![「買ったは良いけど、弾いてないギター」そんな眠ったギターがあると言うご家庭、結構多いですよね。]]「お子さんがギター初めたいと言い出した」「ギター欲しいと言ったら、パパの弾いてないギターあるよと言われた」「久しぶりに弾きたくなった」「挫折してたけど、再チャレンジ!」など、様々な理由で引っ張り出されて […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/wakayama/wp-content/uploads/sites/160/2019/03/20190315-4ebd7c31ef558332041a1823c826151e.jpg)
「買ったは良いけど、弾いてないギター」そんな眠ったギターがあると言うご家庭、結構多いですよね。
「お子さんがギター初めたいと言い出した」「ギター欲しいと言ったら、パパの弾いてないギターあるよと言われた」「久しぶりに弾きたくなった」「挫折してたけど、再チャレンジ!」など、様々な理由で引っ張り出されてきます。
でもそのギター、ちゃんとした状態なんでしょうか?
弾きやすい状態ですか?
良い音が出る状態ですか?
そもそも、ちゃんと楽器として機能しますか?
ご自分で確認・調整は意外と難しいものです。
そんなギターで初心者が練習を始めれば、高確率で挫折を味わう事になるでしょう。また、新品の楽器でも状態は変化し、気付かないうちに弾きづらい状態になっている事も。
楽器の専門家が居ないリサイクルショップでも、まともに調整・メンテナンスされていない商品が並んでいるのを良く見かけます。
そんな楽器をお持ちの方は、是非一度、島村楽器・和歌山店にお越しくださいませ!店頭スタッフによる状態チェック・メンテナンスによって、安心して楽しめる楽器を手に入れましょう!
弦交換
まずは、綺麗な弦を張る事で状態を確かめます。
状態の良い楽器はこれだけで充分に本来の性能を発揮できます。
弦は古いと固くなってきたり表面がザラザラしてくるので、押さえずらくなったりピックの滑りが悪くなり、演奏性・音色が低下します。特に高音域の伸びが悪くなるのでコモった音色になり、「音抜け」が明らかに悪くなります。
工程1 トラブル予防メンテナンス
各部パーツの緩みをチェック。特にエレキギターは緩むパーツが多く、そのままにしておくと断線などの原因になりやすいです。
また、無塗装の指板は、極度の乾燥が割れやネック反りなどのトラブルの原因に。逆に、手垢が指板に溜まりっぱなしにすると極度の高湿状態になり、これもまたフレット浮きなどのトラブルの原因になります。
工程2 フレットクリーニング
錆びたりくすんだフレットは演奏面ではスライド時やチョーキング時に抵抗が増え、音色面ではクリアさを失い高音域の伸びを失います。
よくボロボロの見た目になったオールドギターを使用しているアーティストを見かけますが、フレット~指板だけは必ずピカピカになっています。
この辺りまでボロボロにしてしまい、メンテナンス不足で汚いままキープしようとするアマチュアがなんと多いことか。
汚れてますね・・・。
ここまで錆やくすみが強い場合は、目の細かいヤスリで軽く磨いて大まかな錆やくすみをとっておいてから・・・
研磨剤を含ませた専用の布で磨くと・・・!
はい綺麗!仕上げにオイル類で指板に残った研磨カスなどをクリーニングします。
工程3 楽器拭き上げ
楽器メンテナンスの基本中の基本。楽器の塗料によっては、指紋などの皮脂は表面を侵してしまい白濁などのトラブルの原因に。また、たまった埃は湿気を吸着し、これまた塗装のトラブルの原因に。
基本は乾拭き。乾拭きで取れない汚れはポリッシュを使用します。
弦を張っていると手が届かない所は、弦を張る前に忘れずに磨きます。
こういう皮脂汚れなんかも
しっかり磨いてピカッと♪
工程4 弦を張る
最後に弦を張ります。弦の張り方は色々な方法があり、どれが正解とかはありません。しかし糸巻きにどれくらい巻き付けるかなど、意外とコツが沢山あって、「それぞれちゃんと意味が分かっていて、尚且つキチンと張れる人」は意外と少ないのです。最後にもう一度仕上げ拭きをして完了♪
おー。盛大に錆びてますねー。これはいけませんよ!
弦の下って普段磨けないんですけど、よく汚れるんですよねー。
弦を巻き付ける量は、多すぎても少なすぎても良くないです。分量を守りつつ、狙いがある場合は加減したりする事も。
綺麗な弦になりました!いい音!弾きやすい!出来れば1カ月後には張り替えましょう!
ネック調整・弦高調整
弦を張ってチューニングもした。でも弾きずらい・・・。そんな時はネックの状態を確かめます。
反っていると弦高が高すぎたり、低すぎたりしする症状が出ます。そうなると、非常に抑えずらい・音程が悪い・綺麗に鳴らないなどのトラブルがまとまって起こります。
楽器は調整次第で、20万円以上の物が3万円のギター以下のクオリティーになる事も多々あります。逆に言えば、入門機でもしっかりとした調整がされていると、気持ちよく弾けるのです!
