CONTENTS 忙しくても続く!社会人のための時短ピアノ練習ピアノは“時間がある人のもの”ではありません 忙しくても続く!社会人のための時短ピアノ練習 皆さんこんにちは。ピアノインストラクターの平林ちえです。 「忙しくて練習の時間が取れません…」大人の生徒さんから、いちばんよく […]

【ピアのインストラクター平林ちえのblog】vol.8忙しくても続く!社会人のための時短ピアノ練習

イオンタウンユーカリが丘店

イオンタウンユーカリが丘店店舗記事一覧

公開:2025年12月02日

更新:2025年12月02日

 忙しくても続く!社会人のための時短ピアノ練習

皆さんこんにちは。ピアノインストラクターの平林ちえです。

「忙しくて練習の時間が取れません…」
大人の生徒さんから、いちばんよく聞くお悩みです。

でも実は、ピアノは “短い時間の積み重ね” でもしっかり上達する楽器
今日は、忙しい社会人の方でも無理なく続けられる、時短練習のコツをご紹介します。

① 1日5分の“触るだけ練習”でOK

「弾かなきゃ」と思うとハードルが高くなってしまいます。
そこでおすすめなのが “触るだけの日”を作ること

・ドの音だけ鳴らす
・昨日弾いたフレーズを1回だけ通す
・好きな和音をポロンと鳴らす

これだけでも、
脳が「今日はピアノの日だ」と認識し、感覚がリセットされます。

大事なのは“ゼロの日を作らないこと”ではなく、負担を減らすこと。
それが結果的に長く続くコツになります。

② 練習する“時間を決めない”

毎日19時に…と決めても、忙しいと続きません。
社会人の方におすすめなのは、「すき間時間に3分だけ」方式

・夕飯が温まるまで
・出かける前の2分
・寝る前に1回だけフレーズ確認

短くても回数が多いと、
“指の記憶”がしっかり定着して上達が早くなります。

③ うまくなりたい部分を「5小節だけ」に絞る

ピアノは“全部やろうとする”ほど難しく感じます。
忙しい方ほど、5小節だけに絞るのがポイント。

・曲全体を通さない
・弾けない場所だけを集中して直す
・たった5小節が弾けるとモチベーションが上がる

部分練習のほうが効率がよく、短時間でも手応えが出やすいです。

④ 録音して“1週間の変化”を楽しむ

ちょっと恥ずかしいけど、録音は最強の時短アイテム。

・弾けている場所
・気になるクセ
・音の変化

これが一発でわかるので、次の練習がすごくラクになります。

そして何より、
1週間で「私、ちゃんと変わってる!」を実感できる。
忙しい大人にとって、これが一番の続く理由になります。

ピアノは“時間がある人のもの”ではありません

大人の生徒さんを見ていて思うのは、
続けている方ほど、短い練習を上手に積み重ねているということ。

1日5分でも、
すき間時間でも、
5小節だけでも大丈夫。

無理なく、生活にそっと寄り添う形で続けていきましょうね。
その積み重ねが、気づいたら大きな音の変化につながります。

平林 知英(ひらばやし ちえ)

サロンインストラクター

平林 知英

ひらばやし ちえ

担当コース
ピアノサロン・はじめてのキーボードサロン・ソルフェージュサロン・保育士ピアノサロン
稼働曜日
月・火・木・金・土
オンラインレッスン
対応

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。