【徹底検証】「アンプの王道」Marshallを改めて知る! Part1 ~Marshallを知る~に続いて第二弾。
今回はMarshallの現行アンプヘッド・ラインナップのサウンドをガッツリ検証しちゃいます!
デモンストレーション・アーティスト“mi-ya”
前回の最後で後ろ姿のみ登場していた、今回デモンストレーション動画に協力して頂いたアーティスト。
それはSIAM SHADEのベーシスト、NATCHINさんが2014年に結成したバンド「21g」でギタリストを務める若きギタリスト、mi-yaさんです!

mi-yaさんはa DROP OF JOKERでもギターを担当し、21gのオーディションにも見事合格した実力派!
今回は21gの楽曲やa DROP OF JOKERの楽曲をMarshallで演奏してサウンドの魅力を引き出して頂きます。
Marshallアンプヘッド・ラインナップ徹底検証
それではさっそく始めましょう!
Marshallアンプ・ヘッドの現行ラインナップは全部で14機種。今回はその中から10機種をドドンと検証。
それぞれのおいしいサウンドをMarshall国内担当の渡辺氏と共にmi-yaさんがセッティング。そのサウンドで彼女の所属するバンドの楽曲を演奏して頂きました。「Marshallのヴィンテージ・アンプは歪まない」と思っている方、ぜひ楽しみにしていてください。フル・ボリュームにした時のサウンド、かなりのモノですから! また最新機種であり、フラッグシップでもあるJVMのサウンドバリエーションも見ものですよ。
今回の検証はキャビネットを1960Bで全て鳴らしています。
また、録音はオンマイクとオフマイクをミックスしています。
①JTM45 2245

第一回目でMarshallの歴史について触れた際、JTM45が最初のMarshallのプロダクトであることはお伝えしました。それからJTM45は幾度かルックスをチェンジさせ、中身もレベルアップしながら1965年に発売されたこのルックスに行きつくのです。そう、このモデルはそのJTM45を再現したモデル。いわばMarshallの礎を作ったサウンドを生み出せる機種なのです!
ちなみに左隅にMKⅡと書いてあるのは、初号機が販売用ではなかった為ジム達が読んでいた販売用JTM45の呼び名です。
~スペック~
まずはスペックを見ておきましょう。
- MODEL: 2245(JTM45)
- RANGE: VINTAGE
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 2
- WATTAGE: 30W
- INPUTS: 2 × 2
- CONTROLS: PRESENCE, BASS, MIDDLE, TREBLE, VOLUME 1, VOLUME 2
- PRE AMP VALVES: 2 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 2 × 5881
- CABLES POWER/SPEAKER
- WEIGHT: 14.6kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 665mm × 265mm × 205mm
- VALVE RECTIFIER: 1 × GZ34

JTM45のチャンネルと言うのは今のような切り替えの出来るものではありませんので、ご注意を。
~JTM45(2245)デモンストレーション by mi-ya~
では早速mi-yaさんにそのサウンドを鳴らして頂きましょう。JTM45はボリュームが1つなので、それを上げれば上げるほど歪が増します。当時のアンプがどれくらい歪むのか、そしてそれは現代の楽曲にどうマッチするのか、聞きドコロ。

mi-yaさん、Marshall国内担当渡辺氏と共に音作り。
※ちなみに鳴らしているのはヘッドの下にあるキャビではありません。
曲は21gの「たとえ話」です。
~サウンド・インプレッション~

JTM45を当時使っていたギタリストと言えばピート・タウンゼントを始め多々います。まあレジェンド・アンプと言っても過言では無いですからね。HR/HMの夜明けとも言える時代なのでそこまで歪まないだろうという予想を遥かに上回り、かなりしっかり歪んでくれます。さらにMarshall独特の、あのジャリジャリした感じはもちろんあるのですが、中域がしっかり出てくれているのが分かります。「歪みすぎない」のがヌケの良さにつながっています。
今回のmi-yaさんのデモの様にコードでかき鳴らすスタイルにも非常にマッチします。
②JTM45 HANDWIRED 2245THW

