音量不足が起きやすくなります。

このように弱音練習は「静かに練習できる」という利点の裏で、多くの成長要素を犠牲にしています


ご自宅で騒音を気にして、ピアニッシモで練習していると、フォルテが出来にくくなると言った悩みも多いです。

楽器別:大きな音で練習するメリット

ピアノ:腕の重さと響きを体で覚えられる

ピアノの音は“鍵盤を押す力”ではなく“腕の自然な重さ”と“打弦の響き”で決まります。
大きな音で練習することで得られる効果は大きく、

  • 鍵盤に腕の重さを自然に預けられる
  • 低音の深い響きを体感できる
  • フォルテのコントロールが上達し、弱音との対比が豊かに

逆に弱い音だけで練習すると、指先だけで弾く癖がつき、音が薄くなる傾向があります。

ギター(アコギ/エレキ):“鳴らし方の核心”が身につく

ギターは、弦をしっかり鳴らした瞬間に倍音が生まれ、音色が立体的になります。
大きめの音で練習すると、

  • 腕全体を使った安定したピッキング
  • 太い倍音による豊かなサウンド
  • ロックやジャズのニュアンスを正確に再現

逆に遠慮した弱々しいピッキングが続くと、音がぼやけ、ライブで音抜けが悪くなります。

サックス:息の量と支えが整い“通る音”に

サックスは息の量が音色・音程・響きすべてを決めます。
大きな音での練習は、

  • 息の流れが安定し音程が良くなる
  • 太く伸びる響きが身につく
  • 高音が抜ける“ホールで通る音”が作れる

弱い息で練習しているとアンブシュアが不安定になり、音がかすれたり割れたりする原因に。

ヴァイオリン:弓圧とスピードの“正解”を体で覚える

ヴァイオリンは弓の圧力・スピード・角度のバランスが命です。
大きな音で弾くことで、

  • 弦に弓を乗せる感覚が掴める
  • 力みのないしなやかなダイナミクスが身につく
  • ビブラートが豊かで厚みある音色に

弱音での練習ばかりだと、弓が逃げる癖がつき、音が薄くなってしまいます。

DTM・電子楽器:モニターバランスの判断が正しくなる

DTMの場合は“音量そのもの”よりも“正確なモニタリング環境”が重要です。
大きな音・適正な音圧でミックスすると、

  • 低音の量感や定位判断が正確になる
  • コンプレッサーやEQの効き方が分かる
  • プロ環境に近い音作りができる

小音量でのミックスは、バランスを誤認しやすく、仕上がりに大きく影響します。

大きな音を出すために必要なのは「技術」ではなく「環境」

多くの演奏者は“大きな音を出したいのに出せない”状況にあります。
これは言い換えると、

「上達スピードを自分で制限している」

ということでもあります。

だからこそ注目されているのが、防音室です。

"防音だけでない"防音室がもたらす3つの価値

① 技術面

  • 思い切り音を出して本来の響きを体で覚えられる
  • フォルテ/弱音の幅を大きく伸ばせる
  • 音色作り・フォーム・呼吸法が自然に上達

② 精神面

  • 近隣を気にせず集中できる
  • 音量ストレスがなく練習が楽しくなる
  • 自信をもって本番に臨める

③ 生活面

  • 家族にも迷惑をかけず練習できる
  • 夜でも安心して演奏できる(状況による)
  • 自宅が“第二のスタジオ”になる

防音室は「技術の投資」であり「精神の安心」であり、「生活の質の向上」にも繋がります。

まとめ:防音室は“上達の最短ルート”

楽器は本来の音量でこそ表現力が育ちます。
弱音だけの練習は、フォーム・響き・音色の成長を妨げてしまいます。

だからこそ、
思い切り音を出せる環境=防音室
は、演奏者にとって最も価値のある設備のひとつです。

あなたの音楽をもっと自由に、もっと豊かに。
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島村楽器広島パルコ店
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