今更聞けない!オーディオインターフェイス、結局どれを選ぶ?|綾川店の店頭在庫を本音で比較 | イオンモール綾川店
現役楽曲提供者×島村楽器スタッフが本音で解説!
「オーディオインターフェイスを買いたいけど、種類が多くて選べない……」
そんな方に向けて、綾川店の店頭在庫にあるオーディオインターフェイスを用途別に比較しました。
今回は、現役楽曲提供者の制作目線と、島村楽器スタッフの接客目線から、
それぞれの機種がどんな方に向いているか、選ぶときに気をつけたいこともご紹介します。
先にお伝えしておくと、ここで紹介するのは「世の中で一番おすすめの機種」ではありません。
綾川店で実際に見比べて選べるラインアップの中から、自分に合う1台を探すための記事です。
迷ったときは「何を同時に録るか」から
まず考えたいのは、録音したい音源の数です。
- ボーカルを1人で録る
- ボーカルとギターを同時に録る
- マイクを複数本使う
- 配信でマイクとパソコンの音をまとめる
- シンセサイザーなど、複数の機材をつなぐ
このあたりが見えてくると、候補をかなり絞れます。
制作する側の本音
録音中に「あ、入力が足りない」と気づくのは、できれば避けたいところ。
とはいえ、使わない端子のために予算を大きく増やす必要もありません。
今の使い方と、近いうちにやりたいことを分けて考えるのがおすすめです。
店員の本音
「一番おすすめはどれですか?」と聞かれたら、まず「何をつなぎますか?」と聞き返したくなります。
少し回りくどく感じるかもしれませんが、使い方によっておすすめが変わるからです。
買ってから使わない機能に気づくより、最初に用途を整理する方が、結局は近道です。
まずは宅録を始めたい方に

初めての録音を、シンプルに始めたい方へArturia MiniFuse 1
コンパクトで、ボーカルやギターなどを中心に録音したい方に向いたモデルです。
つなぐ機材が少ないうちは、シンプルな構成が使いやすさにつながります。
ここがいい
省スペースで、録音を始めるための環境を作りやすいところ。
先に知っておきたい
ボーカルとギターを同時に録るなど、入力を複数使う予定がある方は、
入力数に余裕のあるモデルも比較しましょう。
こんな方におすすめ
「まずは歌かギターを録ってみたい」という方。
DTMの最初の一歩に向いています。
¥12,980税込
DTMも配信も、気軽に試してみたい方へSteinberg IXO22 W
録音に加えて配信にも使いたい方に候補となるモデルです。
白い外観が気に入った、という選び方ももちろんあり。
機材は毎日目に入るので、見た目の好みも意外と大事です。
ここがいい
コンパクトな環境で、録音や配信を始めやすいところ。
先に知っておきたい
配信で使う場合は、
使いたいソフトやパソコンとの接続も確認しておきましょう。
こんな方におすすめ
DTMを始めたい方、録音だけでなく配信も試したい方。
¥19,800税込
ひとりでのシンプルな宅録にYAMAHA UR12 MK3
まずは自宅でボーカルや楽器を録るところから始めたい方に候補となるモデルです。
必要な機材を絞って、録音の基本を覚えたい方に向いています。
ここがいい
シンプルな録音環境を作りやすいところ。
先に知っておきたい
複数のマイクや楽器を同時に使いたい方は、上位モデルも比較してみましょう。
¥16,500税込
宅録の定番モデルを比べる

