癒しのクリスタルトーン・・・!!Don Grosh Guitars(Grosh Guitars/ドングロッシュ) 特集!!
初夏オープン予定
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2016年12月14日
![みなさんこんにちは!梅田ロフト店ギター担当の久保です。]]本日は改めまして、コチラのギターブランドをご紹介します。]] *Don Grosh(Grosh Guitars) アメリカ西部はコロラド州の工房で、極少数の生産量ながら世界中のギタリストの評価を得ているギターブランド。USAギタープレイヤー誌 […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/umeda/wp-content/uploads/sites/155/2018/06/20180625-st0040356_0.jpg)
みなさんこんにちは!梅田ロフト店ギター担当の久保です。
本日は改めまして、コチラのギターブランドをご紹介します。
Don Grosh(Grosh Guitars)
アメリカ西部はコロラド州の工房で、極少数の生産量ながら世界中のギタリストの評価を得ているギターブランド。USAギタープレイヤー誌でも最高の評価を得たこともあります。創業は1993年。代表のDon Groshは元Valley Artsの工場長。創業当時はご両親の家の車3台分程のガレージで製作されていたそうな。
使用アーティストは数知れず。マーク・ノップラーやスティーブ・ミラーといったギタリストが使用しています。
Don Groshの魅力
Don Groshのギターですが、私が島村楽器に入社して初めて弾いた時、衝撃を受けたのを今でも覚えています。
正に非の打ちどころがない、完璧なトーンバランス。非常に優れた演奏性。特にネックがすごいです。握りやすく、馴染みやすい。個人的な表現で例えると、モチっとした触り心地で、非常に握っていて気持ちが良いです。
また、DonGroshはそのクオリティコントロールが素晴らしく行き届いていて、どれを弾いても「気持ちいい音」がします。なぜそんなハイクオリティで生産で生産出来ているかというと、彼ら曰く「当たり前の事を当たり前の様にやっているから」だそう。具体的には、例えば、ボディ材を成形した後、Don Groshは全て重さを計り、彼らのギター製作における基準重量内であるかどうかを精査します。これはどのメーカーさんもされているのですが、彼らの凄い所は、基準に満たなかったボディは"一切使用しない"という所。普通は、そういった材でも違うギターのボディ材に回したりするようなのですが、彼らはそれを許しません。
なぜなら、その基準に満たなかった材を使用したギターでは、”Don Groshの理想とする音が出ないギターになるから"です。ここなんです、彼らの中で全てはここが基準なんだそうです。
DonGroshの理想とする音、トーンがするギターを作る、そうじゃないギターは作らないし、売らない。島村楽器ではおなじみのルシアー駒木さんによると、ここまで徹底的に妥協せずにギターを製作している工房はDon Grosh以外に知らない、というぐらいなんだとか・・・。他にもまだまだあるのですが、駒木さんのブログで紹介されているのでよければ併せてお読みください。
(駒木さんを知らない!という方もこちらをどうぞ。ちょうど駒木さんのDonGroshの工房レポートがございます→Grosh Guitarsの秘密に迫る!)
では、島村楽器 梅田ロフト店にて展示販売しているギター達をご紹介します。
少し長くなりますが、お付き合いくださいませ。
Bent Top / Double Stain Red
メーカー名 | 型名 | 値段(税込) | カラー |
---|---|---|---|
DonGrosh | Bent Top | ¥590,868 | Double Stain Red |
マホガニー材をボディに使い、5Aグレードのフレイムメイプル材をトップにあしらったモデルです。
メイプルトップをアームコンターに合わせて曲げることからBent Topと命名されています。
ネックにはプレーンメイプル、指板はインディアンローズウッドを使用しています。
とりあえず見た目がすごい。神々しいですね。
こちらはボディトップ。ピックアップ配列はSSHです。
バック材がマホガニーで、フレイムメイプルトップ仕様なので、音色は甘め。ですが抜けます
高音域の煌びやかな質感も、Don Groshだからこそ成しえる物なのでしょう。
見た目は非常に派手目方向なのですが、このギターは本当に幅広いギタリストに使って頂けると思います。
しかもリアのピックアップはコイルタップ可能!
