電子ピアノの選び方【音源とスピーカー編】｜島村楽器イオンモール綾川店

電子ピアノの選び方【音源とスピーカー編】

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2023年03月29日

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皆さま、こんにちは！

島村楽器イオンモール綾川店で電子ピアノを担当しております穴吹(あなぶき)と申します。

第1回はいかがだったでしょうか!?
鍵盤の違いが分かるだけでも、電子ピアノ選びに大きく役に立つかと思います😊
「まだ読んでない」という方は

電子ピアノの選び方【どこに注目？～鍵盤編】

こちらより過去の記事をお読みいただいた上で閲覧して頂ければ幸いです！

では、第2回となる今回は、、、

スピーカーの数による違いと音源の違い

をご説明させて頂きます。

電子ピアノ：音源による違い

音源とは電子ピアノの大元となるピアノの音色や表現をつかさどる重要な部分になります！アコースティックピアノでは鍵盤を押すとハンマーアクションが稼働し、ハンマーがピアノ内部の弦にあたってピアノの音が奏でられます。電子ピアノの場合は鍵盤のセンサーが反応し、その信号が音源を通じてスピーカーから音が鳴る仕組みになっています。

電子ピアノの場合は必ずこの音源を通じて音が出るので、音源が良ければよりアコースティックに近いリアルな【音色】や【タッチ感】になります。タッチ感って鍵盤によって変わるんじゃないの！？と思われる方も多いとおもいますが、音源によっても左右されるんです！後で触れますがスピーカーの質や数によっても【タッチ感】や【表現力】【音色】に大きく関わってきます。

あくまでイメージですが、一番弱い音から強い音まで1～100の数値で表す場合、10万円前後の電子ピアノの音の出方は、

0(音がでない)～20(弱い音)～40（やや弱い音）～60（やや強い音）～80（強い音）～100（最大の音）

というイメージになりますが、40万円台の電子ピアノになると、

0～1～2～3～4～5～……41～42～43～……81～82～83～……98～99～100

というように音の出る段階が細かくなり、より繊細な表現が可能になります。（あくまでイメージです。）テレビなんかもそうですが、普通の液晶テレビより4K,8Kのテレビの方が細やかで綺麗な映像が映るとおもいますが、それを電子ピアノ（音）に置き換えてみましょう。より細かな表現や音色が奏でられるようになるイメージがわくとおもいます！

電子ピアノ：スピーカーの役割

前回の記事では鍵盤に関して、上記では音源に触れましたが、電子ピアノのスピーカーによる違いも電子ピアノを選ぶうえで非常に重要な項目となります。スピーカーはピアノの音を出してくれる出口の部分になりますが、どんなに良い音源や鍵盤を使用していてもスピーカーの数が少なかったり質が良くなければ【良い音がでない】、ということ以外にも楽器を演奏する上で重要な【表現力】も損なわれてしまいます。

例えば低価格帯の電子ピアノはスピーカーが2個の場合がほとんどです。ピアノの低音から高音を2個のスピーカーで出そうとすると音が曇る場合が多いですが、高価格帯になるとスピーカーが4個、6個と増えることで同じ音量で演奏した時の音の広がりや繊細さは段違いになります。実はスピーカーの数が増えると大きな音が鳴る、と思われている方も多いですが自宅での演奏は音量を下げて演奏される方がほとんどです。実は音量を下げた時こそスピーカーの違いが大きく出ます！音量を下げると2個スピーカーでは音が聞き取りづらく（特に高音）なり、聞き取りにくい音を強く弾いてしまうなどの弊害がでますが、スピーカーの数が増えると小さな音量でも全音域がきれいに聞こえるため自然に演奏できます。特にお子様が使われる場合などは特に音感や表現力、感受性といった部分にも大きく影響する部分ですので、是非店頭でも違いを体感してみてください！

まとめ

今回は音源とスピーカーによる違いを説明させて頂きましたがいかがでしたか？例えばお子様のレッスン用で選ばれる場合『プロにさせるわけじゃないから安いピアノで…』『家ではそんな大きな音で鳴らさないからスピーカーは別に…』という方も多いと思います。その気持ち、すごく理解できます！でも習っているなら『音感が身についたらいいな♪』『ピアノを通じて感情豊かな子になってほしいな！』という気持ちも多少なりともあると思います！それらを出来る限り叶えられる為に是非電子ピアノを選ぶときは店頭で違いを体感して自分に合ったピアノを選んでください♪その際はピアノ担当の穴吹（あなぶき）がお客様の悩みや問題をすべて解決致しますので、お気軽にご相談くださいね♪