皆様こんにちは。ピアノインストラクターの吉武です。
さて、今回は私が愛用している楽器について紹介したいと思います。

私の所有楽器

YAMAHA C3LA

YAMAHA C3LA 製品情報（メーカーサイトへリンクします）

私が中学生の頃に両親に買ってもらいました。それまでは自宅のアップライトピアノで練習していましたが、発表会、コンクールなどでは必ずグランドピアノで弾くため、アップライトとの差に違和感を感じ始めていました。その頃に将来音楽の道に進みたいと思うようになり始め、姉も音楽での進学を志すようになり、両親にお願いをし、ついに念願のグランドピアノを買ってもらいました。(決して安い買い物ではないのでいろいろとありましたが、、ここでは割愛します)

嬉しくてたまらないものの、それとは引き換えに今まで練習の苦難を共にしたアップライトピアノは下取りに出したため、寂しい気持ちもありました。運送会社の方にアップライトピアノを家から出してもらう時は母と姉と私と涙を浮かべていたことを今でも覚えています。

とは言っても、アップライトピアノではつけにくかった音色の変化、強弱の幅、ペダルの踏み加減の変化ができるようになり、またピアノから出てくる響きの違いは当時の私にも分かるほど一目瞭然でした。

YAMAHA C3LAのいいところ

難しいことは割愛し、個人的な主観で紹介したいと思います。

音が明るく透明感がある

→明るい音が好きなので、ピアノ選びではこれを大切にしています。音色の変化にもしっかり応えてくれるピアノだと思います。個体差はあるので一概には言えませんが、柔らかい音がお好きな方はKAWAIなどのピアノが合うかもしれません。

弱い音から強い音まで幅が広い

→以前自宅にあったアップライトピアノは軽いタッチだったため弱く弾いても強く弾いてもあまり強弱が変わりませんでした。より表現豊かな演奏ができるようになるために以前よりも少し重ためのタッチのものを選びました。

適度な響きで、鳴りすぎずこもりすぎない

→よく響くピアノは弾いていて気持ち良いですが、本番で鳴りにくいピアノだと音が思うように出せない場合があるので、練習用のピアノは鳴りすぎないものが好きです。

自宅に置けるサイズ感

グランドピアノの横幅はどのモデルもさほど変わりませんが、奥行きはモデルによって大きく異なります。奥行きが異なるということは音を響かせる響板の大きさが変わります。

C1サイズとなると背の高いアップライトピアノより響板が小さくなるので、響きが豊かで自宅にも置ける範囲のC3サイズを選びました。

我が家のピアノの好きなところ

このピアノを購入してから10年以上が経ち、年々愛着が湧いています。

よく見ると真ん中の音域の白鍵の表面の塗装が剥げてきています。このあたりの鍵盤はよく弾く音域だということがわかります。（写真だと分かりづらいかもしれません…）中学生時代から、毎日毎日弾いていた思い出がこの鍵盤に詰まっているような気がして、可愛く思えてきます。

ピアノ椅子はこの形が好きです！後ろのレバーのようなもので椅子の高さを調節でき、上から〇メモリの高さと覚えておくといつもお気に入りの高さで練習することができます。

ペダルはやはり右側のダンパーペダルが一番よく踏むので、少し他の2本よりテカリ（？）が出ています。

あとは、ピアノの中を覗いた時の弦がきれいに並んでいる光景もお気に入りです。普段は音の大きさも考えて蓋は閉めて練習していますが、時々開けて弾くと響き方が変わって面白いです。

C3LAが欲しい方は、、

こちら生産完了品となっており、残念ながら新品を手に入れることはできません。

島村楽器では中古商材も取り扱っているので、中古であれば素敵なC3LAのピアノに出会えるかもしれません。

注意:梅田ロフト店にはアコースティックピアノのお取り扱いがございません。近隣の店舗ではららぽーと甲子園店で取り扱いがございます。詳しくはこちら。

ピアノコンシェルジュ展示ピアノのご紹介

(在庫状況、商談状況は常に変動します。ご了承ください。)

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