あと、これを説明しなければなりません。
こちらはBent Topのコントロール部。一見1Vol, 2Toneと思いがちなのですが、違うのです。
この写真で見て一番下のつまみ、センターorリアのトーンで大体使用されますが、DonGroshの国内入荷のストラトモデルは全てBlendノブとして配置されています。(一部旧品番でトーンノブとして機能する物もあります)
どういうことかというと、フロントPUとリアPUをミックスできるのです!これがまた良いのです!
ですので、ハーフトーンを選択して、ブレンドしてあげると、PU3発全て鳴らすことも可能。
3発鳴らしたときのクリスタルトーンは、時間を忘れてを弾いていたくなります。
そしてPUはもちろんDon Grosh工房内で手巻きで製作されているオリジナルの物が搭載されています。
お次はヘッド部の写真。マッチングヘッド仕様です。
ヘッドに使用されているフレイムメイプル材ももちろん5Aグレードです。
ちなみにパーツ類はゴールドパーツを採用。
お次はボディバック。マホガニーがお目見えです。
ボディバックでそそられるのは、やはりこのバックコンターでしょうか・・・。
すごくなめらかな仕上がりです。ほれぼれします。これも手作業で丸めてくれているからなんですね・・・。
さて、次のギターに参ります。
続いてはこちら。
Retro Classic Standard / Ocean Turquois Metalic
メーカー名 | 型名 | 値段(税込) | カラー |
---|---|---|---|
DonGrosh | Retro Classic Standard | ¥311,400 | Ocean Turquois Metalic |
続いてはこちら、実は今となっては非常にレアなモデルだったりします。モデル名はRetro Classic Standardと言います。実はこれ、生産が終了してしまったモデルなのです。もともとはRetro Classicのコストパフォーマンスモデルということで生産されていたのですが、製造コストと値段の折り合いがつかなくなり、急遽生産が終わってしまったモデルなのです・・・。ですが!コストパフォーマンスモデルと言っても、決して廉価版ではございません。むしろまた違った良さがあり、味があります。ではご紹介してまいります。
ボディ部の写真ですね。アルダーボディ、メイプルネック、ローズ指板仕様。特段ここは変わりないのですが、このモデルの一番下のノブはBlendノブではなく、オーソドックスなセンターPUのトーンが搭載されています。あとは6点指示トレモロが搭載されています。そしてボディシェイプもRetro Classicと同じくディンキーシェイプ。大事なサウンドですが、こちらの方がサウンドの重心がRetro Classicと比べて上にあります。が、強いアタック感を伴うよなガシッとした質感の出音ではなく、ほどよいバランスの、マイルドかつコシのあるサウンドに仕上がっています。ハイミッドの強調されたカツーンとしたトーンが好きな方はオススメかもしれません。
そして、フロント面のジョイント部写真。ここも素晴らしいく、指板エンド部の角の面取りが非常に美しく仕上げられています。もうさすがとしか言いようがないですね。
コチラは指板のヘッド側のはしっこですね。サクっと切られつつ、きちんと面が取られて丸くなっています。仕上げも美しいですね。
ヘッドのロゴですがお気づきでしょうか?そうなんです、Retro Classic Standardはヘッドロゴの縁取りがゴールドなんです!ちなみにRetro Classicはシルバーで縁取られています。
ボディバック部。こちらも美しくにバックコンターが丸められています。
お次はコチラです。
Retro Classic / Charcoal Frost
メーカー名 | 型名 | 値段(税込) | カラー |
---|---|---|---|
DonGrosh | Retro Classic | ¥490,104 | Charcoal Frost |
※指板サイドに修正痕がございますが、演奏上の支障はございません。
久保オーダーモデルのコチラですが、カラーはチャコールフロストと読みます。
