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クラシックな私が弾いてみましたシリーズ⑦~キース・エマーソン「ナットロッカー」~

ピアノ インストラクター 弾いてみた

皆様、こんにちは。ピアノインストラクターの吉武です。
今までクラシック畑な環境で育ってきた吉武ですが、最近は様々なジャンルの曲にも耳を傾けるようになり、他のジャンルにも魅力を感じ始めたので、その魅力をクラシックの視点を混ぜながらお届けしていきたいと思います。

さて、第1回目~第6回目はご覧いただけましたでしょうか。まだご覧になっていない方はこちらも合わせて是非ご覧ください。

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ①~ジャズ「Take Five」~

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ②~ボカロ曲「千本桜」~

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ③~バラード「ハナミズキ」「栄光の架橋」「未来へ」~

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ④~ウェディング「I Need To Be In Love(青春の輝き)」~

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ⑤~クラシック「ショパン:エチュードOp.10-5「黒鍵」~

クラシックな私が弾いてみましたシリーズ⑥~ビートルズ「yesterday」~

さて、第7回目の今回はクラシックをロック調にアレンジして演奏するキース・エマーソンをご紹介したいと思います。

キース・エマーソン

キースエマーソン

キース・エマーソン(Keith Emerson、1944年11月2日 - 2016年3月10日)は、イギリス出身のキーボーディスト、作曲家。シンセサイザー奏者の草分け的存在であり、ロックにクラシックやジャズの要素を取り入れ、シンセサイザーを楽曲の中心に導入した先駆者とされる。
※Wikipedia参照

キース・エマーソンの魅力3つ

まずは私が感じるキース・エマーソンの魅力を3つご紹介します!

①クラシック曲をロック調にアレンジしている

なんと言っても私が感じた一番の魅力はこれ!チャイコフスキーの「くるみ割り人形」や、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をロック調にアレンジされています。ロックを聞き慣れていない私にとって、原曲のクラシック曲とのギャップに衝撃を受けつつもとても心惹かれました。クラシック好きな方には曲が馴染みがあるので聞いていて面白く、またロック好きな方にはクラシック曲を楽しむきっかけになるというところも魅力だと感じています。

②派手なパフォーマンスが格好いい!

とにかくパフォーマンスが派手!なのに演奏はテクニカル!!あれだけ動きながらあの演奏クオリティには本当に驚きました!是非皆さんも動画を見てみてくださいね♪

③キーボードの魔術師

キース・エマーソンは「キーボードの魔術師」と呼ばれています。まるでキーボードを操っているかのような華やかなパフォーマンスは、「キーボードの魔術師」という言葉がぴったりですね。

さて、今回はキース・エマーソンの曲の中から、「ナットロッカー」を取り上げます。

ナットロッカー

特徴

この曲は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の行進曲をロック調にアレンジしたものです。タイトルの由来は「くるみ割り人形」=「The Nutcracker」(ナットクラッカー)を「Nutrocker」(ナットロッカー)ともじって作られたと言われています。ムソルグスキーの原曲を大胆にアレンジした大ヒットアルバム『展覧会の絵』のカップリング曲として、アルバムの一番最後に収録されています。

今回ナットロッカーをショートVer.でピアノで弾いてみましたので、まずはお聴きください♪

「ナットロッカー」のおすすめポイント

①斬新なロック調アレンジ

曲の始め、「あ、くるみ割り人形!」と思われた方も多いのではないでしょうか。しかし5小節目から曲調が変わり、ロックな雰囲気へと移ります。上の動画の0:09あたりに注目してお聴きください。

②拍の取り方が原曲と異なるアレンジ

途中の「♪ドーーレドーシーラーソーファーラー」からの部分が原曲と特に異なる部分です。
楽譜にすると分かりやすいのですが、音価(音の長さ)が倍になっています。

ナットロッカー

ナットロッカー

「ドーーレドーシーラーソーファーラー」と二小節にわたっています。

くるみ割り

くるみ割り人形

一小節に「ドーレドーシラーソファーラ」が収まっています。

③パフォーマンス

ここは私には真似できませんでしたが、キース・エマーソンが演奏するとかっこいいロックの曲に聞こえます!動画はYouTubeなどにたくさん上がっているので、是非一度聴いてみてくださいね!

「ナットロッカー」の難しいポイント

①ロック調のアレンジ

私の場合、クラシックの原曲のイメージが強く、ロック調に演奏するということが一番難しく感じました。
→アクセントやスタッカートなどアーティキュレーションを原曲とは変え、クラシックではあまり出てこない裏拍のアクセントを強調するとカッコよく演奏できます。

②テンポの速さ

速めのテンポで演奏しないと落ち着いた曲調に聞こえてしまいます。
→私の経験上、いきなり速いテンポで弾くと指が回らず「弾けない」と思ってしまうことになるので、始めはゆっくりから、徐々に目標のテンポに向かって少しずつ速く練習するとうまくいきます。

③和音をつかむ

演奏の中にたくさん和音が出てきます。4つの音を同時に押さえる場合も多く、手の小さい私には難しく感じました。
→和音には省略してもあまり響きが変わらない音と絶対に欠かせない音があるので、状況に応じて音を省略するとかなり弾きやすくなります。クラシックの場合、楽譜に忠実に演奏し、作曲者の意図を大切にする必要があると思いますが、アレンジして演奏する場合は弾きやすいように楽譜を変更することも有効な手段だと思います。

今回の検証結果

キース・エマーソンはシンセサイザーでクラシック曲を様々なジャンルにアレンジをされており、クラシックに馴染みのない方でも楽しく聴ける曲が多いと思います。また、クラシック好きな方も原曲とは違った魅力あるアレンジで楽しく聴くことができると思います。今年の3月に自ら命を絶ったと言われており、とても残念ですが、これからも愛され続けるパフォーマーだと思うので、皆さんも是非一度演奏を聴いてみてくださいね!弾いてみたくなった方は、挑戦してみませんか?私と一緒に音楽を楽しみましょう♪

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ピアノインストラクター吉武栄里子

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