定番から選びたい方にFocusrite Scarlett 2i2
ボーカルやギターの宅録で、候補に挙がりやすいモデルです。
録音に慣れていない方にとっても、扱いやすい機能がそろっています。
ここがいい
宅録の基本を押さえたモデルを選びたい方に検討しやすいところ。
先に知っておきたい
同時に録る音源が増えるなら、入力数が足りるか確認を。
録りたいものが増えてから「もう1入力ほしかった」となるのは、
機材選びの“あるある”です。
こんな方におすすめ
ボーカルやギターを録りたい方、定番モデルから選びたい方。
¥28,600税込
録音レベルを目で見ながら作業したい方にMOTU M2
録音中の入力レベルを確認しやすいモデルです。
耳だけでなく、メーターも見ながら録音したい方に向いています。
ここがいい
録音中のレベルを目で確認しやすいところ。
先に知っておきたい
多くの機材をつなぐ予定があるなら、
M4など入力・出力に余裕のあるモデルも候補になります。
こんな方におすすめ
ボーカルや楽器を録るとき、レベルを確認しながら進めたい方。
¥35,970税込
MOTU M4のお取り扱いもございます
ヘッドホンや出力先にも余裕がほしい方にSSL2+ MKII
SSL2 MKIIをベースに、複数人でのモニタリングや出力の拡張も考えたい方に候補となるモデルです。
ここがいい
ひとりで録るだけでなく、誰かと一緒に作業する環境にも合わせやすいところ。
先に知っておきたい
シンプルな宅録が中心なら、機能を使い切れるかも考えてみてください。
¥51,920税込
録音の幅を広げていきたい方にUR22MK3
ボーカルと楽器を組み合わせるなど、
宅録の幅を広げたい方に向いています。
ここがいい
「まずは1つ録る」から、録音方法を広げていきたい方に検討しやすいところ。
先に知っておきたい
接続したい機材の数や必要な機能は、購入前に確認を。
型番が似ている製品もあるので、商品名は最後までチェックしましょう。
¥22,000税込
録音だけでなく、音の扱いにもこだわりたい方にURX22C
録音や配信で、入力音のモニターや処理も活用したい方に候補となるモデルです。
ここがいい
録音・配信の環境を、自分の使い方に合わせて整えたい方に向いているところ。
先に知っておきたい
機能を活用するには、設定やソフトの使い方に慣れる必要があります。
¥33,000税込
録音時から音作りを楽しみたい方にVOLT 276
ボーカルや楽器を録るとき、音の雰囲気にもこだわりたい方に向いています。
録音後に調整するだけでなく、録る段階から音作りを楽しみたい方におすすめです。
ここがいい
録音機材ならではの機能や音作りに関心がある方に魅力があるところ。
先に知っておきたい
「とにかく録音できればOK」という方には、機能が多く感じられるかもしれません。
¥50,600税込
機材の個性も楽しみたい方にUR-RT2
入力段のトランスを含め、機材による音の違いを楽しみたい方に候補となるモデルです。
ここがいい
機材の個性を生かした音作りに興味がある方に向いているところ。
先に知っておきたい
発売世代が前のモデルのため、パソコンやOSとの対応は購入前に確認しましょう。
機材の個性も大事ですが、まずは今の制作環境で使えるかが大事です。
¥42,570税込
配信をするなら、ミキサー型も要チェック

ひとり配信の音を、手元で整えたい方にAG03MK2
AG03MK2は、オーディオインターフェイスとしてだけでなく、
配信中に本体で音量を調整するミキサーとしても使いたい方に向いています。
ここがいい
マイクやパソコンの音を扱いながら、手元で操作しやすいところ。
先に知っておきたい
DAWで入力ごとに別トラックへ録音したい場合は、
実際の入出力仕様を確認しましょう。配信向けの便利さと、
マルチトラック録音の得意さは、同じ話ではありません。
こんな方におすすめ
ひとり配信、ゲーム配信、オンラインレッスンなどで、手元の操作性を重視する方。
¥25,300税込
店頭在庫外でも気になる、本格派の候補

コンパクトでも本格的に制作したい方にBabyface Pro FS
持ち運びやすさと、本格的な制作環境を両立したい方に候補となるモデルです。
細かなルーティングなど、高機能な部分を使いこなしたい方に向いています。
本音の注意点
高機能なぶん、設定に慣れる時間も必要です。
「つないで、すぐ簡単に使いたい」という方は、シンプルなモデルと比べてから選びましょう。
Universal Audio Apollo Twin X
録音時のモニタリングやプラグイン環境を重視する方に
Universal Audioのプラグイン環境に魅力を感じる方や、
録音時の音作りにもこだわりたい方に候補となります。
本音の注意点
本体だけでなく、
パソコンとの接続や使いたいプラグインの条件も確認が必要です。
周辺環境も含めて予算を考えましょう。
¥172,118税込
本格派のあなたへ。筆者のイチオシFireface UCX II
複数の機材を組み合わせて、制作環境をしっかり作り込みたい方におすすめしたいモデルです。
入門用というより、録音・モニター・機材の接続まで、制作環境全体を整えたい方に向いています。
本音の注意点
多機能なぶん、使いこなすには設定の理解が必要です。
「とりあえず歌を1曲録りたい」という方には、もっとシンプルな相棒がいるかもしれません。
機材選びも、背伸びしすぎないのが長続きのコツです。
¥295,059税込
録音時のモニタリングやプラグイン環境を重視する方にAUDIO Apollo Twin X
Universal Audioのプラグイン環境に魅力を感じる方や、
録音時の音作りにもこだわりたい方に候補となります。
本音の注意点
本体だけでなく、パソコンとの接続や使いたいプラグインの条件も確認が必要です。
周辺環境も含めて予算を考えましょう。
RME Fireface UCX II
本格派のあなたへ。筆者のイチオシ
複数の機材を組み合わせて、制作環境をしっかり作り込みたい方におすすめしたいモデルです。
入門用というより、録音・モニター・機材の接続まで、制作環境全体を整えたい方に向いています。
本音の注意点
多機能なぶん、使いこなすには設定の理解が必要です。
「とりあえず歌を1曲録りたい」という方には、もっとシンプルな相棒がいるかもしれません。
機材選びも、背伸びしすぎないのが長続きのコツです。
¥169,400税込
まとめ:正解は「一番高い機種」ではなく「自分に合う機種」
ボーカルやギターを1つずつ録るなら、コンパクトでシンプルなモデルから。
配信中に音を手元で調整したいなら、AG03MK2やAG06MK2のようなミキサー型。
複数の機材をつないで制作したいなら、入力・出力に余裕のあるモデルが候補になります。
機材選びで迷ったら、まずはこの3つを考えてみてください。
- ①何を録りたい?
- ②何を同時に録りたい?
- ③近いうちに機材を増やす予定はある?
答えが見えてくれば、候補も絞れてきます。
スペック表を前に悩みすぎて、曲を作る前に疲れてしまうのはもったいないもの。
使い方に合う一台を見つけて、録音を始めましょう。

