
皆さんこんにちは!島村楽器姫路店アコギ担当 高瀬です!
先日世界に誇る国産ハンドメイドギターメーカー『K,Yairi』
そちらの工場へお邪魔してきました!
K,Yairiとは、、
ヤイリギターの歴史は1935年、創業者の矢入儀市が木製楽器製作を手がける「矢入楽器製作所」を起こしたことに始まります。
しかし、ほどなく第二次世界大戦が始まり、楽器の需要はほとんど皆無に。
矢入楽器製作所は砲弾を収める木箱など、木製品であれば仕事を選ばず何でも作っていました。
転機が訪れたのは、2代目の矢入一男が入社した頃。
一男は、取引先の知人から聞いた「これからは日本もギターを作って売る時代になる」という言葉に大きな未来を感じ、単身アメリカへ。本場のギター作りを学び、帰国後、1965年に「ヤイリギター」を設立します。
メイド・イン・ジャパンのギターブランド「K.YAIRI」が誕生した瞬間でした。
私たちが作りたいのは、世代を超えてずっと愛され続けるギター。
年月を重ねても色あせないデザイン、使い込むほどに深みが増す音色・・・。
そんな1本をプレイヤーの方に手にしていただくために、材料である天然木の品質にこだわり、30人ほどのクラフトマンによる多種少量の手工生産というスタイルを1970年代から守っています。
1日に生産できるのは20本程度。
「small beautiful」をポリシーに掲げ、機会あるごとに「後世にまで残るのは本物のみ」と語っていた矢入一男は2014年3月に惜しまれつつ永眠しましたが、その志と職人技は、工房を守る職人たちに確実に受け継がれています。
いざ工場へ、、、
姫路から電車を乗り継ぎ約3時間、、、

岐阜県は可児市 ヤイリギター工場へやってきました!

工場見学へ
感動を覚えるも束の間にファクトリーマネージャーの森さんの案内による工場見学がスタートしました。


長いものでは10年ほど乾燥させるそうです。
ヤイリギターの製作はここからスタートしているんですね。



コア材、ココボロ材、楓材etc
心躍る希少材が眠っております。

そしていよいよ実際にヤイリギターを作っている工場へ案内して頂きました。
まずはカスタムショップ工房へ、、、




上から順番に伊藤さん、道前さん、丹羽さん、小池さん、、
皆さん作業中でしたので話し掛けることも出来ませんでしたが
クラフトマンの皆さまの作業を直で見られて既にテンションMAXでした!




手作業によりくみ上げられていくギターたち、、、
ヤイリ工場は工程ごとにその工程のプロである職人さんが担当されています。
一つ一つ丁寧に作業していくため一日に出来上がるギターは15~20本程度との事。
日本らしい温かみのあるヤイリギターの秘訣ですね。



塗装一つとってもこれだけの工程があるんですね。。

先月姫路店に調整会に来て下さった大矢さんです。
ギターの仕上げとなるバフ掛けを担当されています。
調整会の時にも感じましたが非常に仕事が丁寧な方でした。


2日目は島村楽器オーダーモデル案を考えてきました!
アコギを愛するスタッフたちによる夢と希望を抱き時折突きつけられる現実と闘いながら
試行錯誤して案を練っていきます。。
どんなギターが出来上がるのか非常に楽しみです。。
以上ヤイリギター工場見学レポートでした!
この記事を書いた人、、、

店頭のギターは勿論、店頭に無いモデルやオーダーのご相談も承ります!!
是非お気軽にお問合せ下さいませ。
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
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