工程1 ネック調整
ネック反りは良好なセッティングの大敵。高すぎたり低過ぎる弦高の原因になり、ローフレットの音詰まりやハイフレット音詰まりを誘発します。
ギターにはたいていの場合、ネック調整をする機能が備わっています。通常はその機能によって調整しますが、反り方によっては備え付けの機能では対応できない場合があります。更に、反った状態のままにしておくと悪化が加速度的に進むと同時に、いざ直そうとしても通常以上に治りづらくなります。
反ってしまう原因として「弦をチューニングしっぱなし」と思っている方が多いですが、それは半分正解で半分間違い。もっとも大きな要因は「指板の乾燥による木材の収縮」です。楽器の木材は、完全なる理想的な状態での加工は難しく、楽器完成後も乾燥は進みます。20万円以下の普及品レベルの楽器なら尚更です。極端な話、弦を外していても反ります。
「一度も反らないギター・ベースは無い」と思っておいた方がいいでしょう。
同じ弦の1フレットとネックジョイント近辺(14~16フレット辺り)を押さえて、5フレットの頂点と弦の隙間を見ます。あら~、大分隙間ありますね。これ、「順ゾリ」と言って全体の弦高が高くなったり、ハイフレットの音詰まりの原因になります。確実に弾きづらいと見て取れます
調整してあげるとこんな感じに♪分かりにくいですが、「大体ハガキ1枚分くらいの隙間」になっています。
工程2 弦高調整(エレキギター)
弦の高さは意外と変化します。振動や他の部位の状態変化が原因です。高すぎる弦高は弾きづらい大きな原因や音程の悪さの原因に、低すぎる弦高は音詰まりや音の伸び、チョーキングなどのベンド系のテクニックがしづらくなる原因になります。
(アコースティックギター・クラシックギターはお預かり後、工房に郵送ののち、お見積もり)
エレキギターの12フレット上の弦との隙間です。2.5mm以上ある感じですね。ストラトキャスター・タイプの標準は2.0mmなので、ちょっと高いです。
ギターによって、調整の仕方は違います。また、ネック調整が出来ていないとこの作業は取り掛かれません。
はい、ジャスト2mmってとこですね。このような作業を各弦に最適な高さがあるので、出来る場合は1本1本調整します。
弦交換費用
エコノミー弦交換
作業内容:セット弦交換+楽器拭き上げ
※弦代は別途必要となります
楽器 | 当社購入ギター | 他社購入ギター |
---|---|---|
アコースティックギター | ¥660 | ¥990 |
エレキギター | ¥660 | ¥990 |
ロック式トレモロ搭載ギター | ¥990 | ¥1,320 |
ビグズビー搭載ギター | ¥990 | ¥1,320 |
クラシックギター | ¥990 | ¥1,320 |
ウクレレ | ¥660 | ¥880 |
エレキベース | ¥440 | ¥660 |
|*7弦ギター(ロック式)|¥1,155 |¥1,540
スタンダード弦交換
作業内容:セット弦交換+楽器拭き上げ+トラブル予防メンテナンス
※弦代は別途必要となります
楽器 | 当社購入ギター | 他社購入ギター |
---|---|---|
アコースティックギター | ¥1,100 | ¥1,650 |
エレキギター | ¥1,100 | ¥1,650 |
ロック式トレモロ搭載ギター | ¥1,430 | ¥1,980 |
ビグズビー搭載ギター | ¥1,430 | ¥1,980 |
クラシックギター | ¥1,430 | ¥1,980 |
ウクレレ | ¥1,100 | ¥1,550 |
エレキベース | ¥880 | ¥1,320 |
デラックス弦交換
作業内容:セット弦交換+楽器拭き上げ+トラブル予防メンテナンス+フレットクリーニング
※弦代は別途必要となります
楽器 | 当社購入ギター | 他社購入ギター |
---|---|---|
アコースティックギター | ¥2,200 | ¥3,300 |
エレキギター | ¥2,200 | ¥3,300 |
ロック式トレモロ搭載ギター | ¥2,530 | ¥3,630 |
ビグズビー搭載ギター | ¥2,530 | ¥3,630 |
クラシックギター | ¥2,530 | ¥3,630 |
ウクレレ | ¥2,200 | ¥3,190 |
エレキベース | ¥1,980 | ¥2,970 |
メンテナンス単品
内容 | 当社購入ギター | 他社購入ギター |
---|---|---|
トラブル予防メンテナンス | ¥440 | ¥660 |
フレットクリーニング | ¥1,100 | ¥1,710 |
その他メンテナンス・リペア
状態を確認の上、店頭での見積もりを行います。
又、店頭では出来ないメンテナンス・リペアの場合は専門の工房へ輸送後のお見積りとなります。
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担当スタッフがしっかりご案内させて頂ます!
ギター・ベース・ウクレレ・ギターアクセサリー担当の田下が、ギター選びから小物類のご相談まで、しっかり対応させて頂ます!
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---|---|
電話番号 | 073-450-5750 |
担当 | 田下(たした) |
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