そしてこちらが2245のハンドワイヤード版。どういうことかと言うと、通常の2245はプリント基板を使っていて、ハンドワイヤードはPoint to Pointという接点から接点を全て半田&導線でつないでいるということ。手間も時間もかかり、重さもハンパなくなりますが、サウンドにも特徴が出るために、ハンドワイヤードを好む方も多いです。
~スペック~
さてスペックは2245とどう違っているのでしょう?
- MODEL: 2245THW(JTM45 HANDWIRED)
- RANGE: HANDWIRED
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 2
- WATTAGE: 30W
- INPUTS: 2 × 2
- CONTROLS: PRESENCE, BASS, MIDDLE, TREBLE, VOLUME 1, VOLUME 2, SPEED, INTENSITY
- PRE AMP VALVES: 3 × ECC83
- POWER AMP VALVES 1 × ECC83 , 2 × KT66
- WEIGHT: 15.1kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 695mm × 305mm × 230mm
- EFFECTS: TREMOLO
- UNIQUE VALVE RECTIFIER: 1 × GZ34
赤字にしたところが2245との違い。大きいのはプリ管が3つになっている事(理由は後述します)。またパワー管も5881からKT66に変更されています。もとは同じ規格の真空管であるものの、KT66の方が高級で音質もクリアと定評があります。

またポイントはトレモロが付いている点。このJTM45はMarshallコンボアンプのド定番、1962のハンドワイヤード版「1962HTW」同スペックだけに必須なのです。もちろんエフェクトON/OFスイッチも付属します。実はプリ管が増えているのはこれが理由。トレモロ回路用にECC83を増設しているのです。
…Point to Point、トレモロ回路のための真空管の増設と複雑な中身ゆえにサイズも少々大きくなり、重さも増します。
~JTM45 HANDWIRED(2245THW)デモンストレーション by mi-ya~
それではハンドワイヤードがどれだけ音質向上に繋がっているか、チェックしてみましょう。
曲は21gの「エメラルドグリーン」。
~サウンドインプレッション~
いやぁ、圧巻でしたね。ここまで変わるとは思いませんでした。出音のクリアさ、中域の太さがしっかり感じられますし、何と言っても音が上品になった気がします。

2245の方が荒々しくてドンシャリぎみなので、演奏する曲によっては2245の方が合うかもしれませんが、やはりこの中域の太さは魅力でしょう。クラプトンがレスポール+1962 BluesBreakerの組み合わせでジミー・ペイジにまで影響を与えた程の組み合わせですから、レスポールなどハムバッカー搭載のギターでのトーンは格別。もちろんシングルコイルでも気持ちいいですよ。
単音のフレーズにおいても中域がある事で前面に迫ってくる感じが好印象です。オールマイティーに使えそう。
歪みがもう少し欲しい場合はブースターでゲインをブーストさせてあげると良いでしょう。
③1959SLP

Marshallの長い歴史の中、名機はキラ星のごとく存在しますが、この1959SLPの大元である1959はエドワード・ヴァン・ヘイレンのブラウン・サウンドを筆頭に数々の名演、名サウンドを生み出してきました。60年代末から発売され始めたとは思えないほどのしっかりとした歪みを得られるプリ回路は、今でも多数のギタリストを魅了し続けています。そんなサウンドを現代のラインナップで手に入れるならこの「1959SLP」を使うのが正解でしょう。
~スペック~
- MODEL: 1959SLP
- RANGE: VINTAGE
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 2
- WATTAGE: 100W
- INPUTS: 2 × 2
- CONTROLS: PRESENCE, BASS, MIDDLE, TREBLE, VOLUME 1, VOLUME 2
- PRE AMP VALVES: 2 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 4 × EL34
- WEIGHT: 20.5kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 750mm × 310mm × 215mm
- EFFECTS LOOP: YES

100wの出力があるため、大会場でも余裕の音量を確保できるのも1959の魅力。エフェクトループが装備されているのも嬉しい仕様です。
~1959SLPデモンストレーション by mi-ya~
それでは1959SLPのコントロール類をセッティング。

しっかり歪ませながらも高音域を少々削ってまろやかにしています。
曲は21gの「つき」。
~サウンドインプレッション~
「さすが名機」といった貫禄のサウンド。この「歪みすぎないけどしっかり歪む」というか、ナチュラルなディストーション・サウンドが心地よいです。Eddie Van Halenのブラウン・サウンドに代表される1959。トレブリーな音作りが多いのですがmi-yaさんはあえて少しトレブルを削ってナチュラルさを付加していました。それでもしっかり高音域があって、Marshallらしいジャリっと感があるのも流石です。渡辺氏が言っていた「どの機種を弾いてもMarshallサウンド」を体現してくれていますね。
やはりヴィンテージシリーズのMarshallの歪み方はナチュラルさがウリ。1959が70〜80年代王道サウンドの礎です。
④1987X