メタリックカラーはカスタムカラーなのでちょっとレアだったりします!ピックガードはAged Peral White、SSHのPU配列でカバードのハムバッカーを選びました。イメージ的にはフュージョンな方に弾いていただくイメージでオーダーしてみました。材の仕様はアルダーボディ、メイプルネック、ローズ指板です。
先程もお伝えしましたが、PU配列はSSH。もちろんオリジナルのピックアップ搭載です。
こちらはコントロール部。このモデルはBlendノブ搭載ですので、フロントPUとリアPUがミックスできますね。
フロント側のネックジョイント部です。相変わらず指板エンドの面取りが美しい・・・。
ヘッド側の指板部です。初めてここを見た時、驚きました。Retro Classicのこの部分、ナットからヘッドへかけての部分ですが、綺麗に丸く仕上げているんです。Retro Classic Standardではここはこんなに残されていなかったですよね。
ヘッド部ですね。ロゴの縁取りはシルバーです。綺麗ですね。
ボディ部バックですね。この丸み、一度抱えるとくせになります。是非一度お試しください。
続いてはコチラ。テレキャスターモデルです。
NOS Vintage T / MaryKay Sonic Blue
メーカー名 | 型名 | 値段(税込) | カラー |
---|---|---|---|
DonGrosh | NOS Vintage T | ¥462,564 | MaryKay Sonic Blue |
こちらもコンセプトは"究極にトラディショナルで、最高の弾き心地とサウンドを"です。先程のNOS Retroと同じくフレット数は22、ですが3連サドルにトラディショナルなボディシェイプ、太めにサイジングされたネックという仕様です。アッシュボディ、1ピースメイプルネック仕様。これもまたテレキャス好きには一度は弾いてもらいたいモデルです。そしてこのモデルもフロントは非常に使えます。Retro Classic Vintage Tだと少しコリっとし過ぎているなぁ・・・という方はコチラを弾いてみることをオススメします。太く、芳醇。でも倍音豊かで美しい音色が味わえます。
コントロール部まわりはこのような感じです。こちらのモデルは、特にサーキット回りで特殊な仕様はございません。PUは変わらずオリジナルの物を搭載しています。
こちらはバック部写真。バックコンターはなくなっており、往年のスタイルを維持。ですが、こちらも非常に弾きやすいです。ボディバランスが良く、ネックもなぜかものすごく手に一瞬で馴染むので新品のギターであることを忘れてしまいそうになります。
こちらはヘッドロゴはおなじみのものが使用されています。
Don Grosh、海外ではGrosh Guitarsの呼び名の方が一般的なようですが、本当に素晴らしく良いギターしか彼らは生産しません。創業から今年で25周年となりますが、いまだ変わらない生産ペースを保ち、安定した楽器を製造されています。本当にいいサウンド、良い仕上がりの楽器をお求めのお客様は、一度だけでも、このDon Groshのギターを触ってみて下さい。「こんな楽器が存在したのか・・・!?」と驚かれるはずです。
梅田ロフト店は島村楽器の中でも数少ないDon Grosh Dealer店舗ですので、是非お問合せ、試奏にご来店下さい。
Don Groshブランドページはコチラ
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投稿者 | 久保 涼平 |
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プロフィール | 好きなギターはストラトキャスター、好きなギタリストはJohn Mayer, Stevie Ray Vaughan, Eric Clapton、TSペダル2個繋ぎを好む。梅田ロフト店新品エレキギター全ての仕入れ、管理を担当。過去に国内代理店様からの招待を受け、Mayones 35th Aniversary Partyに参加や、国内ギター工房を訪れオーダー担当を実施。よりプレイヤー目線に立った品揃え、接客を心がけて日々業務にあたっている。 |
電話番号 | 06-6292-7905 |
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