※比較表は機種選びの目安です。入力・出力の数え方や対応環境はモデルによって異なります。
詳しい仕様は、使用する機材やパソコンに合わせてご確認ください。
オーディオインターフェイス選びの「よくある質問」
Q1. 安いモデルと高いモデルの違いって何ですか?
A. 主に「音のきれいさ(ノイズの少なさ)」と「つなげる機材の数」が違います。 価格が上がると、マイクの声を拾う部分の質が上がり、原音に近くクリアな音で録音・再生できるようになります。また、同時に繋げるマイクやギターの数を増やせたり、本体で操作できる便利な機能が多くなったりします。
Q2. マイクを買えば、すぐに録音を始められますか?
A. マイクと本体をセットで買っても、実はこれだけでは録音できません。 マイクと本体をつなぐ「専用コード(XLRケーブル)」、マイクを固定する「スタンド」、声の破裂音等を防ぐ「ポップガード」、音を聴くための「ヘッドホン」なども必要になります。 「どれを揃えればいいか分からない!」という方は、店頭でお気軽にご相談ください。最適な組み合わせをご案内します!
Q3. パソコンがなくても、iPadやiPhoneで使えますか?
A. 使えるモデルが増えていますが、準備が必要な場合もあります! 最近の機種はスマホやタブレットに対応しているものが多いです。ただ、スマホからの電気だけでは動かずコンセントなどから電源を取る必要があったり、iPhoneに繋ぐための「変換アダプター」が別途必要になったりすることがあります。購入前に確認しておくと安心です。
Q4. 付属している無料ソフト(Cubase AIなど)だけでも曲作りや録音はできますか?
A. はい!初めての録音や曲作りなら、付属ソフトだけで十分楽しめます! 多くの製品に、本格的な有料ソフトの「お試し入門版」が無料でついてきます。使える音の種類やトラックの数に少し制限はありますが、歌ってみたの録音やDTMの第一歩としてはバッチリ活用できます!
ただし、あくまで無料の「お試し入門版」のため、使える音の種類やトラック(楽器を重ねる数)にはかなりの制限があります。「たくさんの音を重ねたい」「凝ったミックス編集や高度な曲作りに挑戦したい」といった本格的な作業をしようとすると、割と早い段階で有料の完全版へグレードアップを検討していただく形になります。
Q5. マイクをつないだのに、音がすごく小さいです……故障ですか?
A. 故障ではなく、本体のツマミ調整やマイクの種類が原因のことがほとんどです! マイクにはいくつか種類があり、種類によっては本体の入力ツマミ(GAIN)をかなり大きく回さないと音が入らないものがあります。また、マイクのスイッチや、本体の「+48V(ファンタム電源)」というボタンが入っているかも確認してみてくださいね。
お問い合わせ
お問い合わせはDTM
エレキギター・エレキベース・エフェクター・アンプ・PA・DTM担当中井
2024年に島村楽器に入社。
高校時代からバンド活動を始め、現在はエレキギターを中心にベースやアコースティックギターを演奏しております。
また、東京や大阪をはじめとする各地のアイドルへの楽曲提供や、ミックス師、レコーディングエンジニアとしての活動も行っております。
楽器の選び方や演奏について、基礎的なことはもちろん、作編曲やレコーディングに関することまで、幅広くお気軽にご相談ください。
店員としてだけではなく、音楽を愛する一人として、初心者から上級者の方まで、皆様と楽しくお話しできればと思っておりますので、
店舗で見かけましたら、ぜひ気兼ねなくお声がけください!!