この1987Xは先ほどの1959SLPの50wバージョン。出力を落としてあるのでパワー管の数が減る、サイズが多少小さくなる、重量が軽くなる…等はありますが基本的なスペックは一緒です。ではなぜMarshallが100wと50wをラインナップしているのでしょう?家で小さい音量で弾くため?
いいえ、違います。それは前回渡辺氏に伺った10の質問の中にありました。出力を落とすことで歪み始めるポイントを速くし、さらに音がタイトになるのです。その違いが今回明確に分かると思います。
~スペック~
- MODEL: 1987X
- RANGE: VINTAGE
- TECHNOLOGY: VALVE
- WATTAGE: 50W
- INPUTS: 2 × 2
- CONTROLS: PRESENCE, BASS, MIDDLE, TREBLE, VOLUME 1, VOLUME 2
- PRE AMP VALVES: 2 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 2 × EL34
- WEIGHT: 15.3kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 665mm × 265mm × 205mm
- EFFECTS LOOP: YES
~1987Xデモンストレーション by mi-ya~
今回もTREBLEは下げめ。

歪みをがっつり効かせるべく、LOUDNESS1はフル10です。
曲は21gの「つき」。
~サウンドインプレッション~
どうでしょう! ワット数が変わっただけでこの印象の違い!! 音の暴れが少なくなります。特に低音でリフを刻んだ時の歯切れの良さは100wでは出ません。ジェフ・ベックやイングウェイがこぞって50wを愛用するのが分かりますね。
単音のフレーズにおいてもピッキングニュアンスが100wの時より細かく表現されている印象。パワーではなくニュアンス勝負なら50wを選択したいところです!!
⑤2061X

1960年代後半、1962を小さくした1974というコンボアンプが製作されました。2061Xはその1974をヘッド化したもののリイシューです。これもハンドワイヤード。整流管を真空管ではなく「整粒装置」に変更している事で1974よりも歪みやすいのが特徴です。出力も20wなのでさらにタイトな音質。ボリュームとトーンしかない潔いコントロールも好印象。楽しみです。
~スペック~
- MODEL: 2061X
- RANGE: HANDWIRED
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 2
- WATTAGE: 20W
- INPUTS: 2 × 2
- CONTROLS: VOLUME,TONE × 2
- PRE AMP VALVES: 1 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 2 × EL84
- WEIGHT: 10kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 510mm × 225mm × 210mm
~2061Xデモンストレーション by mi-ya~

普段はJCM800を愛用しているmi-yaさん。2061Xという新たなサウンドに興味津々で音作り。
曲は21gの「21Generation」。
~サウンドインプレッション~
今回はあえて歪みを抑えめにしてクランチ・サウンドのカッティングでプレイしたmi-yaさん。20w出力というMarshallヘッドラインナップの中でもかなり低めの出力設定だからこそ、こういったカッティングなどの細かな表現が活きてくれます。劇歪みを望む方は以降の機種をオススメしますが、クリーン〜クランチを主としたプレイをされるギタリストにはもってこいだと思います。
⑥JCM800 2203

いよいよJCM800の登場です。MarshallがRose-Morris社から離れてから初のプロダクトだけに、ここでの変化は大きいです。
JCM800以前に「MV」「Master Volume」と呼ばれる、マスターボリュームを搭載したモデルをし始めていましたが、このJCM800はMarshallロゴも大きくなり、より歪みやすいアンプに。
なんてったってメタリカも使っていたくらいですから!
~スペック~
- MODEL: JCM800 2203
- RANGE: JCM
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 1
- WATTAGE: 100W
- INPUTS: 2
- CONTROLS: PRESENCE, BASS, MIDDLE, TREBLE, MASTER, PREAMP
- PRE AMP VALVES: 2 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 4 × EL34
- WEIGHT: 20.5kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 750mm × 315mm × 210mm
- MASTER VOLUME: YES
~JCM800 2203 デモンストレーション by mi-ya~

mi-yaさんはトレブルを削ってマイルドなサウンドにするのがお好きなようですね。JCM800でマスターボリュームが付いたとはいえ、プリ・ボリュームを上げるだけではガッツリとした歪は得られません。マスターもしっかり上げめにします。
曲は21gの「Mr.アドレナリン」。
~サウンドインプレッション~
これまた「名機」です。80〜90年代を代表するアンプと言っても過言ではないその実力は納得のいくものです。
2061Xまでと比べて歪みの量はだいぶ上がりました。しかしそれでも音ヌケが変わらず良いのはMarshallのMarshallたる所以でしょう。渡辺氏の言う「バンドサウンドで埋もれない」という事が実証できています。また逆に「曲に馴染む」というのも分かります。Marshall独特のトレブルが「馴染むけど主張する」という相反するサウンドを生み出しているのでしょう。
やはりHR/HMを演奏する上でJCM800は選択肢としてもかなり「アリ」ですね!
⑦JVM410H
ここまでは、Marshallの長い歴史の中で名機と呼ばれるものをリイシューしたモデル達でした。JVMはそんなMarshallの偉大な歴史を踏まえて開発されたフラッグシップ・シリーズ。Marshallから、現代の音楽、ギターに対するサウンドの答えとも言えます。

