【サックスインストラクター石原のブログ】サックスの高音域の指遣い

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2025年03月15日

こんにちは!島村楽器広島祇園店のサックスインストラクター石原です!今回の記事はサックスを始めたばかりの方でも役立つ内容となっております!もちろんこれからサックスを始める方でも知っておいて困りませんよ~ CONTENTSはじめに高音域の運指表の読み方高音域の運指おまけ 高音域をきれいに吹くコツさいごに […]

こんにちは!島村楽器広島祇園店のサックスインストラクター石原です!
今回の記事はサックスを始めたばかりの方でも役立つ内容となっております!
もちろんこれからサックスを始める方でも知っておいて困りませんよ~

石原 伊織(いしはら いおり)

サロンインストラクター

石原 伊織

いしはら いおり

担当コース
サックスサロン・デジタル管楽器サロン
稼働曜日
火・水・木・土・日
オンラインレッスン
対応

はじめに

今回は音階の基礎練習や曲を吹いているときに不意に出てくる高いレ・ミ・ファのあたりの左手の手のひらの使う指遣いについてフォーカスしていきます!

運指表を見てもキイの配置がつかみにくく、混乱してしまいやすい指遣いです。
コツをつかめば苦手意識も無くなっていきます!

是非、日々の練習の参考にしてみてください♪

高音域の運指表の読み方

どれがどのキイ?

運指表を見てもどこをどのように押すのかわからないときがありますよね。

※運指表の読み方についてはこちらの記事も参考にどうぞ!
↓↓↓

それでは左手の手のひらや右手の人差し指の側面を使用するキイの配置を確認していきましょう!

キイの呼び方

キイには呼び名がございます。
様々な呼び方がございますが、この記事では以下のように統一していきます。

左手サイドキイがC1、C2、の次がC4になっていて、右手サイドキイにC3とC5があります。
これは、管体上部の穴の配置に関係しております。
C1から順にC2、C3…と押していくと、下から順番にトーンホールが開きます

キイの押し方

★左手のサイドキイは、手のひらを使って押します。

左の手のひらのどこにキイが当たっているかというと…

大まかに、このあたりになります。

ここで、重要なポイントがございます。
左手正面のキイから指を浮かせすぎないこと」です!
腕全体をリラックスさせ、軽くのせるように手のひらを被せていきます。
指先に力が入らないように手首の角度を調節してみましょう。

指先が自然に曲がり、正面のキイの近くにあることで、他の音へ移る際もスムーズになります。

★続いて右手のサイドキイです。

手首を回転させて人差し指の側面でC3のキイ、薬指でC5のキイを押します。

右手の親指が痛くなってしまう場合は、サムフックの角度を変えてみるといいかもしれません。
ご自身でも角度は変えられますが、ご心配でしたらぜひ島村楽器までお持ちください…^^

高音域の運指

運指を確認!

では運指を確認してみましょう。

◆レ

「音が高い」という意識をせずリラックスして吹いてみましょう!

◆レ♯/ミ♭

人差し指の根本を動かすイメージです。

◆ミ

ここまでは出てくる機会が特に多いですね。

◆ファ

音が出にくい場合はレの音から順番につなげて吹いてみましょう。

◆ファ♯/ソ♭

今回登場した5つのサイドキイを全て押しています。
息を細くするイメージを持つと音が出やすいです。

替え指

高音域のミ・ファ・ファ♯には替え指がございます。
左手正面の一番上、フロントFキイと呼ばれるキイを人差し指で押します。

使用頻度が多い運指ではありませんが、覚えておくと便利です!

◆替え指:ミ
◆替え指:ファ
◆替え指:ファ♯/ソ♭

これらの替え指は、アルペジオがある際や固有の音質が必要な際などに使用することがあります。

おまけ 高音域をきれいに吹くコツ

高音域は口の力加減や息のスピードなどで簡単に音質が変化します。

「ボー」っというような鈍い音が出てしまう時は、口を緩めすぎている場合があります。
軽く口先を尖らせるように意識して吹いてみましょう。また、息を入れ過ぎている場合もあります。
息を細く速く出すイメージで吹いてみましょう。

「ピー」っと高すぎる音が出ている時は、口先を締めすぎているかもしれません。
リラックスしてやや下向きに、左手の親指めがけて息を入れてみましょう。

低音域を演奏するときのアンブシュア(口の形)をあまり崩さずに吹けることが理想です。

また、個人差によってもきれいに吹くためのコツは変わってきます。
息の方向や力加減など、感覚的な部分も多いです。
気になる方はお気軽に体験レッスンを受講してみてください♪

もっと高い音もでます

今回紹介した音域が一般的なサックスの最高音ですが、
特殊奏法であるフラジオレット奏法フラジオ)を使うことでさらに高い音も演奏できます!

さいごに

今回は高音域の運指についてフォーカスしていきました。
他の音域に比べると複雑な指遣いですが、慣れていくと他の音域と同じように演奏できます。

もっと詳しく知りたい方はぜひサックスサロンまでお問い合わせください!

演奏できる音域を増やしてさらに楽しいサックスライフにしていきましょう!

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