ピアノインストラクター平林ちえのblogvol.5 大人が独学でつまずきやすいポイント

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公開:2025年10月16日

更新:2025年10月16日

ピアノを始めたいけれど、仕事や家事の合間に少しずつ…と、独学で挑戦される方も多いですよね。YouTubeや楽譜アプリなど、今は便利な教材がたくさんあります。 でも、実際にピアノ講師として多くの大人の方を見ていると、独学の方がよくつまずいてしまうポイントがいくつかあります。 今日はその代表的なものを3 […]

ピアノを始めたいけれど、仕事や家事の合間に少しずつ…と、独学で挑戦される方も多いですよね。
YouTubeや楽譜アプリなど、今は便利な教材がたくさんあります。

でも、実際にピアノ講師として多くの大人の方を見ていると、独学の方がよくつまずいてしまうポイントがいくつかあります。

今日はその代表的なものを3つご紹介します。

① 手や指の使い方が自己流のまま固まってしまう

最初に多いのが、「手の形」や「指の動かし方」のクセです。
独学だと、つい力が入りすぎたり、手首が下がったままになってしまったり…。

一度クセがつくと、それを直すのに意外と時間がかかります。
正しいフォームを早い段階で身につけることで、疲れにくく、音もきれいに響くようになります。

ポイント:
手首の力を抜いて、卵をそっと包むような手の形を意識してみましょう。

② 左手(伴奏)が苦手なまま進んでしまう

大人の方の多くが「右手は弾けるけど左手が苦手」とおっしゃいます。
独学では右手のメロディ中心になりやすく、左手のリズムや和音が後回しに…。

でも実は、左手が安定するとピアノ全体の完成度がぐっと上がるんです。
最初はゆっくり、左手だけの練習から始めるのがおすすめです。

ポイント:片手ずつ→ゆっくり両手→テンポを上げる
この順番を守ると、スムーズに仕上がります。

③ 楽譜の読み方があいまい

最初は「なんとなく指番号で弾いて覚えちゃう」方も多いですが、
それだと少し複雑な曲になると一気に行き詰まります。

楽譜の読み方(音程・リズム・記号)を理解しておくと、
初めて見る曲でもスラスラ弾けるようになります。

ポイント:「楽譜を読むのが苦手…」という方も大丈夫!
コツさえつかめば、パズルのように楽しく読めるようになります。

CONTENTS

終わりに

独学でも楽しむことはできますが、
「どうしてうまくいかないんだろう…」と悩む時間が長くなることも。

ピアノは正しい方向で練習すれば、誰でも必ず上達します。
もし一人でつまずいたら、少しだけプロのアドバイスを取り入れてみてください。

きっと、また弾くのが楽しくなりますよ♪

平林 知英(ひらばやし ちえ)

サロンインストラクター

平林 知英

ひらばやし ちえ

担当コース
ピアノサロン・はじめてのキーボードサロン・ソルフェージュサロン・保育士ピアノサロン
稼働曜日
月・火・木・金・土
オンラインレッスン
対応

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