JVMは先ほどのJCM800 2203、そして1959のサウンドを基に開発されました。Marshallらしいサウンドは継承されています。
JVMの最大の特徴は、超が付くほどのクリーントーンから劇歪みまで、圧倒的に幅広いトーンにあります。このJVM410HはそんなJVMの100w、ヘッドバージョン。4チャンネル装備してそれぞれが更に3つのモードを持つという、最大で12音色を作ることが出来るモンスターマシンです。
~スペック~
- MODEL: JVM410H
- RANGE: JVM
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 4
- WATTAGE: 100W
- INPUTS: 1(+MIDI)
- CONTROLS: VOLUME/GAIN/BASS/MIDDLE/TREBLE x 4, REVERB x 4, CHANNEL SELECT x 4, PRESENCE, RESONANCE, FX LOOP, FOOTSWITCH/PROGRAMME
- PRE AMP VALVES: 4 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 4 × EL34
- FOOTSWITCH: PEDL-10044
- WEIGHT: 22kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 750mm × 310mm × 215mm
- MASTER VOLUME: YES × 2
- EFFECTS: REVERB × 4
- EFFECTS LOOP: YES × 2
- UNIQUE: PROGRAMMABLE FOOTSWITCH / 3 MODES PER CHANNEL

後ろのパネルも金ではなく黒に変わり、「へヴィなサウンド、出せますよ」感が漂います。
~JVM410H デモンストレーション by mi-ya~
JVM410Hはクリーンも歪みもウリなので、どちらもデモして頂きました。

まずクリーンはCLEANチャンネルの緑モード。一番クリーンな状態です。

歪はOD1の赤モードで。OD2はどちらかというとドンシャリ傾向でOD1がミドル強めのサウンド。mi-yaさんのお気に入りはOD1です。
曲は21gの「21Generation」。
~サウンドインプレッション~
いやぁ、さすがのフラッグシップ。クリーントーンのクリアさとディストーションの歪みとの差がしっかり出ています。
「1959サウンドを再現した」 と言われているクリーンチャンネルのサウンド。最新機種ならではのハイファイ感もありながら、1959らしい少しファットな印象とうまくミックスされています。歪みはOD1チャンネルを使用したため、太くコシのあるサウンドになっていますね。スタジオ定番のJCM900やJCM2000をさらに進化させたような歪みです。
※OD2はドンシャリ傾向のあるチャンネルです。
⑧JVM205H
先ほどはJVM4シリーズだったので4チャンネル。今度は2チャンネル仕様のJVM2シリーズです。
JVMヘッドには4チャンネル(100wのみ)と2チャンネル、そして2チャンネルには100wと50wがラインナップされています。同じ100wであれば4も2もサウンドは同じでチャンネル数を少なくしているという仕様なので、JVM210Hのデモは今回省略しました。

JVM410同様、各チャンネルには3つのモードがあるので、JVM205Hは6音色を操る事が出来ます。「チャンネルは2つで十分、その分まとまったサウンドで、ピッキングへの追従もしっかり欲しい」という方にはこのJVM205Hという選択肢が一番です。
~スペック~
- MODEL: JVM205H
- RANGE: JVM
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 2
- WATTAGE: 50W
- INPUTS: 1(+MIDI)
- CONTROLS: VOLUME/GAIN/BASS/MIDDLE/TREBLE x 2, REVERB x 2, CHANNEL SELECT x 2, PRESENCE, RESONANCE, FX LOOP, FOOTSWITCH/PROGRAMME
- PRE AMP VALVES: 4 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 2 × EL34
- FOOTSWITCH: PEDL-10045
- WEIGHT: 22kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 750mm × 310mm × 215mm
- MASTER VOLUME: YES × 2
- EFFECTS: REVERB × 2
- EFFECTS LOOP: YES × 2
- UNIQUE: PROGRAMMABLE FOOTSWITCH / 3 MODES PER CHANNEL
~JVM205H デモンストレーション by mi-ya~

mi-yaさんはこのJVM205Hをそうとうお気に入りの様子で、いろんなサウンドを作って試していました。
曲は21gの「21Generation」。
~サウンドインプレッション~
50w出力になった事でJTM45の時のようなサウンドの変化が見られました。クリーンの変化はほぼ分からない程度ですが、やはり歪みはJVM410Hと同じセッティングにしているにも関わらず、音にまとまりが感じられます。粒が揃うとでも言えるでしょうか。和音の数が増えてもしっかり分離の良いサウンドに聞こえます。
なんだかMarshallの50wヘッドの魅力に取り憑かれてしまいそう…(mi-yaさんは既に取り憑かれていましたよw)
⑨JVM410HJS

最後にJVM410Hのジョー・サトリアーニ、シグネイチャー・モデルのJVM410HJSをデモしてみます。
このモデルは通常のJVM410Hの各チャンネルからリバーブを撤去。そのかわりノイズゲートを設置するという、歪ませてもノイズを除去したいと言うジョーのリクエストが形になっています。
また、クリーンチャンネルは30周年記念モデル6100をベースに作成。「オレンジ・モードとレッド・モードは、このトーンをさらに“ホット”にしたサウンド」と解説されています。
OD1、OD2のサウンドを全く同じにしてあるものもジョー流。410のOD1サウンドのゲインを抑えめにしたニュアンスです。
~スペック~
- MODEL: JVM410HJS
- RANGE: JVM
- TECHNOLOGY: VALVE
- CHANNELS: 4
- WATTAGE: 100W
- INPUTS: 1(+MIDI)
- CONTROLS: VOLUME/GAIN/BASS/MIDDLE/TREBLE x 4, GATES x 4, CHANNEL SELECT x 4, MID FREQ, PRESENCE, RESONANCE, FX LOOP, FOOTSWITCH/PROGRAMME
- PRE AMP VALVES: 4 × ECC83
- POWER AMP VALVES: 1 × ECC83 , 4 × EL34
- FOOTSWITCH: PEDL-10055
- WEIGHT: 22kg
- DIMENSIONS(W × H × D): 750mm × 310mm × 215mm
- MASTER VOLUME: YES x 2
- EFFECTS: INDEPENDENT NOISE GATES x 4
- EFFECTS LOOP: YES x 2
- UNIQUE: PROGRAMMABLE FOOTSWITCH / 3 MODES PER CHANNEL / INDEPENDENT NOISE GATES / MID SHIFT
~JVM410HJS デモンストレーション by mi-ya~

JSモデルではmi-yaさん、OD1を選択。コントロール類はこんな感じで。オレンジ・モードです。
曲は21gの「21Generation」。
~サウンドインプレッション~
クリーンのサウンドがJVM410H よりも少し近代的な響きですね。OD1のサウンドも歪みが抑えられているだけあって同じ100wながら音のまとまりがあります。ジョー・サトリアーニ・モデルという事で彼のファンのためのアンプと思っていたら大間違い。JVM410Hの違う側面を聞かせてくれる機種と捉えた方が良さそうです。
比較的歪みが弱いので(あくまでも比較的。ガッツリ歪むんですけどね。)、あえてメタル系で使う事によりヌケの良いバンドサウンドになると思います。
⑩JVM410HJS ~7弦サウンド~
mi-yaさんは21gでは6弦ですが「a DROP OF JOKER」(通称:ドロジョ)では7弦、8弦を使用しています。そんな訳でメタルサウンドに合いそうなJVM410JSを7弦で鳴らしてもらいました!

今回使用するのはStrictly 7 Guitars(S7G)のCobra Standard 7。ゴリゴリ・サウンドの代名詞的ギターです。
mi-yaさん、S7GのDシェイプ・ネックはすんなり慣れたよう…
~JVM205H デモンストレーション with Strictly 7 Guitars 7弦 by mi-ya~

ドロジョではかなりヘヴィなサウンドのmi-yaさん。レッド・モードでGAINをUP!
曲はa DROP OF JOKERの「Secret Square」で弾いてもらいました。
~サウンドインプレッション~
いやぁ、何ともドスの効いたサウンドになりました♪
さすがはMarshallフラッグシップ・モデル。7弦のへヴィなサウンドも見事に鳴らしきってくれました。何より低音を鳴らしても、Marshallらしいジャリジャリしたサウンドも相まって非常に心地いいです。ダウンチューニング、多弦のユーザーのアンプの選択肢としてJVMは一つの答えになり得ますよ!
検証後記
今回はMarshallヘッドにターゲットを絞って、それぞれの美味しいサウンドをmi-yaさんに引き出して頂きました!
mi-yaさんのお気に入りはJVM205H。「21gでもドロジョでも使いたい!」と持って帰ってしまう勢いでした(笑)
Marshallヘッドといえばスタジオに置いてあるのはJCM800、JCM900、JCM2000が多いです。しかしMarshallの礎を作ったJTM45や1959といった名機のサウンドは今でも色あせる事なく圧巻のサウンド。Marshall系のサウンドは好きなんだけど、「他人と違うニュアンスがいいな~」と感じている方はJVMももちろん、そういった往年の名機を試してみる事をオススメします。
次回はmi-yaさんお気に入りのJVM205Hを使って、キャビネットの違いを検証していきます! お楽しみに♪
続いて、今週末から始まるギタセレを見てMarshallをご購入頂いた方だけの特別キャンペーンのお知らせです。
Marshallヘッドアンプご購入キャンペーン
今回の「Marshallを改めて知る」、特別企画です。
期間中、島村楽器各店で対象Marshallアンプヘッドをご購入頂いた方にもれなく! Maeshallロゴ入りTシャツ、プレゼント!
Marshallロゴが胸に光るレアアイテム。
※オンラインストアでのご購入はキャンペーン対象外となります。
キャンペーン期間
6月5日(金)~6月14日(日)
対象モデル
Tシャツがもらえる対象機種は以下の通りです。
JTM45 2245

メーカー希望小売価格¥267,300(税込)
販売価格¥227,260(税込)
JAN:5030463001509
JTM45 HANDWIRED 2245THW

メーカー希望小売価格¥495,000(税込)
販売価格¥420,860(税込)
JAN:5030463353783
1959SLP

メーカー希望小売価格¥316,800(税込)
販売価格¥269,280(税込)
JAN:5030463000298
1987X

メーカー希望小売価格¥253,000(税込)
販売価格¥215,160(税込)
JAN:5030463001028
2061X

メーカー希望小売価格¥269,500(税込)
販売価格¥229,130(税込)
JAN:5030463149416
JCM800 2203

メーカー希望小売価格¥308,000(税込)
販売価格¥246,400(税込)
JAN:5030463127988
JVM410H

メーカー希望小売価格¥280,500(税込)
販売価格¥238,480(税込)
JAN:5030463177730
JVM205H

メーカー希望小売価格¥220,000(税込)
販売価格¥187,000(税込)
JAN:5030463191873
JVM410HJS

メーカー希望小売価格¥286,000(税込)
販売価格¥231,000(税込)
JAN:5030463321560
JVM210H

メーカー希望小売価格¥236,500(税込)
販売価格[price price=182800]
JAN:5030463192672
Tシャツ・ゲット方法
~店舗でご購入の場合~
- 島村楽器店舗で対象品番を購入
- Tシャツのサイズはフリーサイズのみです。
- 数日後、Tシャツが店舗に入荷→入荷のご連絡
- 店舗にてお渡し
mi-ya
最後に、今回ご協力頂いたmi-yaさんの所属する21g、a DROP OF JOKERを紹介します。
21g(トゥエンティワングラムス)
SIAM SHADEのベーシスト・NATCHINが2014年、新たに結成したロックバンド。仮面のヴォーカリスト・Geno、185cmの長身オールラウンドプレイヤーのドラマー・Act.と共に、今回デモンストレーションをしてくれたmi-yaがメンバーとして名を連ねる。結成以降、精力的なライブ活動でファンを増やしている。
21g Official Web Site : http://www.21g-jpn.com/
YOUTBE Official Account : https://www.youtube.com/user/21gramsofficial
mi-yaさんが今回デモで弾いてくれた曲も、Officialサイトでゲット出来ます♪
a DROP OF JOKER(ADOJ、ドロジョ)
2013年2月にGt.mi-yaとDr.ALiを中心に結成。初期メンバーの脱退後、2014年1月にVo.Eve、Ba.KARINを加えて現在の4名体制での再スタート。ガールズ・エレクトロ・メタルコアという、女性ながらもヘヴィネスを信条としたサウンドはADOJの最大の魅力。
a DROP OF JOKER Official Web Site : http://www.adropofjoker.net/
YOUTBE Official Account : https://www.youtube.com/channel/UCTLOkTx7GSu31xtBbOiPE8A












